ヤクルトの増殖は牛乳じゃなくてスキムミルクを使う

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最近の我が家の「飲むヨーグルト」ですが、市販のヨーグルト(ブルガリア系+ビフィズスを種に使い増殖させるのにはちょっと飽きてきましたので、ヤクルトを使うようになりました。

ヤクルトの増殖に関しては何度か書きましたが、ポイントがあるようです。それはスキムミルクを使うということ。

そもそも本家のヤクルトはスキムミルクを使っているのはネットの中を調べてもわかりますが、私はあまりスキムミルクが好きではなくて(カロリーはあるにしても)フルクリームの牛乳が好きでそれを使っていました。

ところが牛乳を使って培養しますと、なかなかうまくいかないんですね。透明のホエーが結構出来るんです。まぁそれが出来たところで困ることは全く無くて、我が家は飲むヨーグルトですから撹拌してしまえばなんてことはありません。でも冷蔵庫に入れおくとやっぱりまた分離してしまう。これの原因は私にわかるわけもないのですが、脂肪分が分離しやすいのかもしれませんね。ヤクルト菌はそういう種類の菌種なのかもしれません。また普通のヨーグルトでもホエーが出来ることはありますが、普通、ホエーは上に溜まるのですが、ヤクルトの場合、なぜかホエーは下にたまる。なんなんでしょうねぇ。

昨日は好きではないもののスキムミルクで作ってみました。スーパーで売っている粉のスキムミルクです。10リッター分で2ドルぐらいのもの。

作るのは2リッターぐらい作るのですが、まずは1リッターぐらいの冷水を容器に入れ、それに粉のスキムミルク、菌種の餌としてイヌリン、難消化性デキストリンをたっぷり入れましてハンディフードプロセッサで撹拌します。今までは消毒目的、そしてスキムミルクや水溶性食物繊維が溶けやすいように熱湯を使っていました。もちろん種菌、ヤクルトやヨーグルトを入れる時には適温まで下げますが、それに関して読者の方から、お湯が熱いとスキムミルクは返って溶けづらいことを聞きまして、またスキムミルクのパッケージを見ると、なるほどCold Waterを使えと書いてありましたので、今回は冷水を使いました。

そしてヤクルトは3本投入し、また冷水を足して約2リッターの量にします。ヤクルトは買うと結構高い(あの小さなボトルで1ドルぐらい)ので、2リッターの量にうまく増殖できれば万々歳。(笑)

それを容器ごと水を張ったお鍋に入れて低温調理機をセットし、温度は38度で24時間放置。

あえて写真は乗せませんが、かなり良い具合に出来上がりました。ホエーの分離は非常に少なくて、綺麗にヨーグルトらしく固まっていました。我が家は飲むヨーグルトが好きですので、ヨーグルトが固まっていても甘さや味を調節して撹拌してしまうのですが、今回のヤクルトの培養はあまりにも綺麗な固まったヨーグルトになって、撹拌するのがもったいないと思うくらい。

ううむ、やっぱり写真ぐらい乗せましょうかね。今、撮ってきます。(笑)

ヨーグルトか豆腐か?みたいな感じ。かなり柔らかくて出来立ての豆腐みたいな感じ。

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今までも何度かヤクルトの増殖はやっていますし、本家のヤクルトと同じ様にスキムミルクを使っていましたが、これほど綺麗にできたのは初めてです。味はもちろん甘くないヤクルトの味。

これに柑橘類、あるいはリンゴジュースでも入れて甘くすればヤクルトそのものになるはず。ただ、私は一切砂糖は食べませんし、ヤクルトとそっくりにする必要がありませんのでこれなら完璧。

どうして今までこういう風にならなかったんですかね?

私はいつも目分量で作りますし、入れるものはいつも適当ですがそんなに以前と差はないはず。ただ違いといえば

◯ 水道水ではなくて冷たいスプリングウォーターを使った

これぐらいじゃないでしょうか。このスプリングウォーターはいわゆる大きなボトルに入った水で届けてもらうアレですが、これには全く「塩素」が入っていないのはわかっています。前は水道水を使っていましたから当然塩素は入っている。もちろんヤクルト菌、乳酸菌にとって塩素は毒でしかないわけですが、これほど違うもんですかね?

その内、水道水を沸騰させて冷やしたものを使ってどうなるのかの実験もしてみようと思いますが、再びスプリングウォーターで作れば同じものが再現できるのか、それの実験を先にしないとですね。

どちらにしましても、ヤクルトはスキムミルクで作るというのがその通りであるのがわかりました。脂肪分を固める作用が強いのかもです。

 
 
 

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