マレーシアンレストラン再び

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先日のマレーシアンレストラン(イポーサテハウス-マーメイドビーチ)ではなくてもう一件、ここも結構美味しいと言う話しを前から聞いていたので行ってみました。

店の名は”Golden Legends Malaysian Seafood Restaurant”。サーファーズパラダイスはゴールドコーストハイウェイ沿い、Q1のすぐ近くのホテルレジェンドの一階。

ちょうど6時ごろでした。予約は入れていなかったのですがガラガラ。

毎度のことでビールで乾杯しまして、まずは前菜。

春巻きは春巻きですが、タロイモの春巻きだそうです。でも普通の春巻きと大きな違いはなし。

中華では定番のクラゲとザーサイ。

ザーサイって日本で食べるのが一番美味しいと私は思っていまして、海外のザーサイって(香港もそうだけれど)塩も味も抜けちゃってるのが多いのね。と思うと恐ろしく塩辛かったり。ここのはまぁまぁかなぁ。でも他店と大差なし。

なぜか手羽のから揚げ。(笑)
ところがこれはヒットでした。下味がつけてあるのだけれど、これは美味しかった。

で、ここからが本番。そりゃいの一番はハイナンチキン。私が中華メニューの中で一番好きな(一番はフカヒレの姿煮かwww)鶏の白蒸し。

なぜか飾りにイチゴが乗っているんだけれど、まぁ、それは横に置いときまして、味はまぁまぁ。でも鶏が・・・・なんていうのでしょうか。ちょっとパサついていて、でもそれは料理法というより鶏がかなりお年を召している感じだねぇ、とヨメさんと話しておりました。

先日のイポーサテレストランの方が格段に美味しかったです。

そして次に魚料理。いつもの定番のコーラルトラウト(ハタの一種。マレーシアにもある)の生姜・葱蒸しを頼もうとしたのですが、ヨメさんからストップ。たった二人でどうするのよとのお言葉。そりゃそうだ。いつもの癖で頼もうとしたけれど、今日は二人だけでした。(考えてみると二人だけでの夜の中華ってかなり久しぶりです。)

ということで、生簀で泳いでいるコーラルトラウトは諦めまして、切り身の方を頼みました。ただいつもの生姜・葱蒸しじゃなくてせっかくのマレーシアンチャイニーズ料理なのですから違う味付けを頼みました。で、これなんていう味付けでしたっけ?忘れちゃった。でもこれが甘くてココナッツオイルが入っていて、そして見た目も悪くてイマイチでした。

次はインゲン豆と豚ミンチの炒め物。

この辺の定番を食べると初めての店の感じが掴めるわけで、そういうものばかり頼んだわけですが、これがさすがマレーシアンチャイニーズで普通の中華店とは違う味付けでした。テラシ、マレーシアではブラチャンっていうんですか、あの蝦で作った調味料の味が強かったです。ヨメさんはあの手の臭いのは好きなんですが、私はあまり得意じゃないです。

そして久しぶりの干し魚とナスのホットポット。臭いのは得意ではないと言いましたが、実はクサヤは大好物ですし、この料理もちょっと魚臭いところが好きなんですが・・・・、どういうわけかこれはまったく魚臭くなくて拍子抜けしました。

なんだかなぁ・・・・・。もう量は結構食べているわけでお腹はいっぱいなのですが、どうも満足感がありません。で、余れば持ち帰りが出来るわけですから、何か頼もうと思ったのですが、この時にアイデアがひらめきました。

この店の道路を挟んだ反対側にもマレーシアンチャイニーズの店があります。で、どうもその店も気になるわけです。

「行ってみる?」

こういうレストランのはしごをする人、ましてやこんな年では少ないでしょうが、我が家のはしごは飲み屋だけじゃなくてレストランでも平気でやります。ということで、さっさとマイタン(お勘定)をしてもらったのですが・・・・

こんなに食べたっけ?っていう料金。

そりゃ、メニューを見ながら注文してますし、ビールもワイン(ボトル)も飲んでいますから大体の料金は頭にあるわけですが、どうも満足感と料金がかみ合わないのでしょう。かなり高いと思いました。なんと200ドル。

でもまぁ、考えてみれば、北京ダックが80ドル、紹興酒が48ドルとメニューに書いてあるのを見て高くてぶったまげましたから、そもそもそういう店なんでしょう。先日のイポーサテハウスならこれの6掛けぐらいの料金じゃないかなぁ。

この店はサーファーズのど真ん中ですし、ホテルの一階となれば家賃も半端じゃないでしょうし、ウエイトレスも綺麗できちんとしていたし、どうせ地元の客が来るような店じゃなくて観光客専門だろうし(帰るころには外のテーブルまで観光客でいっぱい)、安く美味しいものを食べようなんて考えるほうが間違えているわけですね。でも食べたものを思い出しても、何を食べたっけ?鶏でしょ?ナスでしょ?ってな感じでどうにも納得がいかず。

もうこの店に来ることはないねと話しながら通りを渡って、反対側のマレーシアンチャイニーズの店に行きました。

この写真も実は6時前に撮った写真で、実際に入ろうとしたときには外まで客であふれて何人も並んでいる状態でした。

ということで、じゃぁ、ハイナンチキン(鶏の白蒸し)とチャークェチャオ(米粉の平麺焼きそば)でも買って帰ろうという話になったのですが、まぁ、店が忙しいのなんの、テイクアウェイをしたいと言うだけは言ったのですが、注文をとろうともしません。

しょうがないので目の前のダックを叩き切っているオネーサンの写真だけ撮って帰ることにしました。(笑)

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