圧力鍋を買わずにすんだ

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今日は午後から圧力鍋を買いに出かけました。

結構、こういうのってウキウキする私。(笑)

ところがですねぇ、売ってないのね。ハービーノーマンという電気屋に行ったら、電気式の圧力鍋しか売っていない。まぁ、当たり前ですよね。ではK-MartやTargetで売っているとメーカーの広告を見たので、行ってみましたが売っていない。さて、調理器具専門店に行けば売っているのは間違いがないですが、私の知っている限りではプロ用の商品を置いている所と、気取った高いものばかり置いている店、あるいは無名の安物しか売っていない店しか知らない。どこへ行ってもお目当ての圧力鍋がないんですよ。今まで使っているのと同じメーカーTefal(日本ではT-fal)を探したけれど売っていない。

通販で買えば安いのはわかっていたので、通販で買うことにして帰宅。でもこっちの通販っていつ届くかわからないのね。日本のAmazonみたいに次の日には届くなんてことは絶対にあり得ないし、下手すれば1-2週間待たされることもある。

そんな時に、フト、そもそも圧力鍋ってどういう仕組なのか知りたいと思って、その蒸気漏れがするようになった10数年使った圧力鍋をいろいろ観察してみたんです。まぁ、蓋をきっちり締め付ける機構と、蒸気が逃げないようにパッキングがあるだけという構造なのはわかっていましたが、パッキンが駄目になるとどうなるのか、そんなことを調べていたんです。

でもパッキンが劣化したようにも見えないんですよ。

おかしいなぁ、と思いつつ、パッキングの形状を見ながら、変な14箇所の切り込みがあるのに気が付きました。蓋には6箇所の爪があって、パッキンをはめた時に切り込みのところに爪が来たら、そこから圧が逃げてしまう仕組みになっている。ところがですね。どうやってもどこかの爪がその切り込みと重なっちゃうんですよ。おかしいでしょ?

これじゃ常に圧が逃げてしまうはず。でも今まで使えていたということは、爪と切り込みが重ならないようにセットできるはずだと思ったんですが、どうやっても駄目なんですよ。どうしてもどこかの爪が切り込みにホンのちょっとだけ重なっちゃう。

でも、もしかしたらそれが正常で、そういう変なはめ方しか出来ないのは、もしかしたら安全対策ではないかと思ったんです。つまり、圧力が掛かるとシューーーっと蒸気が出てきますが、もしその穴が詰まっていたらどうなるのか。恐ろしいことになりますよね。もしその時にパッキンが中途半端にくっついていればその弱いところから蒸気が逃げるはず。

どういうことかというと、蓋にある6箇所の爪と14箇所の切込みがあるパッキンが、どうやってもちょっとだけ切り込みに掛かってしまうようにわざと作ってあるんですね。どうしてもどこかの爪が切り込みに掛かってしまうけれど、うまくやるとホンのちょっとだけ切込みを避けられる。

この微妙で中途半端な状態を維持することが大切なんだろうと気がついたわけです。もし過大な圧力が掛かったら、この中途半端に爪と切り込みが合わさっているところから圧が逃げるはず。もしその中途半端な状態がないとしたら、圧がガンガン掛かっても蒸気は逃げないことになる。ということは危険だってことですよね。

ぴったりパッキンがはまらないような変な作りになっていると思ったんですが、実はそれは安全対策であった。

ということで、パッキンをずらしながら、どうにか爪に切り込みがかからない微妙な位置にして使ってみたら、万々歳。正常に使えました。直っちゃった。

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