オーストラリアのインターネット事情って最悪とは言いませんが、日本に比べたら全く貧弱で悲しい状況です。まだ光なんか一般的では無いし、20Mが出たら御の字。
私がこのコンドを借りて契約したのはオプタスで15M出るという話でした。ところが2M程度しか出ない。
ま、そんなもんだろうと思いましたし、ソレントの我が家のADSLもケーブルも似たようなもので、でも2M出ていれば問題なし。
ところがですね、段々遅くなるんですよ。
これもまた良くある話で、利用者が増えたのだろうと思ったし、また若い連中が大量の違法コピー動画のダウンロードでもやっているんだろうと諦めていましたが、最近、スピードの遅さが半端じゃないんです。
200Kとかそんな感じ。それがまたどんどん下がってきまして、100K以下の時もある。
これっていくらなんでもうまくなくて、相場のデータを取るにしても256Kあれば十分なのはわかっていますが、100Kじゃ駄目。
でもどうして遅いのかを見つけるのって半端じゃない労力なんですよね。ただ今回は次男坊もいましたし、次男坊がこんな遅かったらゲームも出来ないと騒ぎ出したので、では二人で協力してどうにかやってみようということになりました。
まず遅い、あるいは繋がらない理由を順序だてて考える必要があります。ここはADSLですから電話回線を使っているのですが
1 目的のサイト
↓ 回線
2 プロバイダ
↓ 回線
3 地元の交換機
↓ 回線
4 自宅
↓ 回線
5 スプリッター (電話と共有するための分配器)
↓ 回線
6 モデム・ルーター
↓ ケーブル
7 PC
この7箇所、そしてそれぞれの回線に問題があれば繋がらない、あるいは遅くなるわけで、PCにしても
8 PCのハード
9 PCのソフト
10 それらの設定
これだけの要素があるわけです。では一体どこが悪いのか。
それぞれが悪かったと仮定して様々なテストをして絞りこんで行く訳ですが、プロバイダであるオプタスに電話をしたところ、100Kなんて絶対に、絶対にありえない。10M以上は必ず出ると断言するんですよ。つまり我が家のどこかに原因がある。
親子二人で大格闘が始まりました。
あーでもないこーでもないとすったもんだした挙句、わかりました。
な、な、なんと、モデムとPCを結ぶケーブルに問題がありました。
嘘だろ~~~~~って思いました。
本日ケーブルを買ってきましたら、13M出ました。\(^o^)/
しかしケーブルがおかしくてスピードが遅かったなんて話は聞いたことがなかったので本当にびっくりでした。こんなことってあるのね~。
ちなみに今まで繋がらなかった事は何度もありますが、その原因は
2 プロバイダがダウン
3 地元の交換機がダウン
5 スプリッターが壊れた
6 モデムが壊れた
8 PCのハードが壊れた
これらが原因でした。これだって、繋がらないという点で全て一緒で、何が悪いのか特定するのって簡単じゃないんですね。ほとんどのケースはプロバイダか交換機が変だと思えば間違いがなくて数時間待っていれば回復するわけですが、スプリッターやモデム、PCがおかしい場合は何日待っても駄目。ですからとにかく接続が出来ない時には大騒ぎするわけです。
スプリッターが壊れたときなんか、それを特定するのにまる2日間掛かりっきりでした。モデムに繋がる電話線を直接壁のモジュラーにさせばわかることですが、まさかと思いますもんねぇ。その時なんか新しいモデムを買っちゃいましたよ。モデムが壊れたと思って。
でも今回みたいに繋がっているのにスピードが遅いのはもっと困るわけです。壊れていればわかるものの、調子が悪い程度だと何が悪いのかの特定はもっと困難になります。
今回ケーブルがおかしかったとわかったのは偶然って言っても良いかもしれません。ノートPCを無線LANで繋いでみてわかりました。ちゃんとスピードが出ましたから。でももし無線LANを試せる環境に無かったらまずわからなかったろうと思います。
プロが持っているような計測器でもあればいいのでしょうが、あるいはどこが悪いか診断するプログラムみたいなものがあるのでしょうか。
もう二度とこういうことで悩みたくないです。
KLに行ったらどうなるのでしょうか。どうも話を聞くと、この1,2年でかなり変わったようですね。でも心配なので光かADSL、それと広域無線LAN(WiMAX?)の2系統入れるつもりです。
もし万が一繋がらないようなことがあったら・・・。想像しただけでもゾッとします。