嬉しいことが三つ

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まず、本日、日本に注文していたガゴメ昆布が届いたこと。結構な量を注文したのでダンボールに昆布だらけだったのですが、やっぱり開封してチェックした痕がありました。というかチェックしたと書いてある。

オーストラリアって本当に厳しいというかご苦労様だと思います。

この検疫の五月蝿さって異常に思うし、でも網の目をくぐって入り込むものっていろいろあるだろうし、どんなものなんでしょうね。でも、無理だと諦めたら野放しになるし。

そういえば、もう20数年前になりますが、オーストラリアに着く飛行機って到着直前にCAが殺虫剤を機内で撒いたんですよね。あれって一つの儀式だと思っていましたが、いつの頃からやらないようになったんだろうか。

それと、もう一つ届きました。はい、ゲームパッドです。(笑)

ヨメさんが、あんたゲームでもやる気?と人をバカにしたような目で見ていましたっけ。まぁ、いつも言いたいことをいうヨメさんですが本当に気楽だと思いますわ。旦那の気苦労なんか何もわかっちゃいない。

そしてもう一つ嬉しかったこと。次男坊から電話がありました。

運転中の電話だったので詳しい話は聞けなかったのですが、絶対に駄目だろうと思っていたインターンシップに受かったという話。

オーストラリアも就職難で、就職の前にまずはインターンシップでその会社に入り込む、繋がりを作るということをやりますし、インターンシップがOKというのは就職も半分OKみたいなところもあって、まずはインターンで採用されるかどうかが最初の関門になるようです。

次男坊は高校の成績も結構よくて学年3位で卒業。医師を目指していましたが大学受験でつまづいて二転三転し、まるで考えていなかった大学に行くことになりました。でも奨学金(返さないでいいやつ)をもらい、頑張って勉強して大学もかなりの成績で卒業できたんです。でも今度は就職がまるで駄目。

意気消沈して、仕方がないから大学院でも行こうかとシドニーの大学院に行きましたが、ここで入ったのがこれまた大学で勉強していた金融とはちょっと違う分野。保険数理人とか日本では言うらしいのですが、アクチュアリーという専門課程。負けずぎらいの次男坊はここでも頑張っていい成績を取っているのですが、来年卒業ですから就職活動も、そしてその前にインターンシップの獲得競争になっているのにそれもどうもイマイチ調子が悪くて、オファーがこないと嘆いていたんです。

なんでこうも運がないのかと思っていたのですが、今日の電話でなんと絶対に無理だと思っていた金融関係の世界ではトップ3に入るというコンサルタント系会社からオファーが来たとのこと。大げさな本人は数千人の応募者の中から選ばれたのはたった二人だと威張っていました。

就職ではなくてインターンでしかありませんが、私としては一安心です。

今の私には、というか私は子供命、子離れできないオヤジですし、子供さえちゃんと一人前に育って、そして巣立ってくれればそれだけで私は万々歳。

次男坊は一歩一歩確実に彼の将来に向かって歩いているのがわかりますが、問題は長男。頭の切れ味は次男坊より上だと思うのですが、モチベーションが低いんですね。どうもやる気がない、気が弱いような感じがしますし、学業もイマイチ。次男坊は来年大学院卒業ですが、長男は大学生6年目。来年は卒業というけれどそれすら危ないかも。就職の話なんかまるで出てきません。どうするつもりなんだろうか。

でもま、今日は嬉しい一日でした。

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