日本人の気概に感動した

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いつもこのブログで紹介するチャンネル桜という放送局がありますが、保守系丸出しです(笑)。過激な発言をするキャスターもいて、それがまたネトウヨから受けるのか、いやいやまだ足りないなんて批判を受けるような、左派から見るとキチガイ集団かもしれません。

でも私は全面的に彼らを指示するわけではないのだけれど、キャスターやあるいは討論会に出てくる政治家、評論家に「日本人の気概」を感じるんです。どうにか日本を良くしたいという思いがビンビン伝わってくる。でもま、それも左派に言わせると日本を悪くしようとしているってことになるのでしょうが、私が左派の話を好きではない一番の理由として、多くは「人権派」「市民派」なんですね。

人権擁護が悪いなんて思っていませんが、話題の主語が常に「自分」なんですね。あるいは「市民」とか「庶民」。国家観がない人が多く、「市民が幸せならばそれで良い」というのを感じます。だから外国からちょっと脅かされると「大変だ~~」てなもんですぐ迎合しちゃう。それどころか福島瑞穂みたいに人権人権と叫び、韓国から「かつての慰安婦」を呼び、彼らをアシストし、「ああ言え、こう言え」とアドバイスまでする。これを私は「素晴らしい人権派」「市民派」なんて呼びたくない。

そういう意味で、チャンネル桜に出てくる人たちはほとんど全員が「日本がどうあるべきか」を考えていて「自分の生活がどうなるか」という話題は全く出てこないんです。それは市民軽視にも繋がるところは間違いなくあるとは思うのですが、「国民が幸せでなければ国の存在の意味が無い」という根本的なところでおかしなことを言うわけでもなく、私は「国家は家と同じ」だと思っていますから、彼らの思いに心打たれることが多いのです。

そんな中で、キャスターとしては新しい上島さんという人がいます。彼は元産経新聞の「月刊正論」の編集長であった人。彼はチャンネル桜の中で異色に見えるんですが、「評論家」とか「運動家」の強いイメージではなくて、いつもニコニコで話に優しさを感じる。そして聞く人の心の中に入り込む誠意を感じるんです。でも理論派で話に矛盾がないところでも桜の中では異色。非常に冷静で頭の良い人だと思っています。

その彼が面白い話を紹介していました。石油の出光興産がありますが、その創業者である出光佐三の話。これは初めて聞きましたが、大した男であったと思いました。日本の将来を本気で考えて生きた人。だから今の出光興産があるわけですが、感動しました。

彼が終戦二日後に社内で訓示をした内容なのですが、面白い言い方をしていました。「戦争は止んだのであって、決着は付いていない」と。これは戦闘という意味ではなくて、正義と正義のぶつかり合いの決着という意味だと思うのですが、こういう言い回しを聞いたのは初めてですし、まさにこれが戦後我々日本人が心のなかに持ち続けている「何かすっきりしないもの」の正体であると思いました。

【遠くの声を探して】日米の勝負は未だつかず、出光佐三の示した民族の気概

 

 
    

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