マレーシアの中国語

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マレーシアの中国語の違いがわかる動画を紹介してもらいました。

私はもう30年以上前ですが、仕事で台湾に行くことがよくあって、北京語をちょっと勉強したことがあります。でもこの動画を見て、良くはわかりませんがかなり違うのはわかるし、マレーシアで中国語を習うのも良いなぁと思っていましたがやめることにしました。(笑)

しかし中国語っていろいろあるし、それに方言を入れたらわけが分からない感じがします。マレーシアでもKLとペナント主流の中国語が違うんでしょ?ややこしいですね。

台湾のことを思い出しますが、一度とても不思議な体験をしたことがあります。酒家で飲んでいたのですが、ホステス同士で日本語を話しているんですよ。とても不思議だったのでなんで?って聞いたら、日本語が共通語だと。びっくりしましたよー。

今はどうか知りませんが、昔は地元の台湾人と本土から人(毛沢東に負けた蒋介石が大陸から台湾へ逃げてきた)と言葉が違うわけで、通じないことがよくあったそうです。福建語と北京語?

それと台湾で話される言葉の中に日本語が結構あるのね。外来語ってことなんでしょうが、おしぼり、看板、案内とか。

そういえば、現代の中国語には日本経由の単語がかなりの%を占めていると聞きました。中国の憲法の中にも多数あるとの事。

どういことかというと、日本は明治維新で西洋化近代化をしたわけですが、海外に出てありとあらゆる文化、思想、技術を手に入れたわけですよね。ただ、そういう新しいものに対応する日本語がないわけで、日本人が漢字を使ってそれらを日本語化した。

それを中国が逆輸入して今に至るという話。

健康、文化、労働、生産とか、民主や共和国というのも日本生まれの言葉らしく、その日本経由の外来語がなければ現代中国語は成り立たないとのこと。でも彼らは絶対それを認めないんでしょうが。(笑)

しかし、台湾は居心地が良かったなぁ。実は台湾には無いといわれていたある種の「竹」を探して結構山の中の村を歩いて回っていたんですが、ある村では、何十年ぶりに日本人が来たなんて人が集まってくることがありました。つまり戦後初めてってことになるんでしょうが、でも彼らは日本語を話すんです。ひっくり返りそうにビックリしましたっけ。

どうして日本語を話すのか聞いたら、日本の学校を出たというわけです。日本の統治時代はどんな山の中の村でも村長は日本人で、日本語教育が行われていたとのこと。

私が行っていた頃は昭和40年代後半ですが、日本大好きの台湾人がいっぱいいて、日本の統治時代のほうが良かった、日本が台湾発展の基礎を作ってくれたと感謝されましたっけ。歳よりはみんな日本語をしゃべるし、物価も安いなんてもんじゃなくて嬉しかった~。

隣国を日本が統治したのと台湾と違うことをしたとは思いませんが、これほど違うのかと思いました。当時、オリンピック前ですが隣国にも良く行ってました。でも町を歩いてて、どこからか冷たい視線を浴びているのが雰囲気的にわかるのね。怖かった。そういえば当時、隣国では女性は化粧しないのが普通で、町を歩く女性はみんなスッピン。化粧している人は夜の商売をしている女性だけ。変われば変わるもんです。

ま、台湾はかつては国として存在していたわけではないし(中国大陸からも無視されていた様子)蛮族が横行し支配する島でしかなかったというところなんでしょうね。そこへ日本が入ってきて治安がよくなり近代化に向かって行った。

そういう意味では隣国が併合される前の退廃、衰退って似ていると思うし、日本がどれだけ発展に寄与したかという点では台湾と同じだと思うのだけれど、余計なお世話でしかないんですね。まぁ、一国が消滅したわけですから、民族としては絶対に受け入れたくないも当然なのでしょう。で、日本はかの国と戦争や侵略はしていないんですね。併合はかの国の要望(無理強いされたのでしょうが)でもあった。ただ反乱軍が蜂起してそれと戦った事実はあって、日本軍が残虐行為、侵略行為をしたというのはその反乱軍を鎮圧する行為のことを言っている。(彼らは日本に対して戦勝国だというけれど、それは世界的に見ても間違い。日本の終戦後は親日派はことごとく粛清され、侵略戦争と言われるようになった。そもそも独立は日本から独立したのではなくて、占領軍(アメリカ)からの昭和23年8月13日の独立であって、日本からの独立として歴史に残すため日本の終戦日に合わせて記念日を変更した。)

でも地政学的に考えると、何百年も民族の国を維持できたのが不思議に思うくらいで、なぜそれができたかというと、あの異常なほどの愛国心と他民族に対する敵対意識があるからだったのだと思ってます。それがなかったら遠の昔にあの国は滅んでいたと思います。逆に日本が滅んでいないのはラッキーなだけだと思ってます。

彼らには「水に流す」という考え方が無いのね。絶対に白黒つけないと気がすまない。儒教が根本にあるからだと思うのだけれど、逆に日本は水に流すのが得意。大事なことも忘れて、まぁ、いいじゃないかとリセットしてしまう。そしていつまでも昔のことを言うなと言う。

私にしてみると、どっちもどっちのような気がします。

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