今回の旅行で美味しかった物

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二泊三日のサンシャインコーストへの小旅行ですが、食べ物には結構恵まれました。

びっくりしたのが展望台に上る一本道の途中にあるカフェ。この道路って行き止まりで展望台に行く人しか通らない。そんなところにポツンとカフェがあるんです。周りに民家はほとんど無いようなところで、車は一時間に数台しか通らない。

ちょうど朝ごはん時で、適当に頼んだのがこれ。ナチョス。溶かしたチーズとトマトソースがトルティーヤチップスに掛けてあるだけ。

全くあてにしていなかったのですが、一口食べて「おおーーーっ」と声を出してしまうぐらい美味しかった。

「うそぉ~」というヨメサンが頼んだのはなんとかブレックファスト。まぁ、ハムエッグトーストですね。パンはターキッシュブレッド。

「美味しい~~ぃ」とヨメサン。

私も味見させてもらいましたが本当に美味しかった。って半分はもらっちゃいましたが卵がポーチトエッグでイヤに美味しい。卵が違うみたい。また両方に使っているアボカドペーストがメチャ美味しい。ヨメサンはそれをどうやって作っているのか、何を混ぜているのかああじゃこうじゃと悩んでました。

オーストラリアって本当に不思議で、都心の有名店やホテルのレストランが恐ろしいことになっているかと思うと、こういうまさかの店が美味しいのね。なんなんだろうか。

ヨメサンの乾癬の治療に行く診療所はバーリーヘッズにあるんだけれど、そのビルの一階にあるカフェもそうだった。そして旅行としてはなんてことのないタンボリンマウンテンで泊まったB&Bもそう。料理の見た目は一緒なんだけれど使っているもの、味がまるで違うのね。

こうやって美味しいものも作れるのにどうして街のレストランとかたいしたことがない店ばかりなのかとっても不思議。

カフェが使っている食材なんてたいしたものじゃないわけでどこででも手に入るのだろうけれど、それを我々が見つけるのって簡単じゃないのね。ハム一つとってもどこのどういうハムが良いのかさっぱりわからず。欧州人がやってるハム専門店もあるのだけれど、あまりにも種類が多くてどれを買うべきかもわからない。これはチーズも同じ。

この辺鄙なところにあるカフェは結構客が入っているんですよ。もちろん満席になるほどじゃないけれど、山の中の一本道、民家も回りに無いようなカフェにしては客が入っている。様子を見るとどうもみなさん常連さんみたい。近所の人が来てるのね。でも近所と言っても車で30分以内に町も集落もないし、民家がポツン、ポツンと存在するだけの場所。

あああ、そういう場所だからこそここが唯一の近所の人のたまり場なのかな?

ま、不思議な店だと思いました。2時間も掛けてわざわざ行くような店じゃないのは当たり前だけれど、こういう店が家の近くにあったら嬉しいなぁ。我々は初日と帰る日と二度行きましたが、マジに気に入りました。

店も自信があるようで、看板には Great という言葉が並んでいる。(笑)

ああ、ここは頂上では無いのだけれど頂上付近で見晴らしも良いし、風がとても良い感じでした。

この地域特徴の山々が見渡せて雰囲気もOK。でも嵐が来たら怖そうな場所。(笑)

今回の旅行は自炊が多かったのですが、わざわざ材料を買い込み、鍋、ガスコンロまで持ち込んでの豚シャブは美味しかった。。

あとは、これまた持ち込んだ牛のカルビかな。量が多すぎたので、肉の部分と骨の多い部分と分けて大好きな骨の部分だけ焼いて食べました。肉の部分はお持ち帰り。

カルビって肉そのものより骨の周りの固い筋が美味しいよね~~。でもやっぱり二人だけの食事って寂しい。話題は子供を連れて遊びに行ったときの昔話しばかりだし。

残念だったのがお好み焼き。我が家はシーフードを入れるのが好きなのですが、行く途中のスーパーにはどこもシーフードが置いてなかった。信じられます?海産物は山間部に行くと一切売っていない。冷凍物も揚げるだけというのが数種類あるだけ。冷凍の海老もなければシーフードミックスもない。

実は山間部のスーパーにはちょっとびっくりでした。魚どころか肉類も非常に少ないのね。野菜、豆類、穀類、冷凍食品、パスタ、パン。あとは飲み物、お菓子類。スーパーを見て、元々オーストラリア人の食べ物は質素であるというの思い出しました。20数年前なんて普通の家庭のバーベキューはソーセージ一人当たり一本、それとホットドッグ用のパン一つだったなんてのを思い出します。ステーキなんて高級で、普通のバーベキューじゃまず食べないのね。ステーキを焼くようなバーベキューパーティでも子供達はソーセージとか。牧畜業が盛んでもそんなもの。日本では定番の鮭のホイル焼きとか諸々を我々が持っていくとオージーってビックリする。

ま、今回の旅行は食べ物がアウトでがっかりすることは全く無く、そこそこ楽しめました。

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