カーブで「客家料理」を食べた

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カーブで食事をしようと思ってキョロキョロしていたのですが、面白そうな店を見つけました。

客家料理なんですが、外に出してあるメニューを見たらかなり本格的な感じがします。ブキビンタンにある客家レストランって私は「なんちゃって客家料理」と言ったら怒られるのかもしれないけれど、客家料理という名の違うレストランみたいで、本格的なものを食べていたいとずーっと思っていました。

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しかしまぁ、メニューが多いこと多いこと。食べてみたいものばかりですが我々はたった3人。どうしようもないので客家らしいものを選びました。ウェイーターにも客家らしいものをと聞いたのですが、案の定、豚の角煮を薦めてきました。でもそれはパスして似たような煮込み。

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ああ、飲み物は青島啤酒で乾杯し、オツマミは豚の耳とか。

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豆腐とピータンとか。

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我が家ではエッグエッグと呼んでいる蟹の卵と鶏の卵の蒸し料理があったのでそれを頼んだのですが、早とちりでした。蟹の卵じゃなくて塩漬け卵の黄身だった。でも美味しい~~。

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カンポンチキンのお酒で煮込んだもの。お酒のアルコールが飛んでなくて、このスープをしっかり飲んだら間違いなく酔っ払うような料理。こういう料理ってあるんですねぇ。

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客家料理らしいフライドライス。お茶のようなスープのようなものがついてくる。これが擂茶なんでしょう。面白い味でした。

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しかしなんていうのか、客家料理って私はあんまり好きじゃないのを再確認。歴史を考えれば想像もつきますが、具材が私が考える中華とは違って、日本で言えば「海のない県の郷土料理」って感じなのね。

これはこれで良いのだけれど、そもそもその手の郷土料理が好きではない私はこの客家料理もイマイチに感じました。客家の特徴はそのまま出ているんだろうけれど、なんていうか料理人の腕を感じない料理って面白くないんですわ。

あの客家の丸い砦みたいな大きな家に招待されて、大家族と一緒に家庭料理を食べたような感覚。

未知のものを食べる面白さはありますが、私にはそれ以上のものではなし。

そもそも豚バラの煮込みもそうですが、豚の角煮に一生を捧げた私としては(笑)、あの肉は受け入れられません。これはブキビンタンの客家レストランで食べた豚の角煮も同じで、あの程度のものなら誰でも圧力鍋を使えば簡単にできちゃうレベル。味付けは独特ですが、それだけでしかないって感じるのです。

ヨメさんも長男も「面白いね~」とはいうものの「感激するような美味しさはないね」という点で一致。リピートはないだろうなぁ。

ところがですね、90になるカーブ好きのオヤジに「カーブで美味しい店がある?」と聞いたところ、「中華で美味しい店がある」というんですわ。ヤバイと思いつつ聞いたらやっぱり同じ店。(笑)

「でも行くたびに味が違うんだよ。ま、どこでも同じだけど」ですと。

メニューがとにかく多くて、長男が「ここの点心を食べたい」と何度も言っていました。確かに包み方からして普通の広東料理の点心とは違うのがわかる。私もリピートはないと思いましたがあれは食べてみたいです。それと客家酔鶏もあって、これってつまり私の大好物の海南チキンみたいな紹興酔鶏の一種。だからもう一度だけ行ってみますかね。

最近、あちこちのレストランに行って思うことは「なんでも美味しいレストラン」を求めたら駄目だということ。「XXXX店のXXXXXが美味しい」とターゲットを絞るべきなんだろうな、と。

でもゴールドコーストみたいに中華(も)駄目なところにいた私としては「これが中華だ!どうだ!!」という店に憧れます。

そういう意味では今のところ、マンダリンオリエンタルのライポーヒン、JWマリオットのシャンハイは良いと思っていて、二度続けて残念な思いをしたリッツの麗苑はいつかリベンジをしないとならなりませんが(特に北京ダック)、安心していろいろな料理にチャレンジできる店を探したいです。

できればホテルの中の有名店ではなくて、というかそういう店は美味しくて当たり前だし(そして高いし)、どちらかというと古臭くて歴史のある街の中の美味しいと言われる有名店に行ってみたい。

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