実際にどんなタイムシェアが売られているかという実例ですが、世界一規模の大きなオークションシステムであるeBayに一つ超お買い得のタイムシェアが出品されています。
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リゾート名 The Shores at Lake Travis
場所 アメリカ、テキサス州ロゴビスタ
部屋 2ベッドルーム フローティング
メインテナンスフィー 年間600ドル
ポイント 115300RCIポイント
つまり、1ポイントあたり驚異の0.52セント。こんな安いポイントは私は見た事がありません。このポイントの価値ですが、ハワイの高級リゾートの3ベッドルームを1週間借りられる。1ベッドルームなら2週間借りるのにちょっと足りないポイント。その他の一般的なリゾートなら3,4週間と交換するに充分なポイントです。東南アジアの平均的リゾートなら5,6週間は楽勝かもです。それも料金としては1週間100ドル程度で泊まれてしまう計算になる。
で、この物件の現在の値は96ドルしかついていない。これは超お買い得だと思います。最終的な価格が3000ドル以上になってもおかしくないと思います。売り出し時の価格は14900ドルであったと記載されています。この程度の交換力がある物件は、ヒルトンだとしたら多分4万ドル。毎年のメインテナンスフィーは1500ドルはするはず。いやもっとするかも。
ですからこれは超お買い得。ただし、この業者が書いている事が事実だとしたら、という条件付き。
この業者を調べてみますと、問題なかったという人と、酷い目にあったという人といる。それに対する業者の弁明は単なるガキの弁明で、謝る事もせずに、誰しもミスを犯す事はあるという言い訳の羅列。話になりません。
こういう業者のレビューは残念ながらオークションのフィードバックを見てもわからない。eBayのこの業者のフィードバックだけ見るとなんと100%ポジティブ。最優良会社と言ってもいいランク。ところが、タイムシェアの掲示板を見ると、ぼろくそに書いている人もいる。
どうしてそういうことが起きるかというと、タイムシェアを買って、それがちゃんと名義変更などが完了するまでに2ヶ月以上掛かるのが普通なんですね。でもeBayのフィードバックは60日以内に書き込まなくてはならない。つまり、買ってすぐの応対はよかったけれど、その後、結局話が違ったとか、連絡しても逃げ回って返事の一つもよこさなかったとか、結局名義変更ができなかったなんてことになって、文句の一つも書きたいときにはeBayには書けないということ。
それと、この出品された物件の詳細説明に抜けている項目が若干あるということ。それだけでもこの業者にうさん臭さが残ります。
一般的に言われているのは、こういう業者は売って欲しいと持ち込まれた物件をこと細かく調査せずに売りに出していることが多いとのこと。つまり、売り主が言う事をそのまま書いているケースがあるんですね。売り主が勘違いしていたらもうアウトです。多くの物件を扱ってるいい加減な業者は事前のチェックもしていないと言われています。
それが買った後に判明したりして、問題になるケースがほとんどのようです。でも内容に間違いがないものもある。
今現在入札は4件しかありませんが、それがこの業者の実態を物語っていると思います。これほどの好条件なら、すでに30や40の入札があってもおかしくありません。
本当にここに書かれている事に間違いがなく、スムーズに名義変更ができるなら、これは買っても良いと私は思うし、是非買いたいくらいです。
でも、私はパスします。ちょっとやそっとうさん臭いのは平気な私でも及び腰・・・
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