中国経済の行方

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私が最近一番気になるのは中国経済の動向です。もうバブルははじけたとか、かなり危ない状態だというのは聞こえてきますが大手マスコミはそういう言い方はしませんよね?

これって中国の特殊な事情、つまり様々な経済データも粉飾されている可能性が非常に高いわけですが、大手のマスコミはそういう前提で話しをすることはできないんですね。国家としての中国が発表した数字を使うしかない。

でも巷のアナリストは好きなことが言えるわけで、彼らの見る中国はかなり危なさそう。さて、どこに真実があるのか?

中国がこけた場合、それの影響はリーマンショックどころじゃないと私は考えていますので、非常に気になります。

でも中国の特殊性からこれを隠すなり、強引な手法をとってうまくごまかし、それがうまく行ってしまう可能性だってあるんじゃないでしょうか。いやいや、それを頑張ってやっているのが今で、どうにも隠せる状況じゃないし、好転する見込みはないとの声が大きい。

で、こんな解説。

リーマンショックでいろいろ経験させられた私達ですが、同じ様な大きな嵐が世界中に吹き荒れたときに一体何ができるのか。

資産防衛は決して簡単ではありませんが流動資産だけでもどうにか逃がす、あるいはそれを利用して利益を出す(そして大きなマイナス分を多少でも埋める)ぐらいのことは考えないとうまくないと思っています。

我々の年代ってやっぱり株式投資をする方が多いようで、それも買いだけ。空売りはしない。

この20年間、それを押し通してきたこと自体、あるいはそれで生き残れたこと自体私には不思議なのですが、昔からの習慣、価値観、行動パターンを変えるのは難しいのだろうと思います。

でも、失われた20年に青年期を送った若い人たちはそれとは全く逆で、売りから入ることを知っているのね。FX市場が伸びてきたこともあって、売りと買いは全く同じだと考えている人が非常に多いのがわかります。逆に、株式投資をしている人の多くは「買い」しかしないことを知って驚く若者も中にはいました。

ま、歳よりは先行き短いですから、今更慣れないことをする必要はないと思いますが、でも大きな変化が起こる局面でも生き抜きたいと強い意志があるならば、古い経験とか今まで培ってきたノウハウさえも捨てて、新しい時代に沿った生き方をするのが当たり前だと思います。常に新人。常にスタート。

為替にしても株、先物にしてもそうですが、このブログを読んで来た方々にはすぐわかることがあるはずです。それは「相場が大きく動いているときには誰にでも簡単に利益が出る」ということ。

上に行くのか?下に行くのか?ってそういう話じゃありません。上でも下でも波乱の時には大きくあちらこちあにうねるわけで、そのうねりの出現が利益の種になるということ。

若い人たちの中にはそういう時が来るのを待っている人もいるんじゃないでしょうか。私が若いころは波乱こそチャンスといつも思っていました。世の中が順調に動いているときには中小企業が伸びるチャンスって少ないと思っていました。既存の権利なり取引関係をどの会社も死守しますし、ゴミみたいな中小企業が入り込む隙なんかありゃしません。でも大企業でさえもひっくりかえるような時こそ、中小企業がどうにか伸びるチャンスだと私は常に考えていました。そういう考え方って大手企業のサラリーマン経験しかない人には考えられないかもしれませんが、地べたにはいつくばって生きてきた中小企業にしてみるとそれは常識で、波乱の時代に育った若者もそれを当たり前のものとして考えているような感じがします。

その時が来ても慌てないで対処できるような準備が必要だと思っています。私はリーマンショックを超える大きな嵐が遅かれ早かれ来るだろうと思うのです。

冗談の様に囁かれているアメリカのデフォルトですが、大きな波が来たら彼らだってまさかの決断をするかもしれません。もうすでに準備が出来ていると噂されるアメリカの新通貨であるアメーロも出番を待っているかもしれませんね。

波乱こそ伸びるチャンス。そういう生き方をしていれば怖いことなんか何もない。

というのが私の希望。(笑)

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