(小型の)凄いカメラがパナソニックから出た

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この時期は新しいカメラがゾロゾロ発表される時期ですが、小型のカメラ好きには気になるカメラがパナソニックから発表されました。

Lumix DMC-LX100という、高級コンパクトデジカメ。

– ボディはマグネシウム合金
– センサーは総画素数17MP、有効13MP フォーサーズCMOSセンサー
– アスペクトレシオは1:1、4:3、3:2、16:9 – ISO200-25600(拡張でISO100)
– レンズは換算24-75mm F1.7-2.8
– 最短撮影距離はノーマルで50cm、マクロモードで3cm
– AF測距点は49点
– 液晶モニタは3インチ92.1万ドット、チルト式
EVFは276.4万ドット、倍率1.39倍
– シャッター速度は60秒-1/16000秒
– 連写は11コマ/秒
– 動画は4K 30fps、フルHD 60p
– メディアはSD/SDHC/SDXC
Wi-Fi内蔵
– 重さ393グラム
– 大きさ115 x 66 x 55mm
– 方向センサーあり
– GPSなし

この普通に見えるカメラの何が凄いかというと、センサーが4/3インチというコンデジではかなり大きなセンサーを積んでいるということ。つまり暗いところにも強いし、ボケが出やすく大きな一眼レフみたいな写真が撮れるということ。

レンズもライカ銘でズームは35ミリ換算で25ミリ~75ミリ。ストリートフォトグラファーには十分で、広角が25ミリなら風景派も嬉しい。

そしてレンズの明るさがF1.7~F2.8。これも大したもんで暗い所でも助かるし、またボケも出やすい。 そして、な、な、なんとこのカメラは4K動画が撮れる。4Kなんてどうでも良いと思うかもしれませんが、今のハイビジョンが出てきた時も関係ないなと思った人は多いはず。でも4Kも見慣れてしまうと、それ以下の動画ってボケているように見えるのね。いわゆる今のハイビジョンって1080pですが2160pになるってこと。情報量は4倍。

モニターがそれだけの解像度を持っていないと意味がないですが、ユーチューブにも4K映像はアップロードされるようになっていまして、4Kが当たり前になる時代も近いかもしれません。 細かいところまで綺麗に見えます。つまり、自分の目で見ているのに限りなく近づくってことなんですね。臨場感が今までのハイビジョンとまるで違う。

4Kの映像サンプル(違う機種)。砂漠の遠くの方に立っている人間の輪郭が一切ぼやけていません。これは凄い。

このカメラは凄いと思うなぁ。でもこれが出たせいで、マイクロフォーサーズのレンズ交換型の売れ行きが落ちるんじゃないですかね。

良いと思うなぁ。でも私は買わない。(笑)

でも、昔から高解像度のビデオを撮ってみたいとずーっと考えているんですよ。止まっている物体を撮るには普通の写真で良いですが、人物写真とかあるいは動いているものって、本当に良い瞬間にシャッターを押せるかというとそれは偶然以外の何物でもないじゃないですか。特に人物でそう思うのですが、大きく笑った瞬間とか、笑い出す瞬間とか、良い味が出ている瞬間ってほんの一瞬なんですよね。だからプロがバシャバシャバシャと機関銃みたいに撮るのも良くわかります。100枚とっても使えそうなのは数枚とかなんですね。

その一連の動きを動画で撮っていれば、ここぞというベストの瞬間を切り出すことが出来る。もし4Kで動画が撮れれば、そこから切り出した画像は6~8メガピクセルの画像になりますから、普通に使うには十分ですし。でも普通のHD動画だと1920X1080ですから200万画素しかないんですね。それじゃいくらなんでも悲しい。

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