MM2Hビザの取得完了

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皆様、ご無沙汰しております。

3月にKLに行きまして、無事MM2Hのビザを取得しました。

私はリカさんというペナン在住の方に申請代行をお願いしておりましたので、彼女が面倒なことは全部やってくれて、我々は単に言われたところに一緒についていくだけという感じで、簡単に、何の問題もなくスムーズにビザの取得が出来ました。

MM2Hの申請ですが、個人で出来るようになり、申請代行業者を通す必要がなくなりましたが、私はやっぱりお願いする方がいいという考え方を持っています。

なんでもかんでも自分でやるのが好きな方もいらっしゃるでしょうが、私は他人に任せられる物は任せて、自分のやるべき事に集中したいタイプですし、細かいことは書きませんが、このMM2Hの申請を自分でやったとしたらかなり面倒なことになったのは間違い無いと思っています。

特に、ビザをもらいにプトラジャヤに行きましたが、ここは正直面食らいました。移民局のビルに入って気がついたことですが、そこには英語表記で書いてある案内も何も見付けることが出来ませんでした。マレーシアは英語が通じるからどうにかなるというのがあると思いますが、その英語がないマレーシアは、それこそまるで何もわからない未知の世界でしかないというのを実感しました。

実際にはインフォメーションデスクがありましたので、そこで聞けば全てはわかるのでしょうが、あの広いイミグレの中を、多くのカウンターがある中を、自分の行くべきセクションを探し出すだけでも大変だろうと思いました。マレー語しかない世界を私はイミグレーションで初めて体験したような感じです。

私たちは代行業者のリカさんの言われるままVIPラウンジとかいう部屋でのんびり待っているだけで全てが終わりました。イミグレの窓口にも行かず、何を提示、サインすることもなく、リカさんの終了しました、の一言を待っていただけです。あっけなかった。

もしご自分で申請をなさる方でも、このビザの受け取りだけはイミグレに行ったことがある方とご一緒してもらうのがいいと思います。

ここはどこ?私はだれ?状態になってしまうかもしれません。

銀行に関してですが、KLに渡る直前にHSBCにて定期を作ることにしましたので、ちょっとドタバタしました。

KLに渡る直前にHSBCと連絡を取り、口座を開設してもらっていましたのでそしてその口座にお金を振り込み、そのうちの15万リンギットをMM2H用の定期預金にしました。

KLに渡ってすぐHSBCに行き、MM2H用の書類をもらったのですが、ここでちょっとしたトラブルがありました。担当の女性のデスクに座りましたところ、「MM2H許可レターを見せてください」と言われました。

まぁ、当然といえば当然ですが、それを持ってきてくれと言う連絡は受けておりませんでしたし、定期を作った証明書だけもらえばいいのだと単純に考えていた私はその承認レターを持っていかなかったのです。

となればMM2H用の証明書も出ないわけで、しょうがないのでATMカードをもらったり、その定期以外のお金をどうするか決め、インターネットバンキングのやり方などを聞いて帰ってきました。

そのことを代行業者のリカさんに連絡すると、リカさんがその承認レターをHSBCに持っていき、MM2H用の定期証明書を受け取ってくれましたので助かりました。

以前、口座は作ったものの、インターネットバンキングが出来ないで困っていたシティバンクですが、適当な支店に行き、その旨を説明するとすぐにアクセスできるようにしてくれました。これも簡単でした。

まぁ、そんなこんなで、ビザに関して、そして銀行に関してもスムーズに行ったので良かったです。

KLには実のところ2週間滞在しました。

会いたい人もいましたし、行きたいところもありました。また、もしビザ関係がスムーズに行かない場合、また出直すというのも嫌ですので充分すぎる滞在日数で行ったわけですが、嫁の病気もかなりひどい状態でしたので、ほとんど出歩くこともなく、コンドミニアムにこもっていた状態です。

滞在はKL中心街からはかなり遠いサウジャナビラでした。まぁゆっくり出来たのは間違いがありませんが、いかんせん不便なところでどこに行くにも大変でした。私はバスや電車があまり好きでないし、雨が降るとどうにもなりませんので、タクシーを多用していました。

このタクシーですが、サウジャナに行ってからすぐに良い運転手と知り合うことができ、どこに行くにも彼に頼んでおりました。料金は普通より2,3割高いですが、彼は時間に正確で、というか、約束の時間より少なくとも5分前には来ているというちょっと珍しいタイプの男で、こちらが遅れてしまうことがあったくらいです。

1時間待たせても20リンギットでしたので、銀行でも買い物でも行き帰りとも彼に頼んでいました。とはいうものの、サウジャナビラはかなり辺鄙な場所ですので、どこに行くにもそれなりの料金になってしまうのはしかたのないことだったかも知れません。

サウジャナビラはまぁまぁという感じでしょうか。広さは充分、セキュリティーも大丈夫そうでした。ただ室内はちょっと古い感じ。ホテルでいう星で表現すれば★★の2スターってところでしょうか。

サウジャナリゾートの中にサウジャナビラがあるわけですが、中に食事処があり、ここは結構利用しました。ラーメンや餃子、ニラレバ、その他和食がある食堂という感じの店ですが、結構食べられました。問題なし。そこで働いている女性と仲良くなり、ケイちゃんという女性ですが、まぁまぁ、サービスも文句なし。

また、小さなスーパーもあり、必要最低限の物はここで手に入りましたし、パン屋もありましたので、サウジャナから一切外に出なくても生活できるかもしれない、なんて思いました。

一度サウジャナホテルの中で食事をしましたが、ここはアウトだと思いました。味はまぁまぁだとしても値段がメチャクチャです。3人で簡単に食事をしてビールでも飲もうものならすぐに200リンギットは行ってしまう。日本円にすればそれでも安いかも知れませんが、KLの一般の店と比べたらかなり高いと感じました。もちろん良い店は高いですが、そういう意味ではホテルの中のレストランは中途半端だと思います。もう二度と行かないつもり。

今回のKL旅行は前回と違って全く贅沢はしませんでした。豪華な中華も食べなければ、高価な洋食、和食レストランにも行きませんでした。ただ、車で10分ぐらいの所に焼肉屋を見付け、そこは2度ほど行きましたっけ。私は大食漢ですので腹一杯食べるとそれなりの良い値段になってしまいましたが、まぁまぁ良かった。店の名前は忘れてしまいましたが、新しく出来た小さなモールの中にある店で、まだまだ入っていないテナントが多いような場所で客もまばら。日本人にはサービスして宣伝してもらいたいのでしょうか、韓国料理に付きものの小皿とは別に、頼んでもいない一品料理を行くたびに何皿かサービスしてくれました。

後はあちこちのモールの中の普通の店に行き、まぁ、それなりに普通の物を食べて過ごしていました。ただ、そうは言っても毎日あっちだこっちだと出かけたわけではなく、女房が外出を嫌がりますので、部屋でいろいろ料理を作りました。

わざわざ薄力粉、強力粉、ベーキングパウダー、イースト菌まで買ってきて日本風の肉まんを作ったり、たった二週間の滞在なのに、ありとあらゆる調味料も揃えて自炊しました。

あ、そうそう。今回残念だったのは伊勢丹の寿司です。

前回は伊勢丹で売っていた寿司が60リンギット程度はしたものの、トロやイクラが入っている豪勢で美味しい寿司だったのが、今回は売っていませんでした。前回は、ジャスコは品揃えが良いけれど、伊勢丹の方が良い物を置いているという感じを受けていましたが、今回は伊勢丹の株が下がっちゃいました。寿司だけで判断するのも悪いけれど、日本食に飢えている私としてはここが大きなそして大事なポイントです。

サウジャナビラで何をするでもなく、どこに行くでもなく、ボーーっと過ごしておりましたが、こういう生活をすることによってマレーシアのある面が見えてきたようにも思えます。

朝からあっちだこっちだと行く予定を組み、誰と会って何をしてとか、あるいはスポーツだ趣味だと忙しく動き回るのではなくて、ボーーっと窓の外、道を走る車、そこにいる人々を見ているだけで前回にはわからなかったマレーシアを感じることができたような気がします。

で、何を感じたか?

それは書かないことにします。

ということで、何を感じたか想像できると思いますが・・・・

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