マレーシアも増税!GST 不動産キャピタルゲイン課税

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常連の方から大変重要な情報を頂きました。

マレーシアも日本の様に消費税(実はGSTと呼ばれるGoods and Services Tax)を導入し6%にする

そして、前から噂がありましたように、外人が購入できる不動産の最低額が50万リンギットから1ミリオンリンギットになること。

これの裏取りをしましたが、ニュースがあちこちに出ています。

たとえばここ  ←  クリック

我々に関係があるのは、まさにこのGSTですが、施行は2015年4月1日から6%。ただし、軽減税率があって、日本の消費税の様に一律ではなくて、次のものには課税されない。rice, sugar, salt, flour, cooking oil, dhal, chilli, herbs, salted fish, cincalok, budu, belacan, piped water, electricity (for first 200 for domestic use), government services, public transport (bus, LRT, ferry, toll) sales and purchase of property or rental of property.

基本的な生活必需品、というか命を繋ぐのに必要な最低限のものは非課税という感じでしょうか。注目は「政府のサービス」「公共の乗り物」「不動産の取得、賃貸」は非課税。

細かく見ると日本と似たようなもので、増税のショックを和らげるために減税や低所得者に対しばら撒きもやる様子。

気になるのは増税もあること。不動産のキャピタルゲイン税。Real Property Gain Tax (RPGT)

RPGT increased as follow:
– 30% (first 3 years)
– 20% (fourth year)
– 15% (fifth year)
For foreigners: 30% for all five years

Minimum property purchase price for foreigners to be doubled from RM500,000 to RM1 mil.

外人は5年間は税率30%。そして注目は、外人の取得できる不動産の下限が50万リンギットから100万リンギットになるということ。これは前から言われていましたね。

好調な不動産の伸びですが、外人投資が一般マレーシア人が居住するクラスの不動産の価格をあまりにも高くしないようにとの配慮でしょうし、また売れ行きが遅い高額物件を捌こうという腹もあるんでしょうか。

さて、これから不動産投資をする場合、ややこしくなりそうですね。私は不動産投資には興味がないですが、やるとすれば「自分が欲しい物件」ではなくて「現地向けの足の早い物件」を選ぼうと思うわけですが、その戦略は難しくなりそうです。

また100万リンギット以下の不動産を持っている場合、見込み客は減るわけですからその影響は出そう。

ただ、100万リンギットギリギリの物件は割高になるということもありそう。

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