久しぶりにJFXの焼肉を食べてきた。ジョンエフ・・・じゃなくてジャパンフードエクスプレス。
おいしかったぁ~~~。
食べたのは和牛だけれど、お奨めのロース(メニューにない)とカルビの極というのが美味しかった。でもこれって日本の良いと言われるカルビに似ていて、サシは多く入っているものの脂が多すぎるかも。こちらで脂身の少ない肉に慣れているものにはちょっと厳しい。
こういう焼肉屋さんも寿司屋も似たようなもので、やっぱりネタに良い悪いがその時その時あるわけですよね。寿司屋ではそれが気になるけれど、焼肉屋でそれを気にする人は多くはないみたい。でもその時その時、肉にも違いがあるのは間違いなし。
だから、「今日のお奨めは?」と必ず聞くようにしています。で、その中から選ぶ。
この店主の田中さんも非常に正直と言うか、客をどうやったら喜ばせることができるか常に考えている人で、この「お奨め」に関しても非常に正直。例えば「ハラミは?」なんて聞いたときに、あまりお奨めでない場合にはちゃんと首を横に振る。(笑)
それを聞かずに普通にメニューだけ見て頼むと、この前は美味しかったのに今日はたいしたことがないとか、そういうことが簡単に起きてしまう(当然、その逆も起きる)。やっぱり魚と同じで、本当に美味しいところってそうそうたくさんあるわけじゃないんでしょうね。本来ならそういう肉を「今日の特選」とかにするのだろうけれど、そうはなっていないので、やっぱり聞いたほうがいいし、聞けば答えてくれる。まぁ、非常に感じが良いお店です。
これは他のスタッフも同じで、この店って教育が行き届いているのだろうけれど、ちょっと感じが違う。皆がしっかり仕事をしているものの、そこに教育があることが見えないのね。また、しょーもないワーホリみたいなのは一人もいない。これってある意味、サービス業としては完璧な姿とも思うわけで、マニュアルでも教育でも強制でもなくて、それぞれが自然にやるべきことをしっかりこなしているように見える。それも笑顔たっぷりで。こういうごく自然な形で高いサービスレベルを維持できる店っていくらでもありそうで無いのね。だから私はこの店が大好きなんだけれど、そういう風に維持できる秘訣をいつか聞いてみたいと思ったり。このことはいつもヨメサンと話すのだけれど、田中さんの人徳なんだろうねぇとしかいえないのね。商人出の私としてはどうやったらこういうスタッフのレベルを保てるのか非常に気になってます。
でもやっぱり和牛は高いなぁ。でもたま~~~にしか行かないからいっか。
あ、そうそう。メニューも変わっていたんだけれど(非常に見づらいメニューになった。漫画のような絵だからどんなものなのかがわからない)、昔は韓国料理としてのスープ類がなかった。まぁ、ここは韓国料理屋じゃなくてあくまで日本料理としての焼肉だからそれで一向に構わないし、キムチも韓国人が食べたら怒るような味だけれど日本人には好まれる味かもしれなかったり、まぁ、面白い店なんだけれど、昨日、コムタンラーメンなるものを発見。
これを最後の締めで食べたのだけれど、美味しかった~~~~~~~。
こんな味の濃いコムタンを食べたのは生まれて初めて。これって韓国人は駄目出しをするかもしれないけれど、日本には豚骨ラーメンなるものがあって、それの繋がりとしてのコムタンラーメンだと思うとわかりやすい。豚骨ラーメンってちょっと獣の匂いがすることがあるけれど、牛のコムタンにはそれがない。濃厚でもイヤミのない味とでもいうか。
これからはこのコムタンラーメンだけ食べに行くのも絶対にありだと思う。マジに美味しいと思った。