背脂チャッチャラーメンを作ってみた

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日本のラーメン屋さんで、背脂をチャッチャと振って出てくるのがありますが、私は結構あれが好きなんですよ。そもそもコッテリ系が好きだし。でもさすがにオーストラリアでああいうラーメンは見たことがありません。でもシドニーメルボルンにはありそう。

で、今回、背脂を手に入れたので、考えられることはいろいろやろうと思ったのですが、やっぱり一番最初に頭に浮かぶのはそのラーメンの背脂チャッチャ。早速やってみることにしました。

まず、全部で1.6キロ程度ある背脂から、脂だけを綺麗に外しました。脂だけの重量は1キロ以下になったかな。結構歩留まりが悪いです。でも赤身が混じっているところはミンチに使えますのでOK。

元はこんな。

それをこういう形に。

まずはこれを細かくして、茹でてラーメンチャッチャ用の背脂を作りました。これがですねぇ、二時間茹でてもまるで変わらないんですよ。多少は透明になってグズグズに崩れてくるかとおもいきや、全くその徴候もなし。

これとは別に、フライパンでラードを作ってみました。でも欲しかったのはラードじゃなくて油かす。(笑)

弱火でコトコト煮て(?)いくわけですが、火が強いとカスが茶色になってしまうとのこと。30分ぐらいでこんな感じに。

油は粗熱が取れたら瓶詰めにし、カスはキッチンペーパーで油を切っておきます。

これを味見したところ、懐かしい味がしました。昔、一体これをどうやって食べたのか全く覚えていませんが、味は覚えていました。多分、これを「天カス」の代わりに使ったら美味しいと思いました。お好み焼きにもこれのほうが良さそう。日本にはこのカスを使う有名な焼きそばがあるとのこと。これってチャーハンを作るにも良いんじゃないかと思いました。

そうこうしていている内に茹でた背脂がどうにかなるんじゃないかと思いましたが、全く変わらず。(笑)

でも待ちきれないので(お昼ごはんがまだだった)、もう食べることにしました。

茹でた背脂は網で漉しました。

両方入れて作ったラーメンがこれ。スープは2日間、鶏のドラムスティックの骨をコトコト煮たもので美味しかった~。

コクがあって美味しいんですが、やっぱりしつこいね~~。ジジーがこんなのをいつも食べていたら死んじゃうかも。(笑)

この茹でた背脂をとっておいて何に使うかのアイデアが湧いてきませんので、いらない分は破棄。でも油カスは天カス替わりに使える場面は結構ありそう。チャーハン作りにも良いかもしれない。野菜炒めに入れても良いかも。でも置いておくと湿気を吸うようなので保管にはシリカゲルが必要。冷蔵庫に入れておけば大丈夫かな?

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