その次のステップ

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チャートだけでつまずいている方も決して少なくないと思いますが、チャートを使うのは初めの一歩でしかなくて、その先が長いし大事であることは簡単に想像できると思います。

では一体何に重点を置いて考え進めばいいのかというところを書きたいと思います。ただ私は要点をかいつまんで書くのが下手で、ダラダラと長くなるばかりで、理解しやすいように書けるとは思いません。でも是非その中から私の言わんとしていることを汲み取っていただきたいと思います。

まずチャートですが、相場を料理に例えてみますと、どうしても必要な道具である包丁と同じです。スーパーで300円も出せば買える包丁から何万何十万もする包丁がありますが、ではその違いがはっきり素人にわかるかというと意外にわからない。チャートも同じで、証券会社が提供しているようなチャート、インジケータはスーパーの安売り包丁と同じと考えて良いと私は思っています。また、相場の入門書で説明されているテクニカル分析もそういうレベル。でもそこがスタートですからそれをまず覚えることは大事だと思います。でもそれで良い料理は作れない。

ただ道具の使い勝手は使う人の考え方によってまるで違うわけで、Aさんに良いものがBさんにも良いということは有り得ないんですね。ですから私が紹介するものもそれは私にとってベストであるというだけで他の人に取ってどうかはまるでわかりません。

ただ、私はありとあらゆる情報を求め続けて相場の世界に片足を突っ込み気が付いたらもう40年経っていて、一般的に議論されているインジケータや売買手法はかなり研究しました。旧かな使いの古い相場の書籍を買い集め、また現代の手法(この情報はやっぱりアメリカが一番)もいろいろ研究しましたが、やっぱりこれぞというのを発見できていません。というか私の理想が高すぎるのでしょう。いや、夢を追っていただけかもしれません。あるいは理解度が深まる前に諦めてしまったのかもしれませんが、大きなトレンドも掴めて、なおかつ転換点も掴める手法、インジケータなんていうのは存在しない。

でもそこそここれなら使えるかもというのが平均足、RCIの組み合わせでした。その他、サブのインジケータはいろいろ使いますが、この二つを中心に長年やってきました。しかし相場の世界から遠ざかっている間に分析の世界も進んで、面白いものがどんどん出てきているのに気が付きました。それがこの数日間にこのブログで紹介しているものです。もちろんそれが出すサイン通りに売買すればどうにかなるほど簡単ではありませんが、それでもかなり頼りになるのは間違いがないと思うし、一般的に使われている当たり前のインジケータ、またそれらの組み合わせよりは良さそうです。

ネットの中でインジケータの使い方などを説明してるブログは山のようにありますが、私から見るとそれらの多くはなまくら包丁の使い方を説明しているようにしか思えません(こんなこと書いちゃって良いのだろうか)。またせめて9桁ぐらいの資産を稼いだ人が書くのならまだしも、これから専業トレーダーになりたいなんていうレベルの人が書籍を出版するような時代ですから、経験のない人は混乱するばかりだろうと思います。でも私から見て、この人は凄い!と思う人もチラホラいますが、そういう人って意外に目立たないし、というか稼いでいる人はあえてそれを出さないし、手法を公開することも無いんですね。だからこれから相場を学ぼうとする人は本当に大変だろうと思います。一体何を目標にしたらいいのかわからないはず。

でも、言われるとおりにやってみれば良いんですね。それで勝てるか勝てないかすぐわかる。あるいは、その手法で売買した売買譜(売買実績)を見せてもらうのが一番です。それも100トレードぐらい見せてもらえれば、それをチャート上にプロットするだけで、その手法の良し悪しはすぐにわかります。というか、この手法が良いと言う人はまずウンチクを言う前にその手法で売買した実績を見せろと私は言いたい。世の中に氾濫している「これがいい」ってのは理屈が先で、実績は出されていないのが多いでしょ。これって詐欺と同じだと思うんですよ。

セミナーも昔は随分出てみましたが、ほとんどが書籍と同じレベルでした。その「これだ!」という手法が当てはまるチャートだけ見せて、「ほらね?」という感じ。書籍もほとんどがこのパターンで、それで利益が出るというなら、それでは私が利益は出ないという証拠のチャートの例を何十倍も出してやりたいといつも思っていました。理屈ばかりが先行し、本当にこの人、トレーダー?と思うケースは多々ありました。出席者の前で、実際にトレードして見せるセミナーも出たことがありましたが、拍手喝さいするような場面はなかったのが印象的です。

これはビジネスを学んだ学生が、新入社員として会社に入ってああせーこうせーと経営に口を挟むのと同じなんですね。でも世の中ってろくな教育を受けていない人の会社でもしっかり経営できている会社はいくらでもある。それは相場も同じで理屈先行で学んでも実社会ではそう簡単に勝てないのと同じ。でも経営のうまい人たちは評論家でもないし手の内を話してくれることってまず無いし、意外に自分がなぜ成功しているのか自分ではそのポイントを表現できない(本人にとっては当たり前のことだから)人も多いんですね。だから学ぼうとしているほうも簡単には学べない。

相場もそれと同じだと思って注意深く情報を集めないと良い情報には巡り合えないし、また良い情報かどうか自分に判断できるのかどうかという問題もあるし、なかなか大変だと思います。そして成功の秘訣って一つじゃないわけで、ましてやその手法は個人の性格や能力に大いに関係していますから、その秘訣というのはその人に取っての秘訣であって万人向けではないと思うべきでしょう。

じゃぁ、結局駄目ジャン、ってなりますが、諦めずに探しているといつか必ず自分に合うものと出会える日が来ると思います。なぜ多くの相場参加者が脱落していくかと言うと、諦めるのが早い、努力も中途半端だからだと私は断言したいと思います。それは普通の仕事と全く同じだと思います。

この普通の仕事と全く同じであるというところを相場参加者はきっちり考えるべきだというのが今日の日記の焦点かな。

相場って簡単じゃない、難しいって誰しもが言いますよね。じゃぁ、一体何が簡単なの?と私は聞きたいんです。この世に簡単に儲かるものが存在するのか?

そんなのはありゃしませんよね。では、仕事、お金儲けは全て難しいとしましょう。ではその難しい中で順位をつけたらどうなるのか?

私は批判を覚悟した上で言わせてもらいますと、相場は簡単な部類だと思います。小さな商社、夫婦でやってるラーメン屋。そっちの方がよっぽど大変だと思ってます。私はサラリーマン経験がほとんどない代わり自分でいろいろやってきましたが、物品なりサービスを売り、会社、スタッフを維持して、結果的にそして最終的に自分が手にする額なんて本当にスズメの涙だというのが私の仕事人生の実感です。自分が100万円を手にするために、いくらの売り上げが必要か考えただけでも眩暈がしそうです。なおかつ、何もしなくても流れ落ちるような固定経費があるし、利益が出たら出たで税金が凄いし、本当に世の中って恐ろしいと思う。それと比べると相場って楽だなぁ、というのが私の本音です。もし相場は難しいと本当に思う人がいたら、その人は絶対に自立して独立なんて考えないほうが良いと思います。また社会の荒波の中で生きて自営業をし、それでも相場の方が難しいと思う人は、きっとアプローチの仕方が違うのだろうと思うのです。今日はそこのところを書きます。

前にも書きましたが、私の父は相場師でした(専業ではありませんが)。そして結局大きな勝負で二度(三度というべきかな)も大敗し、トータルとしては大きくマイナスで終わりました。そのオヤジの口癖ですが、「相場は簡単。もし自分をコントロールできれば」でした。これを子供の頃から聞いていましたが、私もその通りだと思うようになったのは50を過ぎてからです。(笑)

相場は意外に簡単かもしれない。でもいつも邪魔をするのが自分の欲と恐怖なんですね。ですから相場に勝つにはチャート分析、ファンダメンタルズ分析(私はしませんが)よりも、自分とどう向かい合うかが一番のポイントかもしれません。こういうアプローチで書かれた書籍もあるはずですので、興味のある方は探して読んでみてください。書籍名は忘れましたがパンローリングから出版されています。調べればすぐにわかるはず。

あ、そうそう、いつものパターンで話が飛んで申し訳ありませんが、相場関連の書籍を買う場合、パンローリング以外の書籍は読まないと決め付けるのは意外にいいかもしれません。街の本屋に並んでいる多くの普通の書籍はあれはカモを集めるための釣りだと思っても良いと思っています。それと海外の書籍はいいものが多い。やっぱり海外のものは論理的なものが多く、大事なところを隠していないと思うものが多いと思います。月刊誌でStock and commodityというのがありますが、私はこれには随分お世話になりました。書籍になるほどでもない新たな手法とか考え方が出ていたり、英語の得意な方ならこれはmustかもしれません。PDF版も出ている様子。

話は戻って相場は普通の仕事と変らないという話ですが、多くの方が何か勘違いしているんじゃないかといつも思うことがあります。

「人生には波がある。仕事もそう。相場も全く同じで儲かるときもあれば損するときもある。」

こういう風に考えている方が多いと思うのですが、私はこれは言い訳だと断言します。

相場に関してはこれを言う人だとしても、もし会社で「売り上げがあるときもあれば、無いときもあるし、しょうがないよ」って言います?「先月はプラスだったけれど今月はマイナスだ。でもビジネスってそんなもんだ」って言います?

こんなことを言ったらまず飛ばされるでしょうし、そもそもこんなことは考えませんよね。大きな目標を小さく段階的にわけて、4半期なり毎月なり毎日の目標ってちゃんと設定されていて、それを死守しなくちゃならないってのがビジネスですよね?こういう目標設定なくしてやってるビジネスってどうなるか大体想像が付きます。

私は相場も同じだと思っています。絶対に勝たなくてはならないという前提で、どういう手法、どういう戦法で行くか考えるべきじゃないでしょうか。でも実のところそう考えるに至るのに30年近く掛かりました(笑)。それまでは儲けたり損したり、そこそこ行けるなと思いつつ大きくドカンとやられたり、一時期は損失トータルが8桁のなかば近くまで行きましたし、もう止めようと思ったことなんか何十回もありました。でも相場での損は相場で返さなければ一生悔いが残ると思って諦めませんでした。

どんな方でもそれなりの歳になれば、仕事の中で学んだことはたくさんあるはずです。私はそれを相場に当てはめてやることにしました。

私のバックグラウンドは商人です。両親がやっていた店は新橋のど真ん中でしたが、小さな店と10名足らずの従業員、我々家族は店の二階に住み込み従業員と共に住み、風呂も無い家で育ちましたが、そのおかげで商売そのものが自分の中にしみこんで、また商人とはどうあるべきかを私が幼少の頃から教えてくれる母がいたので、今思い返せば良い勉強になったと思っています。

商人は小さな売り上げ、小さな利益の積み重ねで、まさにチリも積もれば山となるという仕事。一発大きく売ろう、儲けようという考え方は皆無です。と、同時に雨が降れば売り上げが減るのが当たり前ですが、毎日の売り上げ(利益)はどうにか確保しなければならないという、暗黙の、しかし当たり前の約束事がありました。

この考え方って相場の一般的な考え方と相反するわけです。でも相場も同じだという、ある意味、非常識な考え方を私は今でも持っています。

小さな利益を積み上げる。これしかないと思っています。

大きな利益を狙う危険性は長い間相場をやっていると良くわかると思います。大きな利益を狙うということは、どうしても投資期間がそれなりに長くなります。1分足を見ながら100PIPSを狙うなんて絶対に無理ですから。多分日足を見てスイングトレードで勝負しようなんてことになるはず。でも私の信念として、投資時間が長ければ長いほどリスクは高まるというのがあります。何もしないのが一番ですが、投資するとしたらほんの一瞬で利益を出すのが一番リスクが少ないと信じています。たとえ数日間の投資だとしても、忘れることができない大事件がおきます。ブラックマンデー、911の同時多発テロ、リーマンショック、そして今回の大震災。これが起きたときにポジションを持っている恐怖をご存知の方は決して少なくないでしょう。大損した~~なんて人はいくらでもいますし、これで息の根を止められたトレーダーも半端じゃない数存在する。

つまり、毎日積み上げた利益もある日ある時何かが起きると全て飛んでします。それどころか大穴が開く。

これって商人から言わせると絶対に受け入れることができないリスクです。ではどうやって回避するか?その答えは簡単で、投資時間を短くすれば良いという答え。

大きな事件がなくても、土日を挟んだり、あるいは世界の要人が何か一言言っただけでまるで違う方向へ動き出すのが相場ですよね。それどころか昼休みを挟んだ前場と後場で動きが違うなんてのは日常茶飯事。こういう時にポジションを持ったままどうやって利益を出したり、リスクから逃れることが出来るのか、私には全くわかりません。一番いいのは、ポジションを持たないことぐらいしか考え付かないのです(笑)。だから超短期売買のスキャルピングしかないという結論に行き着きます。

そして是非見ていただきたいのは、ブラックマンデー、911のテロ、リーマンショック、大震災時のチャートです。世の中が大騒ぎして倒産する投資家が続出した(震災のときは??)わけですが、スキャルパーとしてチャートを見ていると、これって大事件でもなんでもないんですね。ボラが大きく(値動き)動いているだけで、実はこれは利益を伸ばすチャンスだったりするわけです。

スキャルパーではなくても、長期保持ではなくて短期売買をしている人なら、ブラックマンデーもそうだし、特に911のテロですが、チャートは売り指示を出していたはずです。つまり、最近紹介した平均足のチャートですが、ちゃんと赤に変わって、これから下方向かもよ?というサインを出していた。特に下降トレンドがはっきりしていたと私が思うのは911のテロの時で、本来プロならあの時点ではショート(売り)ポジションを持っているのが当たり前だと思います。つまり、あのテロで下落が加速して莫大な利益を出したトレーダーも数多くいるということ。

プロは皆儲けたとのかというとそうでもないはずで、またプロと言ってもいろいろで、多くの機関投資家の様に莫大な金額を動かして株式を保有しているプロ。つまりロング(買い)しかしない。そうかと思えば、ショート(いわゆる空売り)も駆使して上でも下でも値が動けばOKというヘッジファンド。証券会社で毎日売った買ったやっているプロもいる。だからプロという言葉で全て括ってしまうのは間違いであると思うのですが、長期投資ほど難しいものはないというのが私の考え方です。でも世の中にはバフェットみたいな投資の神様みたいな人もいて、長期投資こそが唯一の儲ける手法だと信じている人も少なくない。でも長期短期で分けるのはおかしなことで、バフェットはたまたま長期投資であるだけで、長期投資が良いということじゃないんですね。

ま、話が長くなりますが、とにかく私はスキャルピングしか我々のような凡人に利益を出す方法はないという結論に至りました。

儲けたり損したりというのは絶対に受け入れられませんから、たとえ少ない利益でも一日単位ではどうにかつじつまあわせをしました。でも実際にはトレード毎で言えば連戦連勝は絶対に無理で損失は出ますが、でも1日単位で損は出さないことは目標にしてやってきました。だから私の場合は、勝率が非常に大事で、30%の勝率でも利益を出す方法があるという考え方は完全に否定しています。その方法は利益は出ても「絶対に大きくできない」と思うからです。でも高い勝率の維持は簡単に行くわけもなく、一日単位でも損失を出すことはあるんですね。それどころか焦りますから余計おかしなトレードが増えて穴が大きくなる。でもこれはこれで大事な経験で、「常に自分の全てのトレードを後で検証する」という作業を必ずやるべきで、それをやることによってのみ自分の欠点をあぶりだすことが出来るのだと思います。

もし私の考え方に興味を持った方は、是非、スキャルピングに挑戦してみてください。そして一つ決めちゃった方が良いかも知れません。最高5あるいは6PIPSしか狙わないと。2-3PIPS狙いでも良いと私は思うくらいです。昔、日経225の先物では何年間も無駄な時間をすごしたと今では思うのですが、あの当時は10円、20円抜きを一生懸命やっていました。(笑)

最高でも5-6PIPSしか取らないと決めてしまうことによって、大きく稼ぎたいと願う欲を消すことが出来ます。この欲望は絶対に間違いなく心の奥深くに潜んでいて、チャンスがあれば出てこようとしているはず。で、こいつが出てくるとわけのわからんことを始めるんですね。ですからまずこれを押さえ込むためにも、5-6PIPSで十分という決め事を作る。注文時にストップロスは必ず入れるべきですが、その時にT/Pも入れてしまうということ。大きく動いたときには損したような気になりますが、スキャルピングなら一日に何十回も出撃チャンスがあるわけですから、そんなことにこだわるべきではないと思っています。

そして大事なことは毎日必ずプラスで終われるように努力すること。

これは難しいかもしれませんが、これが出来ないと8桁はもちろん9桁の利益を出そうとするのは無理だと思います。

利益を大きくする方法は3つあると思います。

一つは多くのPIPSを取ること。これは非常に難しいし、取れたときには最高に気持ちが良いですが、これを決して狙わないほうが良いと私は思います。もう一つは、小さなPIPSを何度も何度も取ること。そして最後は、建て玉を増やすこと。

この建て玉を増やすことなくして総利益を大きくすることは不可能だと思います。でもそれには恐怖が付きまといますが、超短期であることと、そして絶対に一日単位では負けないという自信がそれを克服させてくれるはずです。と、言いつつ、これもなかなか難しくて、10万円ポケットに入れていてもなんともありませんが、多くの一般人はたとえば5000万円のキャッシュをアタッシュケースに入れて一日歩かなければならないとしたらたいてい病気になると思います(笑)。それと同じ事でなかなか建て玉を増やすのは難しいですが、いつかそれを克服する必要はあると思います。

これはスイングトレードでも同じ事で、先月は18万儲けた。今月は6万円。でも先々月はマイナスだったからまだ今月はいいや、みたいな投資をしている人で、でもトータルはプラス。これをもっと増やしたいとなれば建て玉を大きくするしかないわけですが、でもまさに儲けたり損したりする自分のやり方で建て玉を大きくするなんてまず出来ないはずです。私には絶対に出来ません。

でも超短期ならその瞬間だけだからどうにか克服できるし、長期で持つよりリスクは少ない。そして自分の利益は小さいけれど絶対に一日を通したら負けないという自信があればOKだと思います。

ですから、結論として(今まで書いたのはなんだったんだ?笑)、ご紹介したチャートはトレンドも見れるしピンポイントの転換点も見れると思うのですが、それを見て実際に売買するとしても、是非、少ないPIPSでも負けないことに拘ってやってみて欲しいのです。負けたら値が戻るまで我慢するという意味ではなくて、駄目だと思ったら即刻損切りです。結果的に後で値が戻っても損切りしたことに後悔はせずに、損切りできた自分を褒めるぐらいでちょうど良いと私は思います。で、一日10トレードぐらいやって勝率が75%をオーバーしていれば9桁の利益は遠い話じゃないと思います。

まずは、一日1000円、100円でも良いでしょう。マイクロロット(千ドル単位)を扱う業者はあるはずですから、最小ロットである千ドルのトレードで良いと思います。それで数PIPS抜いても何十円にしかなりませんが、額は関係ありません。とにかくそれで勝つことを覚える。でも、デモトレードはいくらやっても意味がないと思います。デモトレードはチャートや手法のテストであったり、その業者の具合を見るためのものであって、売買の練習にはならないと思います。やっぱり小さ額でも良いからライブで練習。

その後は、利益を確保しながら様子を見て建て玉を大きくするだけです。

私は小心者ですから、しかし待つのは嫌いですから、とにかくトレード数を多くしました。前にも書きましたが、私がトレードを始めると生活が破綻するというのはそれで、一時期は日本市場のあとはドイツ市場(イギリス市場はやりませんでした)、その後、シカゴ市場が始まるわけで、全てが終わった後は、日本市場の準備みたいな感じで寝る暇もありませんでした。(笑)

FXだったらヨーロッパ市場とアメリカ市場の時間帯だけでよいのではないかと思ってます。

それと大事なこと。ってこれを書き始めると明日になっても書き終わらないと思うのですが、どの通貨ペアを選ぶかってのも非常に大事です。とにかくスプレッドが大きい通貨ペア、業者は使い物になりません。でもドル円の様にたとえスプレッドが小さくても値動きそのものが小さければ全く意味がないわけです。ですからスプレッドは値動きとの関連で考えないとなりません。5-6PIPSを狙うと言っても、それは状況によるわけで、ドル円だとしたら至難の技となるはず。一つの波の大きさがまず5PIPSもないことが多いですから。ですからEUR・USDとかスプレッドが低ければGBPがらみが良いのではないでしょうか。また時間帯によってもそれは変りますし、その日の値動きによってまるで違いますから、その辺は臨機応変に考えないと駄目。

この時に利用できるのが、あまり使う人はいないようですが、ATRというインジケータ。Average True Rangeというもので、値幅、ボラティリティと考えても良いかも知れません。これで値動きの値幅がわかるので、これが大きくなっている通貨ペア、時間を選ぶとか、この数値によって狙うPIPS、あるいはロスカットの幅を考えないとなりません。全ては臨機応変ということになってしまいますが、これは経験の積み重ねで乗り越えるしかないと思います。また、このインジケータをどう利用するかというのもかなり論議されていますので、暇があったら是非それも見てみると良いとおもいます。

今回、このブログに相場のことを書き始めたのは、大きく儲ける、あるいは相場で資産形成をするというのが目的ではないのは読者の方はご存知でしょう。月々10万円程度で良いから、老後の生活にそれをプラスして、そしてなおかつそれがプラスアルファの所得であるなら一部分を社会貢献に回そう。そしてそれを広めて有意義な老後にしませんか、という考え方です。

ただ、相手は相場という怪物で、10万円なら簡単に儲けられて、9桁は難しいというものではないということ。10万円といえどもコンスタントに利益を出すのは簡単ではない。でもそれができれば9桁も同じってことなんです。だから今日、これを書きました。

とにかく、毎日1000円の利益を出すこと。それが全ての始まりであるってこと。

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