男の料理

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買って来たジョンドーリー(マトウダイ)とモンクフィッシュ(アンコウ)を料理しました。というかいつもの通り「料理」じゃなくて「実験」ですが。

まずジョンドーリー。これはムニエル。

切り身はこんな感じで売ってます。これに塩コショウを軽く。

小麦粉をまぶして。

フライパンにオリーブオイルを引いて焼き上げ。焼けてきたらバターを投入。香ばしい匂いが出てきたら刻んだパセリ、白ワインを振ってちょっと蒸す。

となるはずだったんだけれど、パセリも無ければ白ワインもないのでそのまま~。

結構美味しかったです。ただやっぱり身がちょっと硬い感じ。これってこっちの魚の特徴で、例えば美味しそうなキンメを見つけて喜んでも、火を通すと半端じゃなく硬くなるのね。あるいはベチャベチャ柔らいとか。煮たらまぁまぁだけど、皮がゴムみたいだったり。でもこのマトウダイはそこそこ良い感じ。でも塩焼きだとどうかなぁ。かなり硬くなりそ。

さて問題はアンコウ。切り身はこんな感じで、まさかあの姿は思い浮かばない。

これはから揚げにするつもりで、その準備を始めようと思ったところ、

ヨメサン 「から揚げにするんだったら、電子レンジでチンすれば良いのがあったでしょ。あれがいっぱい余ってるから使ってね。」

私 「おいおい、チンのやつって、魚に使えるのか?」

ヨメサン 「やってみなければわからないでしょ。5袋も6袋も余ってるのにいつも買ってくるあんたが悪いんだから使ってよ。」

私 「・・・・・・・・・・・・・・」

で、何種類かある電子レンジで作る空揚げの素を選んだ。それがこれ。

塩麹ってのは良いけれど、お肉を柔らかくって・・・・・、確かに魚も魚肉だけど・・・・・・・。

今更女王様に逆らうことも出来ないので使ってみた。とりあえず半分の量を丸い皿の円周上に置く。これが満遍なく火が通るようにする電子レンジ空揚げのコツ。

出来上がりはこんな感じ。500ワットで4分。

私 「出来たぞ~~~」

ヨメサン 「美味しそう?」

私 「うーーむ、微妙。ところでこれ、何をつけて食べるんだ?」

ヨメサン 「鶏の空揚げ用だから結構味がついてるんじゃない?そのままで良いかも。」

私 「だな、でもレモンがあったら良いんじゃない?」

ヨメサン 「そうね、レモンがあれば良いかも。でもレモンはないわよ。」

私 「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

何も付けずに食べてみたけれど、うーーーむ、まさに微妙。空揚げ粉の宣伝通り、お肉は柔らかくなってフワッフワ。(笑)

洗濯機横のストック置き場をひっくり返して探してみたら、あったあった、カボスの汁と、柚子の汁。当然、賞味期限なんかとっくの昔に終わってるやつ。

私 「カボスと柚子があったぞーーー。」

ヨメサン 「やっぱりカボスかもね」

私 「だろうな。」

で、二人で並んで試食。

沈黙の時が流れる・・・・・。

ヨメサン 「あと半分、残ったのはどうするの?」

私 「うーーーむ、好きにすれば?」

ヨメサン 「私はいらないからね。」

私 「・・・・・・・・・・・・・・」

やっぱり電子レンジで作る空揚げの粉が悪かったかなぁ。でも普通にやり直す気力は全くなし。

以前、アンコウを買ってきたときには塩麹に漬けてバージンオイルで焼いたのだけれど、あの時のほうがはるかに美味しかったわ。その時の写真。

今度買うとしたら鍋に入れてみるかな。

しかしまぁ、本当にこちらの魚を使う料理って難しい。こちらの魚にはそれにあった調理法があるんだろうけれど、私は日本の魚を日本の調理法で食べたい!!!!!

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