私は安倍さんが「バクダン宣言」に近いことを言うと思っていたのはこのブログに書いた通り。それは「延期ではなくて凍結」であり、「長期に渡る大型の財政出動」、そして「減税」すらあるかと。
でも安倍さんも常識的な人だった。(笑)
あの程度のことじゃ市場は喜ばないわけで、それが相場の動きにはっきり出た。
CFD日経225 Day chart
ま、急落ってことがなかったのは良かったのかも。
しかし日経225はつまらない動きになりましたね。こういうヨコヨコの時(トレンドを見る指標が収斂したまま)には何もしないのが私の大原則で(分足も同じ)、近寄らずに静観することにしています。昔は「毎日トレードする(日経225の先物、オプション)」のが当たり前だと思っていた時期(デイトレがまだ普及していない頃)があって、こういう時でも(日足の)オシレータを近視眼的に見て「上げでも下げでも取ってやる」なんて息巻いていましたっけ。下げトレンドの中の戻しでも買いで取ろうとしていた(これは逆張り)頃でした。大きく陽転するかもしれない、なんてね。(笑)
為替は「世の中には何もなかった」様な教科書に乗せても良いような素直な動きですね。直近の安値を割るのかどうかが見どころ。
USD/JPY Day chart
安倍さんが爆弾宣言をするだろうから「コール」でギャンブルも面白いと思っていて、「突っ込んだところは買い」と書いて来ましたが、そこでコールを買ったとしても多少上がってオモシロイと思ったところで急落という結果になったはず。
私が過去に「ギャンブルしたい」と思うときって何度かあって、でも大体失敗ですわ。一番損失が大きかったのが「JAL」。政府は絶対に潰さないと信じていましたからかなり突っ込んでしまった。(だから旧民主党には恨みがある 笑)
いかに私がファンダメンタルズを読めないかという証明ですね。そもそも思い込みが激しい性格ですから無理なんでしょう。
やっぱり私にとっての相場って、一切ファンダメンタルズを考えない、新聞もニュースも見ないで「チャートだけを見る」のが良いと再確認。ただし、重要人物が何か発表する様な時、大きな指標の数値発表時(デイトレの場合)、世界的な大きなイベントがあるときには「何もしない」のが正解かと。
ま、そういう時に方向性を予測してトレードするのも面白いのはわかるんですが、それは私にとってはギャンブルと同じ。職人がやるべきことじゃない。
こんな歳になってもまだまだ勉強中で、馬鹿なことをやりたくなる自分が情けないです。甘いんでしょうねぇ。