真剣にスモークサーモン・パイを作ってみた

古いエントリーが表示されているかもしれないので、是非、「投稿日」を確認してください

先日のミートパイを作った時に、美味しいことは美味しいのだけれどワンパターンになっているので、何か違うパイを作ってみようと思っていました。

そんな時に冷蔵庫の中で見つけたのがスモークサーモン。我が家はみんなスモークサーモン好きで、私は一日に一度はサラダを食べるのですが、その時にこのスモークサーモンを入れたり、エビやイカをちょっと茹でただけのものを入れると、それだけで十分な一回の食事になってしまうので(健康のためにイヤイヤ食べていましたが、最近は慣れました)、スモークサーモン、エビ、イカは結構買いだめしてあります。

でもこのスモークサーモンも早く食べないと危なくなります。これはこの1パック700グラムで量が多いのですが、非常にお買い得で生鮭より安い。(笑)

本当は鮭ではなくて海水で養殖された「ニジマス」で、これが多く流通しています。

RX1R-06092

これを使ってパイを作ろうと思い立ちました。

出来上がったのはこれ。イタリアンパセリとケイパーだけで食べます。

RX1R-06117

使ったスモークサーモンはこれだけ。350グラムぐらいかなぁ。

RX1R-06094

久しぶりのホワイトソースなのでちょっと真剣に作ってみました。

鍋にバターを溶かして・・・

RX1R-06096

これに小麦粉を入れてしっかり炒めます。上手くまとまってもその後ポロポロしてきますが、まだ炒めます。すると滑らかになってまたまとまるんですね。そこで火を消して冷たい牛乳を入れてまた練り上げます。そしてまた炒める。

いい感じにまとまりました。

RX1R-06098

これの4分の3ぐらいフライパンに移し、適度な粘度にするために牛乳、クリームを入れます。でも悩んだのがどのくらいの硬さにするべきか。そしてスモークサーモンとホワイトソースの割合をどのくらいにするのか。基本的にはパイの餡にするわけですから、スモークサーモン多めで固めに仕上げようと思いました。

RX1R-06102

これにスモークサーモンを投入するのですが、さて、どのくらい火を入れるべきか。パイにしますから合わせるだけでも良いとおもったのですが、どうせ餡は余るでしょうし、ちゃんと火を通しておかないとダメになると思って、普通に火を通しました。

RX1R-06107

いい感じになってきましたが、ここで味を調整するにもどうするべきか。このまま食べますと抜群に美味しいのですが、パイだとどうするべきか。悩んだのはケイパーを入れるか、そしてイタリアンパセリを入れるかどうか。ただ初めて作るパイですから、下手に余計なものを入れると困ると思い、ミルク味がもう少し欲しかったのでクリームを、そしてやっぱりスモークサーモンですからちょっと食べるには良くてもしっかり食べると塩っぱいんですね。そこで砂糖を少々入れて、あとは黒胡椒だけで完成。冷やしておきます。

パイの方はいつもと同じで、マフィン用のプレートを使いました。そして冷えた餡を入れて蓋をして、卵黄を塗る。

余ると思っていた餡ですが、ちょっと足りないくらいでした。作りながら味見をして「うま~~~~」なんて食べていた分だけ足らず。(笑)

RX1R-06111

オーブンはコンベクションで185度。約20分で出来るはず。18分ぐらいは放置してそれからは付きっきりで様子を見ます。焦がすと全部パーになりますから。(笑)

RX1R-06116

結果的には22分ぐらいでした。パイを取り出して放置し、余熱が取れたら食べます。

完成図は上の画像ですが、やっぱりスモークサーモンですからケイパーは必要だと思い、ケイパーと絶対あったほうが美味しいイタリアンパセリだけを添えました。

切った感じはこんなで、決して固めではないけれど柔らかすぎるということもなく、ま、こんなもんかな?

RX1R-06120

味ですが・・・・・

美味しいものの、美味しい~~~~~~!という感動は無し。(笑)

味付けが普通すぎるんでしょうね。またやっぱり塩っぱさを感じます。こういうふうにするとスモークサーモン独特の風味は飛ぶわけで、以前、スモークサーモンのテリーヌを作った時のように、スモークサーモン+生鮭で作るのがベスト、あるいはベシャメルソースに力を入れて、具材そのものは缶詰の鮭やツナでも良いかもしれないと思いました。今回のスモークサーモンはキロ単価が非常に安く、生鮭よりも安いくらいだから良いですが、普通、スモークサーモンはそれなりの価格がしますし、こういう作り方をするには適していないし、その必要もないってことかもしれませんね。

味付けの冒険をするのは非常に怖いですが、でもやっぱり果敢に攻めないとなんの特徴もないものになってしまうと思いました。こういうものは素材の良さを楽しむものじゃないと思いますし。

美味しかった~~~。でもちょっと残念~~~~~。(笑)

おまけ。

最近、どうしてパイを作るのにマフィン用のプレートを使うかですが、この中途半端な大きさが非常に良いと思うんです。これ以上小さいと作るのが面倒ですし、大きくすると完成度を上げないとダメなんですね。つまり味が濃すぎたり問題があっても、誤魔化せる量でこの大きさならどうにか食べれるんですね(笑)。また飽きの来ない量とも言えますし、数種類のパイを一緒に作る場合にも適している。

それとですね。このプレートは6個用ですが、これが冷凍のパイ生地と相性が良いんです。冷凍のパイ生地を2枚この様に切ります。

一枚は4等分。

RX1R-06109

もう一枚は二等分して、半分をまた半分にして、同じ大きさのを6枚作ります。残ったものは8等分しますと、その内の6枚がパイの蓋として使えますし、余った小さな二枚は補修用につかえて、全く無駄がないんですね。

RX1R-06110

こんな安いパイの皮で・・・って思うかもしれませんが、私としては数円のものだとしても食べ物を捨てるのが嫌で、近年は有効活用をしたいと思うようになりました。その点、このマフィン用プレートですと、しっかり6個出来て、生地のムダも皆無で、精神衛生上非常に良いのです。(笑)

そして、ベシャメルソースの素ですが、少量残りました。

RX1R-06112

これも昔なら捨てちゃうのですが、ちゃんとラップして冷凍庫へ。この量だけで朝食の3人分ぐらいのスープは問題なく作れますから。

それもこれもヨメさんの教えが怖いからでしょうかね。(笑)

ヨメさんって面白いんですよ。冷蔵庫を見ると2センチしか無いニンジンとか、セロリの葉っぱとかとってあるんですよ。それって普通?

 
 
 

「にほんブログ村」のランキングに参加しております。是非、応援のクリックをお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ ゴールドコースト情報へ