高い授業料だった・・・

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Zulutradeのコピートレードですが、全て損切りし、撤退しました。

1ヶ月間勉強させてもらいましたが、やっぱり誰もあてに出来ないということがわかった。

多くのシグナルプロバイダーは逆張り派で、相場が上下に動いているときには大きな利益を出します。8月がそうでした。ところがトレンドが発生すると、どんどんドローダウンが大きくなります。そしてどの超優良といわれているシグナルプロバイダーもナンピン買い下がりをするばかりで、私には利口には見えません。

中には大きなトレンドを見つけ、その方向にだけ小さな波に乗るトレンドフォロワーもいましたが、結局彼も同じ。損切りが下手。

相場って、必ず上下に動く。でもいつかトレンドができる。しかしそのトレンドも長くは続かないという禅問答みたいな世界ですが、その中で臨機応変に売買することができるトレーダーだけが生き残れるわけで、レンジ相場なら儲けられる、トレンドが出来れば儲けられるというどちらかタイプのトレーダーは必ずいつの日か撤退を余儀なくされる世界。

結局、このzulutradeでもそれは同じで、私が考えるトレードを実践できるトレーダーはいないようです。私がすぐに撤退を決定できたのはやっぱりそこで、たとえ逆張りだとしても、かならず大きなタイムフレームのトレンドに沿って逆張りをやるべきで、つまり、日足(あるいは数時間)のトレンドを見ながら、数分~数十分のスキャルピングを行うとしたら大きなトレンド方向への出撃しかするべきじゃないんですね。もしそのトレンドに逆らうとしたら数分なら数分で勝負を決めるべきで、利益が出なかったら塩漬けだなんて、どう考えても理屈に合わないわけです。もし大きなトレンドに沿っていたのなら多少長めに持つのもいいかもしれませんが、自分が短期売買なら短期で勝負をつけるのが当たり前。それなのに長期トレンドの方向の逆に向かってポジションを増やし続け、なおかつそれを何日も持ち続けるって、短期トレーダーが突然長期トレーダーに代わったのと同じじゃないですか。こういうポリシーの無いトレードをする人って絶対に、絶対に長続きしません。今回は残念というか、そういうわけのわからんトレードをする人ばかりだというのがわかったので、すぐにやめる決心がつきました。

ただ、前の日記にも書きましたが、我々がどういうトレードだけをピックアップするかを選べるのなら話は違うと思います。例えばGBP/JPYのショート(売り)はOKだけれどロング(買い)はしないとか。

これは円の売り介入を考えても言える事で、もしまた円高是正のために日本政府が円売り介入をしたとして、もし円を買っていたら大変なことになります。数分で自分の口座はすっ飛んでしまう。だから円高もかなり進んできた状態では、円を買う方向のトレードは自粛するのは決して無駄ではないと思います。

ではレバレッジを下げればいいじゃないかという人もいますが、それはマネーマネージメントとしてのリスク管理であって、トレードのリスク管理じゃないわけです。で、このシステムはトレードのリスク管理において売買する通貨ペアを特定することはできるものの、ロングだけショートだけ、あるいは両方という選び方はできない。これがこのシステムの私にとっての致命傷だと思います。

もしそれが可能なら、信頼するシグナルプロバイダーだけはなんでもありにして、その他は自分で長期トレンドを見ながら、方向性だけを決めていけばかなり面白いことになると思います。それこそが全てお任せではない、シグナルプレイヤーを使ったカスタムメイドの売買システムとなるはず。

残念というべきか良かったというべきか、このたった一ヶ月の間に本当にたくさん学びました。下手にうまく行くと、私の性格ですからどんどん取引量を上げていくはずだし、またそれを皆さんにも是非やってみてくださいとお奨めしたはず。

そしていつか今みたいな大きなトレンドが出来たら大変なことになったはず。

確かに大きなドローダウンも受け入れられるようにしておけば長い年月の間にはきっとうまく行くこともあると思っています。でも資金と収入とのバランスを考えるとたいして面白くないというのが私の感想。また、たとえそうしたとしても、トレンドに平気で向かっていく手法ではいつか必ず破綻する時が来るわけです。相場師が消えるときってそういうことで、ダラダラ負け続けて財産を失うんじゃないんですね。ある時、たった一回の失敗で全ての財産を無くすのが相場だということを忘れてはならないと思います。

本当に残念です。せっかく大きなトレンドが出来たのに、それで利益を上げるのではなくて、トレンドに対して逆張りで向かっていくという命知らずのトレーダーばかりだとは想像もしませんでした。

結局4000ドルつぎ込んで、一ヶ月で2700ドルの損失ですが、これで済んだことを良しとします。

さて残りの1300ドルはどうしましょう。そのまま置いておいてもしょうがないので、私がこの人ならと思った人のフォローだけでもチンタラやりましょうかね。で、そのうち、支払った授業料分は返してもらいましょうか。(笑)

それと前にも書きましたが、公開されている、あるいは販売されている自動売買スクリプトを入手して、大まかな枠決めは自分でする。つまり上に書いたようにある特定の通貨ペアの買いだけ、売りだけみたいな。それができれば面白いことになるかもしれないのでそんなものを見つけて実験でもしてみようと思います。

あーーあ、これでよかったような、しかし悔しさも残る。ったく。

ああ、そうだ。シグナルプロバイダごとの高度の設定に、売りのみ、買いのみ、という設定を是非プラスしてくれと頼んでみよう。もしそれができるようになったら、また入れ込んでみます。(笑)

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