引っ越しの整理がまるで進みません。捨てても捨てても出てくる。
で、取っておこうと思う物って本当に少なくて、結局思い出の物ぐらいなんですね。結婚式の写真や寄せ書き、子どもが小さい頃書いてくれた手紙や絵とかそんなものばかり。意外に凄い量だと思ったのが写真。これも私が子どもの頃からの物がごっそり。段ボールに２つ出てきた。DPE屋の袋に入ったままなんてのもいっぱいある。引っ張り出してみると写真がくっついていたり、変色していたり。
で、ちょっと思い出に浸りながらその写真を見て、こりゃ整理は簡単じゃないと思ったのが、写真ってフィルムを一本現像、焼き付けしてもらうとしても、その中から良いのだけ取りだしてアルバムに入れたり、人にあげたりする。つまり、その残りを見てもそのフィルムが大事なのかどうなのかももうわからないのね。ネガを見て、その中から良い物だけをスキャンして取っておくなんてのが一番なんだけれど、そんなことできるはずがない。だから、しょうがないから全てをまた段ボールの中に押し込むと言うことになる。
これは新居に完全に引っ越ししてからゆっくり整理するしかなさそうです。それと意外にあるのがビデオ。昔のビデオで、それこそ撮ったままでその後見ていないような物がある。困るんですよね、これも。見てみようにも当時のビデオ機が無いと見れないわけです。今のビデオの何世代も昔の物だから、データ変換をプロに頼むしかない。でもその量たるや・・・。捨てちゃうわけにも行かないしぃ。
それと、こんなのがあったのかと思ったのが切手。私が子どもの頃に集めていた物ですが、これのアルバムが出てきた。これも結構な量。切手だけならアルバムからはずしてプラスティックの袋にでも入れようかと思うのだけれど、中には本になっている切手まで出てきた。いわゆる図鑑みたいな感じで、その切手と共に説明がいろいろ書いてある。これって切手だけ取り出すと全く価値がなくなりそうだし、どうしたらいいものか。
日本にいれば、親戚の子どもでも切手に興味がある子どもにあげちゃうんだけれど、こちらでは切手に興味のある子なんかいない。いや、時代がそういう時代なのだろう。これ、どう処分したらいいのだろう。何も知らない人にあげるにはもったいなさすぎる。見返り美人、月に雁とか結構値の張る物もあるし、かといって今はこんなのに値段が付かないのかもしれないけど、どうしたらいいのかわからない。
それと５月人形。うちは男のだけだけど兜が４つある。二人の子どもの分、私の、そして親父の。これも捨てちゃうわけにいかないし、かといって高価な物でもないし、本当にどうすりゃいいのか。
結局、大事な物、捨てられない物ってこんな物ばかりで、日頃使う物で取っておきたいのはお皿ぐらい。後は絵か。まぁ、絵は飾れるからどこへ持っていくにも良いのだけれど絵の梱包って素人じゃできないのね。
でも我が家は由緒ある家系でもなんでもないのは良かったと思う。もし先祖代々のものでもあったら身動きが取れないもんね。まぁ、そういう意味じゃ気楽なもんだ。
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今、切手の値段を調べてひっくり返りそうになりました。
見返り美人、月に雁なんて数万したはずなのに、今じゃ１３００円前後。ビードロを吹く女、写楽も高かったのになんと３６０円。ウソだろ～～～～。じゃぁ、他のなんかもっと安いということか。
これ下手に処分するより、使っちゃった方がいいかも。見返り美人なんて額面が５円の切手だから枚数が大変だけれど、額面１０円のなら何枚か貼れば使える。
こんなのが貼ってあったら、かつての切手の価値を知ってる人はぶったまげるだろうなぁ。やってみようか。（笑）