ゴールドコーストにもチャイナタウン?

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ゴールドコーストの中華料理屋って何件あるんだろうか。半端じゃない数。でもゴールドコーストにはチャイナタウンはない。

ところがこんな看板を発見!

これはどこかというと、この写真のバックに写っているのは我々が借りているコンド、サウスポートパークなんですが、それのすぐ横丁。ラーメンの一番星の裏。昔のJFX(焼肉屋)があった辺り。

でもチャイナタウンという様そうは全くないのだけれど、この辺を中国勢が買っているという話を聞きます。今はなんてことないけれどこれから10年、20年掛けてここにチャイナタウンを作るんでしょうか。まぁ、ある意味、オーストラリアフェアに近くてそれでていてエアポケットみたいに静かなエリアですからここにチャイナタウンを作るのはよいかもね。

で、何でここに行ったかというと、ここに小さな店ですが、ホットポット(火鍋)の店があるんです。いわゆる中華の鍋専門店。ゴールドコーストの気候のせいか、ゴールドコーストに火鍋の専門店って他にはないんじゃないかなぁ。鍋を置いている店はいくらでもありますが、火鍋を売りにする店は他には知りません。

ああああああ、店の名前が・・・・・・・・わからない。昔のJFK(今は和食屋)の並びにある小さな店です。

ここが結構美味しいと聞いて3人で行ってきたのですが、結論からいうとまぁまぁいいかも。80点。

こんな感じ。鍋は二種類のスープの鍋を頼みました。

結論から書くと、この赤いほうは四川料理としては定番だけれど、今後はパスしようと思います。美味しくないってわけじゃないんだけれど、インパクトがないのね。で、白濁しているほうはかなり美味しかったので次回はこれだけでいこうと思います。

まず基本料金として一人前20ドル。そして具は何十種類もある中から6種類選べます。3人だから60ドルで、18種類。18種類って多すぎるかもしれなくて、最初適当に頼んでも17種類で精一杯。残る1種類はあとで頼むということにしましたが、これも結論から言うと12-14種類頼んで残りはあとで追加したほうが良いと思う。

こんな感じで続々と出てきます。

薬味やタレはこんな感じで十分。

これはうまいと思った薬味なんですが、なんとニンニク。(笑)

ニンニクが美味しいってことじゃなくて、ニンニクはおろしニンニクじゃなくて刻みニンニク。これって餃子もそうだけれどおろすと刻むのじゃまるで違うのね。刻みニンニク恐るべし!と思いました。

具は全部で3人前の18種類ですが、女性二人と私なら十分。でも若者じゃまるで足りないでしょうね。男同士でも駄目かも。

足りなければ具だけ追加注文をするわけですが、この店の場合、ここに注意しないとかなりやばいことになると思いました。

たとえば写真に出ているようなレタスとかイカボール。その他、モヤシとかウズラの卵、あるいはエノキとか、量が極端に少ないんですよ。それでいて5ドルします。原価で言えば1ドル以下。これを4皿追加してもたいした量じゃないんですがそれで20ドル。ベースの一人前の料金になっちゃう。

ですから大食いにはかなり高くなる店だと思います。あるいはたとえ二人でも最初から4人前頼むとか、そういう風にしないと駄目かも。4人前なら4X6で24皿。かなりの量。でも2X6で追加したら腹が立つ料金になること間違いなし。

商売うまいわ、この店。

でもね、味はよいと思いました。この手の火鍋って本物に近ければ近いほど、日本人の口には合わないと私は思っていて、この味付けの中途半端さがなんとも言えなく良いと思います。さっぱりしているし、当分食べようとは思わないっていう感じじゃないのね。毎日でも大丈夫なくらい。(笑)

この店に行ったら必ず注文したい具材があります。それはFish eggという名になっていますが、いわゆるフィッシュボール、魚のすり身のボールなんですが、中に魚の卵が入っているんです。トビコみたいな小さくてプチプチしているあれ。これはかなり美味しい。初めての経験でした。

でもねぇ、この火鍋ってのもよくよく考えると手抜き料理だと思いますわ。多分高級店なら具材も凝っているんでしょうが、大体はスーパーで売っているような冷凍食品を出すだけなのね。缶詰から出したものとか、魚介類や野菜なんてそのまんま。

せめて盛り付け、並べ方くらい考えてくれればいいのに、そういう発想ってないみたいね。だから日本の鍋料理みたいに下処理もしてないし、出てきたときの感激もないし、これなら家でも簡単に作れるじゃんって思う。ただ家ではこのスープが作れないだけ。

クアラルンプールの田園粥火鍋(Farmland Steamboat)って店には行きました?

火鍋屋なんですが、スープがなんとお粥。これは美味しかった~~~~~。

でも具材はスーパーで売っているようなものばかりだったのを思い出します。写真があるはずだけど・・・、あったあった。

美味しければ良いと割り切っちゃえば良いのでしょうが、飲食業の家に育った私としては、そして職人の意地が大好きな私としてはこういうのは出てきた瞬間、がっかりしちゃいます。でもま、これがアジアだと思って受け入れましたが、マレーシアに行ったら、日本人もびっくりなマレーシア職人の意地が見えるような店を探してみたいと思います。

料理って出すほうも食べるほうも真剣勝負だと思うんですよ。そういうのが食の楽しみでもあると思うのですが、それって値段には関係ないのね。安い店でも職人の意地が見える凄い店はいくらでもあるし、クアラルンプールは食の町でもあるから楽しみにしています。

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