おちんちんの話で説得

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我が家の子育てである時こんなことがありました。

うまい具合に洗脳して、日本人大好き人間に育てた子供たちですが、それでも漢字の書き取りとか嫌気が差すときだってあるわけですよ。で、愚痴を言い出したときにこんな話をしました。

「お前は何人?」
「日本人だよ」
「日本人が日本語の読み書きも出来ないでそれでも日本人か?」
「うーーーーむ」
「お前は男だろ?」
「そうだよ。当たり前じゃん。」
「男が絶対持ってるものってなんだ?」
「うーむ、やっぱりあれだよね。」
「だろ?じゃぁ、おちんちんがない男でもいいのか?」
「そりゃ絶対駄目だよ~~~」
「それと日本語ができない日本人と同じだって事がわかるか?」
「だよねぇ、そうだよねぇ」

馬鹿な理屈ですが、結構彼は納得しておりました。 (笑)

親としてはうまい具合に日本人らしく育っていると思っていたときにこんなこともありました。

家の郵便受けに5ドル札が入っていたんですよ。どうしてそんなことが起きたのか全くわからず。

「5ドル札が入っていたんだけど・・」
「ラッキーじゃん」と次男坊。
「なんだと?お前これポケットに入れろというのか?」
「あったり前じゃん」
「じゃぁ、お前、道で財布を拾ったらどうするんだ?」
「ラッキーって思ってもらっちゃうよ」
「なんだとぉ~、お前!」
「そんなの普通だよ。誰だってそうだよ。」
「お前、二度とそんなことを言ってみろ。そしてネコババしてみろ。マジで殺すからな。」
「ごめんなさい・・・」

こんなこともありました。やっぱり環境って怖いなと思った瞬間でした。

でも面白いでしょ?殺すからな、なんていう親が普通いるのかどうか。(笑)

でも我が家は子供の考え方を尊重した育て方をして、ああしろこうしろ、あああるべきこうあるべきというのはあまり言わないで育ててきました。自分で考えてみよ~~~と3歳ぐらいのことからそうやって考えさせる育て方。

でもたまにとんでもなく許せない言動もあるわけですよ。そういう時には私は鬼になりました。

車に皆で乗っていて、あーーじゃこうじゃ話している間に喧嘩になったり、おかしなことを言い出す、やりだすこともあるわけですよ。そしてこれは絶対に許すわけにはいかないと思ったときには、すーーっと車を路肩に止めて、子供が座っている後部座席のドアを開けるわけです。

子供は何が起きるのかキョトンとしているのですが、

「降りろ!」
「え?」
「降りろ!歩いて帰れ。歩きながら自分がさっき言ったことが正しいかどうか良く考えてみろ」
「ごめんなさい。許して~」
「駄目。いいから降りろ」
「やだ~~~~~~~~」
「降りろ~~~~!」と椅子にしがみつく子供を掴んで外に出すんです。

そりゃ、子供は泣き喚くなんてもんじゃないですよ。身体が震えるぐらい怖がります。

そこでヨメさんが、「パパ、そこまでしなくてもこの子はちゃんとわかるから大丈夫よ」と台本通りの助け舟。

私は黙って、子供を車に乗せる。そして解決。

これって脅迫そのものだと思うのですが、大事な我々の生き方の根本に関わる問題の時にはこういうこともしました。ただし、これは降りろと言ったら泣くのがわかっている歳までってことですね。わかったよ、降りるよなんて言うであろう歳になってからは他の作戦に切り替えました。泣き落とし作戦。(笑)

でも小さい子を脅かすのも考え物で、私が幼稚園の頃、出て行けと父に怒鳴られたので、私は家を出たことがあります。お金もないのにバスに乗って(ただで乗せてくれた)親戚のオバサンの家に行ったのですが、大騒ぎになりました。今でもあの時のことは忘れません。唯一の心の拠り所である家を自分の親に出て行けといわれたらどれだけ小さな心が傷つくか。怖いですよねぇ。

でも問題になっている体罰に関してですが、私は体罰は必要なときもあると考えています。私が子供の頃体罰なんて普通にありましたが、このやろーーとは思っても、後であれはあれで良かったと思うことがほとんどです。まぁ、教師によるわけで、陰険な先生で「キミィ、そういうのは駄目なんだよ。わかるかぁ?」みたいなのはバカにしていましたが、ここぞというときに体罰を与える先生は結構好きだったり。でも子供に体罰を与えるということはしませんでした。デコピンが何度かある程度かなぁ。でも上に書いたような体罰より怖い精神的なプレッシャーを掛けるのは数度ありました。

まぁ、変な育て方かもしれませんが、二人の息子達は私を尊敬していると口に出して言ってくれるし、他の人にもそれを言っているみたいなので、私としては、まぁ、いいかと。

でももう子供を怒る、叱ることもなくなって何年も経ちます。まだ25歳と22歳ですが、今では私が子供たちを尊敬し、あてにしております。(笑)

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