海外在住者のクレジットカード

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海外在住者のクレジットカードに関して質問コメントがありました。そういえばこれに関して書いたことが無かったですね。

クレジットカードはどこの会社も居住地で取る、いや居住地の会社が発行するというのが大原則になってますね。住んでもいないアメリカに良いクレジットカードがあるからといってそれを手に入れることは出来ない(アメリカには良いのがいろいろあるんですよね~)。

しかし我々日本人は祖国日本とは縁が切れないわけで、日本円中心の生活ではない私も同じ。だから日本のクレジットカードは持っていたい。

特に陸マイラー(クレジットカードやその他あの手この手で飛行機会社のマイルを貯める人)はいろいろなカードを手に入れたい。でも、ほとんどが無理みたいです。海外居住者に発行してくれる会社は無いと言っても良いんじゃないでしょうか。

私が今持っているクレジットカードはもうウン十年になるJCB、銀行系のVISA、そしてJALカードですが、JCBとVISAは日本にいる時から持っていて、そのまま海外に出ました。世の中には海外転勤する人もゴマンといますので、その時にクレジットカードを返せとは言わないんですね。そのまま海外に出てもOKで、海外に出ることを伝えますと海外の住所へ毎月の計算書や数年に一度の更新カードを送ってくれる。

ただここが重要なのですが、日本とは完全に縁を切って海外に永住、移住してしまうケースだと返せと言うことになるはずです。あくまで海外には短期、長期滞在だとしても自分の仕事の拠点は日本にあって、海外に出るのは転勤であるという形を取る必要があるようです。

仕事の拠点、ちょっと言い方がややこしいですが、クレジット会社が気になるのはカード保持者の信用ですよね。ちゃんと収入や資産があるのかどうか。申請時にもそれをチェックするわけですが、ところが海外に出た場合、海外での収入があるのかないのかそれは彼らにはチェックのしようがないわけです。だから海外で心機一転ゼロから事業を興しますとか、海外のわけのわからない会社に就職していてもクレジット会社はOKを出さないはず。

では何をチェックするかということですが、カード保持者は日本にある会社の命令で海外に出るという形なら、その日本の会社を調べればOKということになるわけです。また自分はいつか日本に帰ってくる立場である必要があるはずです。

で、一度カードをもらってしまえば支払い関係に問題が起きない限りずーっと継続できてしまう。

ところが新規で海外から取ると難しいようです。陸マイラーとしては欲しいカードがいろいろあるわけですが、申請、あるいは電話で聞いてみましたがほとんどがアウト。

でも例外が若干ある。JALマイラーだとJALカードは必携なわけですが、私のJALカードはオーストラリアに来てから発行してもらいました。私のオーストラリア滞在は当然日本にある企業から指示を受けて渡豪したということで、日本に本社がある形を取りました。届け出住所はオーストラリアですが、日本の住所(親の家)もあると別紙で添付したはずです。勤務先もオーストラリアの会社を書きましたが、確か申請書には前の勤め先のことを書く欄もあったような気がします。無かったかなぁ。どちらにしてもそれを書き、そこの指示で海外に出ているということははっきりさせたのを覚えています。この日本企業というのも実は私の会社だったわけで、オーストラリアで作った会社も同名で支店の立ち上げでオーストラリアに渡ったと考えても決して間違いではないですね。ただここで、自分がオーナーであることはあえて言いませんでした。また、上にも書きましたが、自分はいつか日本に帰る身であることは強調しました。つまり、海外での居住は、仕事がらみでたまたまた海外にいるだけであるということがポイントではないでしょうか。。

マレーシアとか他の国にしても退職者ビザで渡った場合は無理じゃないですかね。その場合は、あえて海外に出ると言わずに普通に国内居住者として取ってしまうのが一番かも。ただカードによっては海外移転先には計算書もカードも送らないと言うところがあるかも。

それとJCB系で欲しいカードがあったのですが、それを手に入れられるかどうかJCBに電話で聞いたことがあります。その時の答えは、同じJCB系でも違うカードは違うという当たり前の答えでしたが、JALカードと同じように転勤で来ている状態なら大丈夫であろうから、はっきりとOKだという約束はできないけれど申請をしてみてくださいという返事をもらいました。ただこのカードは結局申請せずでした。

その他、静岡のガソリンスタンドが出しているカードやシティバンクのカードを申請しようと思い、とりあえず電話で聞いてみましたが、感触が悪かったので諦めました。

ここで私が気になったのは、とにかく取れるかどうか申請してみようとは思わなかったこと。つまり下手に却下されるとそれがレコードとして残り、その情報が他社に流れた場合、うまくないことが起きるような気がしたのです。実際はどうだかわかりませんが。

ちなみにアメリカンエクスプレスは、海外に出た場合、その地のアメリカンエクスプレスが直ちに同じレベルのカードを発行してくれて、そのまま引き継ぐという事になっています。これも困るんですよね。国によって内容が違いますから。

以上です。

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