子ども手当を出すことによって少子化の動きが止まるのかどうか私には疑問ですが、公約としては中心的なものでもあるし、その方向へ進んでいくのでしょうが、私は偶然、これが外国人にも適用されるということを、今日知りました。
これは去年の秋頃に問題になっていたようですが、皆さんご存じでした?
外国人でも永住権をもっているならまだしも、就労ビザでもOKだとのこと。随分太っ腹だとは思いましたが、子どもがどこに住んでいるかというのは関係ないそうです(ここがポイント。親の住所は当然日本になければいけないが、子どもの住所に関する規定は無し)。
例えば、15人の子ども(養子縁組でOK)がいるダンサーが日本へ来て仕事をしたとする。子ども達は本国で母の仕送りを待っている。日本政府はその15人の子ども達の分も一人当たり26000円支給するそうです。この場合毎月39万円。国によっては大人でさえ月に26000円を稼げないところもあるわけで、外国人はさぞかし喜んでいることでしょう。親戚縁者、関係ない子どもまで自分の子どもとして届ければお国の子ども達は貧困からおさらばできます。
これで騒ぎになった去年のことを私は知りませんし、ちょっと調べた限り、これが変更されたというのも見つかりません。この話が今どういうことになっているのかご存じの方は是非教えていただけませんでしょうか。
ちなみに、民主党のHPで法案を見ることが出来ました。
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マレーシアに何十万人もいる出稼ぎメイドさん達がこれを知ったら日本に行きたがるでしょうね。また、マレーシア在住の日本人の中にも、あるいは日本人ではなくても、ご主人や奥様が日本で働いている方が少なくないのは聞いております。当然そういう方々にもマレーシアに残した子ども達の分が支給されることになりますので、もしご存じなかったとしたら教えてあげたらいいですね。
あるいは貧しい子ども達をみんな養子にして、親が日本で働けば世界中の子どもを貧困から救えることになるという、日本始まって以来の世界的貢献が出来ることになります。マレーシアで真剣に子ども達を救おうと考えているボランティアにこの話を教えて上げたらこれまた喜ぶことでしょう。
民主党って確かに優しいところがありますが、マヌケだと思うのは私だけでしょうか? それともこういう話もあったけれど、それはもう潰れされた過去の話だと、誰か私に教えていただけませんでしょうか。
その後、ちょっと調べてみました。
この子ども手当が外国人でももらえるというのは民主党だけの話ではなくて、現行の児童手当も同様であるのがわかりました。
平成二十年五月三十日提出
質問第四五九号
児童手当制度に関する質問主意書
提出者 西村智奈美(民主党)
十四 養育される児童については住所要件がないことから、実務では、外国に居住する児童であっても、日本に住所を有する養育者との間で養育要件が満たされれば、児童手当は支給されると承知している。
ところで、日本に住所を有する外国人労働者については、本国に支給要件児童の全部又は一部を残してきた場合でも、当該外国人労働者と当該児童との間で養育要件が満たされれば、支給対象児童について児童手当は支給されることになるのか。この場合の法制上の考え方及び実務上の取扱いについて、説明されたい。
この質問書に対する答弁は以下の通り。
平成二十年六月十日受領
答弁第四五九号
内閣衆質一六九第四五九号
平成二十年六月十日
内閣総理大臣 福田康夫
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員西村智奈美君提出児童手当制度に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
十四について
国籍のいかんを問わず、児童手当法に規定する支給要件に該当する場合には、児童手当が支給されるものである。御指摘のような支給要件児童の場合については、児童の居住する国における官公署又はこれに準ずるものが発行した証明書等により、児童の氏名、生年月日、住所及び認定請求者との続柄を確認することとしている。また、認定請求者から支給要件に該当していることについての申立書を提出させるとともに、当該申立書の記載を証明する書類により、支給要件に該当していることを確認することとしている。
民主党議員の質問に対して当時の福田総理がこのような答弁をしてるということは、民主党も自民党もこの線で行こうという点で合致してることになります。
一体全体、日本の政治家は日本をどんな国にしようとしているのでしょうか・・。
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