やっぱりおかしな投資話だった~~

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かなり前ですが、読者の方に「これどう思います?」という形である投資話を紹介されました。

アメリカでの病院の保険会社に対する診療費請求を代行するサービスみたいな感じで、日本円で年に6-8%の利回り保証をしていた。

そんな良い話なら他人に勧めるわけがないし、でも薦めるという事はリスクは客持ちってことしか考えられませんよね。だからきっと詐欺の一種だろうと書いたのを覚えています。

その会社が案の定、尻尾を出した。

国内顧客資産1300億円消失か 監視委、処分勧告へ  ← クリック

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 資産運用会社「MRIインターナショナル」(本社・米ネバダ州)が、日本国内の顧客から預かった資産約1300億円を運用せず、財務局にもうその事業報告書を提出していた疑いがあることが25日、証券市場関係者の話でわかった。資金の大半が失われている可能性があるという。

 証券取引等監視委員会も、立ち入り検査などを通じてこうした疑いを把握しており、26日にも金融商品取引法違反の疑いで行政処分をするよう、金融庁に勧告する方針だ。

 MRIは1998年設立。診療報酬を保険会社に請求できる権利を債権化した金融商品(MARS)を米国で扱い、年利6・0~8・5%で資金を運用できると宣伝。広告を経済専門誌や全国紙に出し、会報に芸能人を登場させるなどして、富裕層を中心に顧客を集めていた。同社のウェブサイトでは、昨年末時点で約8700人から約1365億円を預かっていると公表している。日本では東京都千代田区に事務所を置いている。
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1300億って凄い金額ですが、人数は8700人ですと。何千万、何億も突っ込んだ人がいるってことですよね。バカだよね~。うまい話には裏があるってどうして思わないんでしょうかね。豊田商事と同じじゃないですか。

私も楽をして儲けたい口ですが(笑)、こういう話に乗ろうと思ったことは一度もありません。でも考えてみると定期預金の何倍もの利回りといううま過ぎる話だからおかしいと思うわけで、定期預金よりちょっと良い程度のうま過ぎない話なら乗っちゃうかもね。

例えば豪ドルのファンドで毎年8%は確保しているみたいな。米ドルでもいいけど。(笑)

世の中に普通に流通している金融商品を自分で売買して高利回りを得ると言うリスクならわかるけれど、預けたままで高利回りを得ることはまず不可能ですよね。そんなのがあるなら一般からお金を集める必要なんかないですもの。全部自己資金でやるでしょう。でも募集するということはどこかにリスクがあってそれを客に取らせたいってこと。元本保証も同じで、元本保証ならリスクは少ないと思ったら大間違い。会社は元本だけは保証できるように国債などで回し、余剰分でやりたいことをやるだけのことなんですから。

どこに預けるのかというリスクの取り方って非常にうまくないと思います。AさんBさんCさん、どの人にお金を預けたら良いのかみたいな。

どうせリスクを取るのなら自分がDさんになってリスクをとるべきですよね。でもそれができないのなら諦めるしかない。まぁ、こういう怪しい会社に投資するのもひとつの投資と言う考え方だけは排除しないと、あれもこれも糞ミソ一緒でわけがわからなくなるんじゃないかなぁ。

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