マレーシアの大気汚染が気になる。青空ってあんまり見たことがないなぁ・・

マレーシアに上陸して2年、こちらの気候にも慣れてきましたが、やっぱり気になるのは「ヘイズ」「大気汚染」です。

我が家は常に窓を開けた状態ですから風通しは良いので「冷房を掛けないと生活できない」ということは無く、私と息子は冷房なしでも全く問題がありません。冷房をつけるのは「暑さに弱い」「大気汚染に弱い」ヨメさんの部屋だけと言っても良いくらい。ヨメさんは単なるワガママであるのかもしれませんが、マレーシアに行くと決めた2008年頃から「乾癬」という病気にかかりまして(ストレスが原因と言われている)、暑くて汗をかいたり大気汚染で症状が悪くなるのは間違いがなく、ヨメさんの部屋だけは「窓を締め切った隔離部屋」みたいな状態。(笑)

マレーシアのヘイズって有名ですが、日常生活に支障があると感じたことは一度もありません。でも窓を開けっ放しにしているので、家具や床には「すぐにホコリが溜まる」状態です。ちょっと掃除を怠ると家具でもなんでも「うっすらホコリが溜まる」状態で、指で文字が書けるぐらい。

これってどこの国でも都市でも同じ様なものかもしれませんが、我々が25年暮らしたゴールドコーストでは全く経験をしたことがないので非常に気になります。

ゴールドコーストの空気の良さってもしかしたら異常かもしれなくて、1991年にゴールドコーストに上陸した時には、真夏にゴルフを2ラウンドして汗をたっぷりかこうが、一日中あちこちに動いて仕事をしようが、「シャツの襟が黒くなったことは一度もない」ってこと。駐車している車にもホコリが付くことってほどんど無くて、洗車をする頻度も非常に低かったです。

どれほどゴールドコースト、あるいはオーストラリアの空気が綺麗かというのは、オーストラリア人が「水の綺麗さ」を言う時の言い方でわかります。彼らは綺麗な水を「雨水のようだ」という言い方をします。我々日本人の「山奥から湧き出る水」の感覚でしょう。

マレーシア出発前の自宅を売る間、借りていたコンドからの眺め。これがゴールドコーストの日常でした。

この眺めが、ゴールドコースト生活25年の見納めとなりました。(笑)

自宅からはこんな。こんな環境で生活し、子どもたちも育っていきました。

眼の前の運河では黒鯛、キスが入れ食いで(たまにマゴチ、季節によってはトラバリーも生き餌を使うと釣れた)、マッドクラブも仕掛けを投げ込んでおくといくらでも捕れました。でもそれしか捕れないので飽きちゃう。(笑)

私以上に釣り好きなヨメさんと、子どもたちを寝かした後に「酒とつまみ」を用意して桟橋で真夜中まで釣りをしていた日々が懐かしいです。

たった一度だけですが、イルカの群れが入ってきたのを見たことがありましたっけ。でもこの運河には「ワニ」はいません。また泳げるほど綺麗じゃないのね。とういうか川ですし、泥地なので透明度は低い。後年は汚染も広がり川で捕れた魚、カニは食べないようになっていきました。

こんな風に、川、運河が発達していて、ウォーターフロントの家が多くあります。

ゴールドコーストも都市が拡大し、人口が増えてから汚染は増えた感じがしましたが、「汚染が酷い」と思ったことはありませんでした。

ま、そんな状態でしたから、マレーシアは我々にとっては「かなり空気汚染が酷い」と感じるのかもしれません。

ま、場所が変われば環境も違うのは当たり前で、私はゴールドコーストに未練があるのではなくて、マレーシアのこの透明感のない空気にまだ戸惑っているって感じです。マレーシアはゴールドコーストにない良さがあるから我々はマレーシアに来たわけですが、でもやっぱりマレーシアの空気に対する不安感は拭いきれていません。

床や家具に溜まったホコリを拭き取ると「真っ黒」なんですね。これだけホコリが溜まる空気を毎日吸っているのかと思うとぞっとするのですが、このホコリって「灰、煤」であることは簡単に想像できます。気管支が弱い人、喘息を持つ人達は大丈夫なんだろうか。ちなみにヨメさんは喘息持ちで、いつも薬を持ち歩いていますが、自分の部屋だけは締め切って冷房を掛けるのはそれもあるんでしょう。

面白いのは、今のコンドを借りる時にオーナー側の不動産屋と話をしたとき。

ダボ 「この部屋は風通しが良くて良いですね」

不動産屋 「コンド自体の位置が関係しているでしょう」

ダボ 「でも結構ホコリが溜まるんですよね」(その前の1年間、同じコンドの高層階に住んでいたのでわかる)

不動産屋 「え?窓は開けっ放し?窓は閉めて冷房を掛けないと駄目ですよ

ダボ 「・・・・・・・」

この時に、なんて俺たちってケチくさい生活をしていたんだと思いました。でも4BRで仕事部屋まである大きなユニットで常時冷房なんか掛けたらとんでもない電気代になるのは間違いがなくて、そんなのは無理だと思いましたわ。

でもユニットの中を裸足でちょっと歩けばすぐに足の裏は真っ黒になりますし、常時スリッパを履いていますが、そのスリッパそのものが、裏だけじゃなくてかなりのスピードで真っ黒になる。(笑)

仕事部屋の机の上に置いてある様々な品々、PCやモニターもすぐにホコリだらけになります。

掃除をちゃんとしないからだってことなんでしょうが、我が家は全員掃除は不得手で、なおかつ掃除のオバちゃんも雇っていないから恐ろしい部屋になっています。常時、放置しているってわけじゃありませんが、清潔さを保つのは簡単ではありません。

でも2年もそういう生活をしているとこれはこれで慣れちゃうんですが(笑)、空を見ても青空ってほとんど見たことがなくて、常に薄っすら霧が掛かっているようで遠くもくっきり見えることはほとんどありません。

これって健康上どうなんですかねぇ。

モントキアラから見たKLCCは大体がこんな感じ。綺麗に見える時、夜に遠くのゲンティンハイランドの光が見える時(天空の都市に見える 笑)もあるんですが、一年のある時期、それもほとんどが夜って感じかなぁ。

今は9月ですが、一般論で言うとヘイズの季節。こんなのが毎日続いています。

夜、夜明けは良いようで、ヘイズの時期(4月ー10月と言われている。季節風によるんですね)から外れるとこういう日もある。12月のある日の夜明け。

我が家の空気が悪いのは、すぐ近くに高速道路が走っているのもこうなる理由の一つでしょう。

さて、そもそもヘイズってなんなのか。

マレーシアのヘイズってインドネシアの「野焼き」が原因だと言われていますが、ヘイズそのものの意味は幅が広くて、それこそ霧から湯気、砂、雪、排気ガス、火山灰などいろいろ。

でも東南アジアのヘイズっていうと、「野焼きが原因」と言われている。

どのくらい凄いことになっているのか、世界的にヘイズを監視しているサイトを見てます。

日本語のサイトはここをクリック。世界中の状況がわかります。

マレーシアを見てみましょう。リアルタイムで今の時点での数値が出ていますが、これの意味は以下の通り。画像をクリックすると大きくなります。

マレーシアはこんな感じ。

そんなに悪くないと他国と比べると思いました。サラワク州の方は綺麗ですね。

クアラルンプール周辺はこんな。この黄色の数字は「特に敏感な者は、長時間又は激しい屋外活動の減少を検討」するべきだという数字。

ペナン周辺はこんな。

では大気汚染で有名な中国は?

大都市は凄いことになっていますね。(でも日本では報道されないけれど、かな~~り改善されているらしい)

赤の場所は「心臓・肺疾患患者、高齢者及び子供は、長時間又は激しい屋外活動を中止 。すべての者は、長時間又は激しい屋外活動を減少」するべきっていうんだから酷いものですね。

香港周辺ですが、クアラルンプールと大きな違いがあるとは思えません。

さて日本は?健全ですねぇ。

東京も良いですねぇ。かつて大気汚染で大騒ぎしていた都市とは思えないくらい。クアラルンプールよりかなり良い状態。

沖縄と東京って大差ないじゃないですか。

ではゴールドコーストというと?

段違いに良いですが、地理的なことも大いに関係がありますね。風は海から、山からと季節によって変わりますが、どちらにも「ヘイズの発生源がない」。でも海から強い風が吹くと砂が細かくそれが舞い上がって、海岸地帯は視界が悪くなることはある。

ま、都市を取り巻く環境としてのヘイズ、大気汚染を我々がどうできるわけじゃありませんが、「家の中」でどうするべきかってのはやっぱり考えないとうまくないと思います。

ヨメさんの乾癬は完治にはほど遠いし、喘息持ちですから気になります。息子も軽い喘息持ち。

私は?

う~~~む、風邪もひかないし、胃腸は異常なくらい丈夫だし、全く問題なし。

でも喘息持ち、またアトピーや乾癬も大気汚染と関係があると言われているし、「マレーシアだからしょうがない」ってわけにはいかないと思っています。

全室、締め切って冷房を掛けて、なおかつ空気清浄機をあちこちに設置するか。

でも冗談じゃなくて、健康状態によってはそうする必要があるんでしょうね。ジジババはどうせ先が短いから良いにしても、小さなお子さんをお持ちの家庭はなんらかの対処を考えるべきなんでしょう。

今日の地図、リアルタイムの数値は「今の時点」であって、ヘイズが酷いと言われてはいない時期。

皆が「ヘイズが酷い」とか「逃げることにした」という話を聞いたことがありますが、そういうときってどんな数値なんでしょうか。

ちょっと検索をしてみたら、過去においてスランゴール州で数値が「300を超えた」こともあるらしい。

それって「心臓・肺疾患患者、高齢者及び子供は、屋内に留まり、体力消耗を避ける。すべての者は、屋外活動を中止」というレベル。

もしもそんな風になったら、窓を締め切って冷房でも掛けましょうかね。でもそれでも駄目なくらい凄いのかなぁ。

 
 
 

                                                                                                                                                                 

     
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