円安、消費税、どうなる日本経済

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円安と消費税、大きな変化が日本を襲っていますが、それって一体背景に何があるのか、どうしてこうなったのか、これからどこへ向かっていくのか、そんなことを理解するのに良い討論会の動画がありましたので紹介します。

◆経済討論「消費税増税延期!どうなる日本経済」

パネリスト:
 青木泰樹(東海大学非常勤講師)
 宍戸駿太郎(筑波大学名誉教授・国際大学名誉教授)
 高橋洋一(嘉悦大学教授・「政策工房」会長)
 田中秀臣(上武大学教授)
 田村秀男(産経新聞社特別記者・編集委員兼論説委員)
 野口旭(専修大学教授)
司会:水島総

この主催者はチャンネル桜という独立した放送局で、衛星だけでは無くてネット配信もしています。バックにスポンサーが付いていませんから自由闊達な、また本音の話が出てくるので面白いと思います。ただこのチャンネル桜は「保守系」として有名で、見方によっては「右翼か?」みたいなところもあるのですが、そういう思想的なことは横に置いといても、この手の経済の話、TPPも頻繁に題材にされてかなり突っ込んだ話が交わされていますので非常に面白いと思います。

今回の討論会は3時間にも及びますが、内容はかなり濃いと思います。消費税に関して一体増税推進の黒幕は誰なのか、どうしてメディア、経済界、労働組合までみんなこぞって増税に賛成するのか、その裏側にあるもの、また我々一般が何に気をつけて見ていなくてはならないのか、そんなこともわかってきます。

今回のパネリストに「高橋洋一氏」が入っているのが嬉しかったです。私はこの人を尊敬していると言っても良いくらい買っておりまして、この人ほど私にとって納得できる論陣を張る人は他にいません。でも結構ヒョウキンで話は飽きませんし面白い。私は何時間でもこの人の話を聞いてみたいと思うくらい。この人ははっきりものを言うのでメディアからも嫌われているようで、最近はマスコミからお呼びが掛からないそうです。またマスコミも彼を使うと権力者からどういう意地悪をされるか、その辺の話も面白い。

かといって変な経歴を持つ人では無く、元大蔵・財務官僚、経済学者で大学教授ですし、小泉政権時代には小泉氏のブレーンとして大きなプランを作ってきた人。その後、安部さんとの繋がりができ、今でも安部氏の近くにはいないけれど、常に連絡を取り合う外部ブレーンとしてうまく立ち回り、またあえてそういう立場の彼を安部氏もうまく使っている裏話も面白い。現在、金融庁顧問、大阪市特別顧問。

また田中秀臣氏(上武大学教授)が参加しているのも面白く、彼はバリバリのリフレ派で私としてはかなりズレを感じるのですが、彼の話には興味があります。田村秀男氏(産経新聞社特別記者・編集委員兼論説委員)はメディアの人間ですが、彼の立場では言いづらいことでもチャンネル桜ではいつも自由に発言するので、これまた面白い。

3部で3時間の長編ですが、かなり円安、消費税、日本の問題点が浮き彫りになり理解が進むと思います。そして我々がどういう立ち位置の視点を持っているにしろ、「何に注意して見ているべきか」がわかるのが良いと思います。

是非、ご覧あれ。

私がこのチャンネル桜が好きなのは、皆が日本を何よりも愛しているというのをヒシヒシと感じるから。このチャンネルにはいろいろ番組があるのですが、面白いキャラのキャスターもいて飽きません。でも誰一人「自分の権利」に主眼を置く人はおらず、主語が「日本」であるところに共感を覚えます。でも左に傾いている方、市民派、人権派、リベラルを自認する方には、異様に感じるかも。(笑)

逆に、日の丸を見ると身が引き締まる思いをするタイプの人は気に入るはず。 (笑)

 

 
    

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