前の日記に書いた「ベーコン」ですが、T-boneみたいに部位が混ざっているベーコンとはなんぞや?という質問をもらいました。
ベーコンというと誰でもがイメージするのはこれですよね?
細長くて脂身がしっかりついてて、良く朝食でカリカリに焼いて出すやつ。
ところがですね、こちらのベーコンというとちょっと違うんです。この上のベーコンはこちらの一般的なベーコンの一部って感じで、これに幅の広い肉の部分がくっついています。で、我が家のこだわりはその肉の部分なんです。逆にこの一般的な細長い部分がくっついていないものを選びます。
これを見ると、脂の部分、霜降りの部分、そして肉の部分があるのがわかりますよね。で、このようにそれぞれの部分が均等にあるベーコンが美味しいと思うんです。
でもこういうのっていくらでもありそうで、無い。
ベーコンって豚バラだろうと思うのですが、その塊って幅が広くて長いんですね。で、その場所によってこの肉の構成比が違う。良くあるものはこの写真で言う左下の肉の部分、これが大部分を占めています。ハムみたいな感じ。
当然脂身も少なくて脂身を極端に嫌うオーストラリア人はその方がいいのでしょうが、それってパサパサで美味しくないんですよね。牛ステーキも同じですが。
で、写真のようにパックに入っているのがずらりと並んでいるわけですが、こういう色んな部位が入っているものも中にはあるということ。肉屋さんに聞いてみたところこういう部分は60センチある肉の塊だとすると端っこの10センチぐらいの部分だそうです。ですから、並んでるパックをそれぞれ調べてみるとこういうのがある。当然こういうのが無いときもある。
で、無いからといって脂身が無い肉の部分が多いベーコンを買って帰るとヨメさんに必ず小言を言われます。
わかってるよ~、うっせ~~なぁ~、と思いつつ、私もうまい具合に調教されてしまい、今ではこの手のベーコンが見つからないと買いません。