ヨメサンが帰ってくる

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先月末に日本に行ったヨメサンが明日の飛行機で帰ってきます。

嬉しい?それとも残念? (笑)

毎日電話で連絡は取っていたので、まして今生の別れってわけでもなく、この歳こいて寂しいなんて思わなかったですねぇ。それどころか、独りってこんなに気楽なのかと再確認した二週間でした。

モノマネの清水アキラが「卒婚」を言い出して話題になりましたが、ああいう生き方も良いかもしれない。面白かったのが街頭アンケートで卒婚のことを聞くと、女性のほうが是非やりたいという声が多かったこと。何組かの夫婦もアンケートに答えていて、ヨメサンがそういうのをびっくりした目で見る旦那の顔が面白かった。

まぁ、確かに主夫をやってみると毎日毎日こまごまとやることがあるし、ストップするわけにもいかないし、旦那は定年で気楽かもしれないけれど、主婦としてはいつになっても楽にならないどころか、五月蝿いのが毎日近くにいたら気が狂うだろうというのは良く分かる。

それと同時に、そのアンケートで思ったのは、本当に家事の何もしない旦那族が結構いるということ。他の番組でもたまに料理なんかしたこと無い旦那とか、何がどこにあるのかわからないみたいな、仕事オンリーの旦那って結構いるみたいね。でも年齢層によって違うのかな?今の若い年代で、俺は仕事をする人、お前は家を守る人、みたいな人って少ないのかもね。私が女性だったらそんな男はまっぴらゴメンだし。

性格の問題かなぁ。私の女性の友人だけれど、どこからどう見ても「尽くすことに生きがいを感じている」のがわかる人がいる。旦那が何を言っても「ハイ」という人。愚痴なんか聞いたことがないし、自分が求められていることを自覚し、自分がいるから旦那も生きていける、家族も仕事もうまくいくと信じている様子。私としてはいつか地雷が爆発するんじゃないかと思っているし、そういう女性の存在を認めるってことは、では俺んちはどうなってるの?ってなもんで認めたくない、嘘に決まってると思いたくなる。(笑)

卒婚は極端にしても、週の半分ぐらいは別々に暮らす程度なら良いと思うなぁ。そして年に1,2ヶ月は勝手にどこか行ってもOKとか。

でもま、そんなことを許すと男ってろくでもないことを考えるのが普通かもね。私もすぐ想像するのはそれだし。(笑)

いやいや、女性も同じかもだなぁ。つまり結婚して一緒に生活するのって、必要だからそうしているというより、一緒に居るのはお互いを監視しあう為、なんてこともありそ。女性の嫉妬心って人類の持つ感情の中で一番強く、怖いように私は感じるし、そしてまたその感情が昇華すると「(女性の)夫婦愛」に変化していくのかもしれない、なんて思う。男女の愛の中で本当に純粋で美しい愛なんて全体の10%もないかもねぇ。そしてそれに気がつき出すのが40代辺りからで、旦那が定年退職する頃には女房族は自分が信じていた愛の本質をしっかり理解するのかも。(笑)

でもまた60代も過ぎ、70,80と歳を重ねると違うものが見えてくるのかな?私の親を見ているとそう思う。

世の中を見ていて思うことは、本当に離婚する人たちが多いってこと。私の友人にも半端じゃない数がいる。それと同時に、再婚した夫婦の仲の良さも目立つ。でもまぁ、そりゃそうだろうと思うわけで、頭に血が上って「この人しかいない」「一緒になれないのなら死んでも良い」なんて思った再婚組はいないだろうし、冷静に「この人なら・・」と一緒になるんでしょう。

海外に出るロングステイヤーもその手の再婚組が結構いるのね。日本にいるとそれぞれのしがらみがあって、海外に出て新たな自由を満喫して生活したいと思うのも良く分かる。そういえば、ゴールドコーストの話だけれど、それぞれ日本で結婚している老年の男女が、それぞれ単身でこちらに退職者用ビザを取って来ていたのね。随分仲の良いロングステイヤーだと思っていたのだけれど、実は日本に居るときに、海外で会おうと計画を練ってそれぞれの連れ合いを日本において、一人で出てきていたのを後で聞いた。老いらくの恋を海外に逃げて成就したってこと。そして、それぞれの日本での離婚が成立したら、手と手を取り合って帰っていったっけ。

あと夫婦かと思っていたら、実は違ったなんてケースも結構あるのね。でもま、海外に出てそれで幸せならそれで良いのかもしれないけれど、フト日本に残された人のことを考えるとなんだかなぁ、なんて思ったり。そうかと思うと、夫婦でマレーシアに行こうって話になって、とりあえず貴方が先に行っていてねと言われ、そうしたら日本にいるヨメサンはいつになっても来ないとか?

人生いろいろで面白いですねぇ。我が家の将来はどうなるんだろうか。このまま順調に行くとは思えない不安がなくもない。(笑)

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