早くマレーシアに行きたいなぁ

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マレーシアに行こうと思い立ったのは4年前。すぐにマレーシアに渡りMM2Hも取って、さぁと思ったいた頃にリーマンショック。

正直なところこのリーマンショックも軽く考えていました。そりゃインパクトは凄かったけれど、一過性のものであるだろう、いやそうであって欲しいという思いが自分を支配していたように思います。

でもリーマンショックで世界の構造が変わってしまった。

そんな時に東日本大震災。

これらは自分にどんな直接的な影響があったのかと考えても、それはないのだけれど、自分を取り巻く環境、そして自分の中で考え方に大きな変化が起きてしまった。まぁ、それが良いのか悪いのかは良くわからないのだけれど、自分の中の価値観が変わってしまうということは当然生き方も、また目指すものも変わってくるわけで、でも今のところ、具体的にどうするかというはっきりしたものは形成されておらず宙ぶらりんな感じ。

こういうときにはリセットを掛けるのが一番。で、我々にとってのリセットはやっぱりマレーシアに渡ること。

早く行きたいなぁ・・・・・・・・

最近感じるのは、やっぱり月日の流れが早いって事。そして自分たちはどんどん年寄りになって最後のときがそんなに遠くじゃないのが見えてきたということ。

歳を取ると、周りの人たちがポツリポツリと欠けていくわけだけど、その頻度がどんどん増えてきた。周りの友人たちも葬式だお通夜だなんて話が多くて、日本に一時帰国するなんて聞くと、またか、と思うくらい。

これって10年前とは全く違う感じ。やっぱり40代って元気だし、まさか自分の最後が近くに来ているなんて事は考えないし、また子育て真っ最中、仕事も脂が乗って、心配事より夢のほうがはるかに大きい時期じゃないだろうか。遊びも仕事も面白かったあの時代。

周りのジジババ、ロングステイヤーを見ていると嫌に元気が良いのが不思議に見える。本当にそうなのか、それともそうでもしないとやっていけないのかその辺が私には見えないのだけれど、多分後者なのではないかと想像。

気は持ちようだから明るく保っていないとどんどん回りに引きずられて落ちていく感じがしないでもなし。って、それだけ環境そのものは暗いってのがジジババの現実なんだろうと思う今日この頃。ブログを読んでもSNSを読んでも、前向きに、プラス思考でとしつこく位に言う人が少なくない。なんでそんなに明るくいられるのか、どうしてそこにそんなにこだわるのかととつい最近まで思っていたのだけれど、そうでもしなくちゃやってられね~ということなんだろうと最近やっと気がついた。

それがわかるってことはつまり私もジジババの仲間入りをしたということか。(笑)

さて自分としてはどうジジーとして生きるべきか。

元々根暗だし、いや、友人には根っからの楽天家だと言われるのだけれど、その辺も自分自身のことがよくわからなくて、ただ自分の生きてきた世界では楽天的な発想って墓穴を掘ることを意味していて、それでうまく行くことは無かったと思う。

やっぱり平常心かぁ。この言葉を聞くとあまり好きではなかった中曽根さんを思い出すのだけれど、まぁ、平常心を常に保つってのがやっぱり一番だと思うようになりました。

さて、人生の仕上げとして何をすべきか。

別にシリアスに生きるのが良いとは全く考えていなくて、要はやりたいことをやるべき、やりたくないことはしないの良いというだけの話。遊ぶ!と思うなら遊べばいいし、ボランティア!と思うならそれも結構。ボーっとしたいのならボーっとすれば良し。

では私は一体何をしたいのだろう?

それがわからんのですよ。(笑)

遊びってのは忙しい中に時々それがあるから意味があるのであって、私の人生そのものが遊びというか好きなことばかりしてきたせいもあって、今更やりたいって思うこともなくなってしまった。

でもま、自分に出来ることって限られていて、それをやる中で何か見えてくるだろうと思うし、何かが自分の中から湧き出るのを待つしかないんでしょうねぇ。

方向性としては、奴隷のような生き方を強いる現代社会に一矢報いたいし、そんな社会の歯車としては絶対に死にたくないし、飼われているカモも嫌だし、囲いの中の羊であることも絶対に認めたくなくて、どうしても自分が納得する「自立」を手に入れたい。そして出来ることならその考え方、生きるノウハウを子供たちに伝えたいし、同じ気持ちを持つ人とは連帯して何か形になるものをつかんでみたい。

それのきっかけになるのが相場だなんていうのもおかしな話で、本来一番否定するべきものを逆に利用しなければ進む道がないというのも悲しいことかもしれない。いや、私としては逆にしてやったりと思う部分があって、この世の中を滅茶苦茶にしてやりたい放題やっている連中のツールを使って反撃するというのも小気味良い感じがしないでもない。

平民の逆襲なるか?

どこまで出来るのか楽しみでもあります。

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