ブログのアクセスログから見えること。マレーシアに興味のある読者が減っているとか。

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ブログをやっていると、どのくらいアクセスがあったのか、どこから飛んできたのか、検索なら検索語句がなんなのか、どのページにアクセスが多いのかなど、いろいろわかる「アクセスログ」というサービスを使って動向をチェックするのが普通ですよね。これって生き物みたいでかなり変化があるのですが、最近、「検索語句」がほとんど全てわかるようになって、その統計を見ていると以前とかなり違うのがわかります。

大きな流れでいうと、「海外に興味がなくなっている」ということ。

特にマレーシア関連の語句での検索が数年前と比べると極端に減っている。まぁ、私のブログはマレーシア情報を得るのに適してはいないわけですが、文章の中にはマレーシア、ロングステイ、なんて言葉が山のようにありますから、検索ではヒットする確率はかなり高いんですね。でもそれで飛んでくる人はかなり減っています。20%減とかそんなレベルではありません。半分以下。いや80%減と言っても良いくらい減っています。

これはマレーシアに限らず、早期退職、海外永住とかその数も激減してる。

時代背景がそういうことなんでしょうが、なんだか私にはその辺が理解でないんですよ。実際に行動に移す移さないは別問題で、興味そのものって時代背景、特に経済とか為替とか、そういうのってあまり関係がないと思うんです。円安になったから興味もなくなったということじゃないはず。

でもなぜ減ってきているのか、ここが良くわからず。それとも為替とか経済って大きく関係しているんでしょうか。確かに、今がチャンスとかそういう時期ってのがあるのは間違いがなく、そういう時にメディアが大きく取り上げるからなんでしょうかね。

今の時代は余裕を感じなくなってきている?

うーーむ、私にはやっぱりわかりません。余裕が無いからこそ海外に活路を見出して脱出なんてのも多いはずだと私は思うし、子育てを主に考えた場合、チャンスって年齢に関係していて、経済環境にはさほど関係無いようにも思うんです。

いやいや、金がなければ・・・と考えるのはジジババのロングステイだけで、若い年代は金が無いのが当たり前ですから、円安も円高も関係ないんですね。で、昔から海外に目を向ける年代って、若者が圧倒的に多い。

ただ、「日本にいたほうが稼げる」というのなら、海外のことはちょっと横においといて・・・となるのはわかりますが、そういう時代じゃないし、円安となれば海外で稼いだほうが良いわけですし、日本がチンタラしている間に海外は伸びていたのですから、昔の「海外に出稼ぎ」ってほどじゃないにしても、海外に出ようか考える人が増えても良さそうなのにブログに飛んでくる検索語句からは逆の現象が読み取れます。

不思議だ・・・

なんでこんなことを書いたのかというと、ぶろぐ村でランキング上位のブロガーさんが、マレーシア情報からのアクセスがかなり減っていると書いていましたので、ああ、やっぱり・・・と思ったから。

ただ、「マレーシア」「ロングステイ」ってことに関しては、私も含めて興味のある人に取ってはそれで頭がいっぱいですし、それがとんでもなく大きなトレンドになっているような気がしますし、ロングステイしたい国の一番がマレーシアだということもあって、かなりの人数がそれを考えているような気がするのは私も同じ。

でも統計を見ていると、大した人数が渡ってきているわけでもなく、「ジジババ世代のごく一部の流行り」でしかないのはわかります。ただ「ジジババが海外で」というのは今まで日本の歴史では、1980年代のある時期を除いてそういうことがなかったので注目されているだけなのかと思ったり。そういう意味では波はあったにしろ、海外に移民として渡る日本人は昔からかなりの数字で、これは統計を見てもわかりますがアメリカがぶっちぎりのダントツで毎年こんな人数の人が渡っているの?みたいな数字。

でもそういう移民がメディアでも注目されることってほとんどないわけですが、潜在的にその願望、計画を持つ人の数は半端じゃなくて、日本にいてそれを狙う人がどのくらいいるのかなんてわかりませんが、アメリカやオーストラリア、カナダなど移民のターゲットとなる国へ渡ってから、どうにか権利、つまり永住ビザを取ろうとしている日本人の数も半端じゃない。

でもそれらも含めて、ブログへのアクセス、検索語句に関して言うと激減している動きが見える。特に、このブログでは「早期退職」という検索語句で来る人がかなりいたのですが、最近はほとんどいない状態。

「日本人が内向きになっている」「守りに入っている」というしかない現象が見えてきます。

でもま、これもまた波があるんでしょう。今後はどうなるのかは全くわからず。

ただブログを書く方としては読み手の動向はどうしたって気になるわけですが、ウケを狙ってアクセス数を増やしたら利益が出るようなアフェリエイトならいざしらず、日記としてのブログがその動向に合わせる必要はないものの、やっぱり考えてしまいます。

でも海外に興味のある人達が増えている状態なら、「よし、この話題を増やそう」程度のことは思うわけですが、減っているから減らそうとはならない。 (笑)

しかしまぁ、私はありとあらゆるジャンルに関して書いていますから、検索で飛んでくる人が多いのなんの。そのトップは料理関係です。それも笑ってしまうのが「冷凍ステーキをどう焼くか」「レモンの砂糖漬け」「パイ生地でバラの花を作る」なんてのが毎日必ず出てくる検索語句で、その次に「低温調理」「スロークッカー」「ピチットシート(脱水シートのこと)」が並びます。そしてその後に、「相場関係」「カメラ関係」が続く。ま、この辺は私自身も「かなり」興味がある分野でそれなりに追求していますから、これ関連の読者が増えるのは嬉しい。

つまり、実態は「料理ブログ」であるということ。(笑)

でもこれは「検索で飛んでくる読者」を見た場合、そうであるというだけで、常連さんたちは何を読んでいるのかとなると全く違う。この辺に関しては最近このブログに表示するようになった「人気ページ」ランキングを見るとわかります。この上位にあるページは「検索語句とは関係ない」ページが多いですから。

初めてこのブログに飛んでくる人たちは「料理関係」が圧倒的に多い。しかし常連さんが見ているものは全く違う。この2つが混在しているのがこのブログだというのがわかります。

この新規で飛んでくる方と常連さんの数はかなり拮抗していまして、こんな感じ。約半々。ただこれも動きがあって、常連さんの%がジワジワと増えています。

また最近、総数もジワジワと増えているのが見えます。今までは一日1000人というのが大きな壁だったのですが、それを突破する日が出てくるようになりました。

これらの統計はグーグルが提供しているGoogle Analyticsというサービスで、かなりのことがわかります。ただし、グーグルは「検索語句」の全てを明らかにしなくなったんです。ですからこれで見る検索語句の順位はトップが「不明」だったりする。これじゃ全く意味が無い。ところがこのブログソフトであるWordpressにもアクセス統計を出すプラグインがありまして、それを見ると(多分)全ての検索語句がわかります。で、それを見たら料理関連がずらーーーっと並んでいるのにびっくりしたわけ。(笑)

ま、こんな統計を見たからだからなんだ?ってわけでもありませんが、自分のブログがどういう状態になっているのか全くわからないのは気になる性格ですし、そこから見えてくる読者像、動向を知るのは面白いと思います。

一つだけ、決めたことがあります。それは近い将来、「人気ページ」ランキングを外そうということ。これは12月に入ってからの統計なんですが、検索でヒットするページがどんどん上がってくるんですね。つまり、数ヶ月したら、料理関係が上位のほとんどを独占することになるはず。これってうまくなくて、人気ページからそのブログを読む読者ってかなり多いですから、「なーーんだ、料理ブログか」ということになってしまいます。

検索で飛んできた場合はこの数字に入れないということが出来たら良いのですが、それをやるなら自分でプラグインを作り変えないとならないはずで、私はそこまでやる気はなし。また常連さんで毎日来てくれる方も多いのですが、そういう方は個別のページは見ないんですね。トップページに飛んでくれば最新の記事は10個表示しますので、あえて個別ページを見ることもない。こういう常連さんがかなり多いブログだけれど、人気ページの中に「トップページ」というのがないんですね。ま、あってもしょうがないわけですが、こういうランキングも意味がありそうで無いのがわかります。

やっぱり「何らかの目的」があるブログと、こういうダラダラとした内容がごちゃまぜのブログとは「必要な統計」がまるで違うってことで、ごちゃまぜブログは「どうでも良い」カテゴリーになりますから、それに適したものは誰も作らないんでしょうねぇ。

国別アクセス統計もそれなりに面白いと思います。私が想像していたものはかなり違っています。

ああ、かなり重要だと思うのがこの統計で、デスクトップからアクセスする人って本当に減ってきているんですね。つまり、スマホやタブレットで読みやすいブログにしないと駄目なのが良くわかります。

自分のブログをスマホで読んだらどう見えるのか?これを知るのは大事だと思いますし、私自身はスマホやタブレットでネットサーフィンすることはまずあり得ませんので結構気になります。

これが気になるブロガーは「自分のブログを表示させて、横幅をどんどん狭くしてみる」とスマホだとどう見えるのかわかるはず。ブログによってはスマホでアクセスすると違う画面が出るようになっているところもありますが、このブログはそういう風にはなっていません。ですからソフトで対応させるしか無いんですね。そうじゃないと文字が横にはみ出てしまうとか、写真が表示できないとか、いろいろ起きるはず。これじゃ読む方はたまりませんものね。ブログソフトのWordpressですが、初めて使う方は注意が必要だと思います。いろいろな表示方法を選べますが、スマホに対応していないものもありますから。

私みたいに長文ばかりというのも、嫌気がする最大の欠点でしょうし、またなぜか行間を広く取るブロガーが結構いますが、スマホじゃ読みづらいはず。文章の長さ、改行の位置、行間とか、写真の大きさとかそれなりに考えないと、そんなことが理由で読者が減ったり増えたりするんでしょうね。

どういう意味かわからない方はこれを見てください。

これが私のデスクトップ上で見ているこのブログ。

デスクトップPCならモニターの解像度も高くこれで問題がないわけですが、スマホやタブレットだと表示領域が狭いのが多いじゃないですか。その場合、文字や写真が表示領域からはみ出してしまうブログって結構あるんですね。つまり見ている方は一行読む度に表示領域を左右に動かしながら読まなければらないわけです。

でも表示領域が狭ければそのようにブログそのものの表示が変わるような機能もあるわけです。横幅に合わせて横の文字数が変わったり、画像や映像が小さくなったり、右側にある項目、リンク、ガジェットなどが一番下に移動したり、横幅に合わせて表示が変わりますので、読者は下へ下へ読んでいけば良いことになります。これが出来ないようになってるブログも結構ありますから、もしブログをお持ちの方はちょっと調べてみたら良いと思います。ただ、上にも書いたように、スマホでアクセスするとまるで違うスマホ用の画面が表示されるようになっているところもありますので、勘違いはなさらないように。

これは「レスポンシブデザイン」と呼ばれるもの。WordPressの場合は選ぶ「テーマ」によりますので注意。

でもどこかのブログのように、ダラダラ長いのは苦痛のはずですが、私としてはスマホに優しい書き方をしようとは思っていません。というか出来ない(笑)。ご迷惑をお掛けします。m(__)m

 

 
    

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