KLの中華「奇怪海鮮酒家」

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KLに行くと必ず行くのがこのお店。KL在住の親族と皆で会食となるとここは外せないお店です。この「奇怪海鮮酒家」はCITTAモールにあるお店で、あちこちに支店がある様子。「奇怪海鮮酒家」は「ユニークシーフードレストラン」と呼ばれるらしい。

ペナンでもこの手のお店に行きましたが、水槽がずらーーーっと並んでいてその種類たるや半端じゃ無いですね。オーストラリアの中華でも水槽を持つ店はいくらでもあるのですが、こんなに種類があるところを私は知りません。

これを見ただけで、ワクワクする私。(笑)

そしてですね、値段がまるで違うのね。本当に不思議なのはこういう店はオーストラリア産の海産物も持っているのですが、オーストラリアで食べるよりか安いってこと。例えば(一人前に調度良い大きさの)小さなアワビが日本円で1,500円ぐらいですが、オーストラリアでは魚屋で買ってもこれより高い。

なぜ?

これはロブスターや魚もそうで、まるで値段が違うんですね。マレーシアで食べたほうが断然安い。近年のオーストラリアの物価高は恐ろしいくらいですが、マレーシアの物価は3分の1という「嘘」(笑)は、オーストラリアと比べた場合は「誇張のない事実」だろうと思います。

私が結構好きなのはこれ。グルーパー。ハタ科の魚。

これも好きなんですよ~。ミル貝。

でも何よりも好きなのはこれで、これだけは絶対に外せません。「紹興酔蝦」。

紹興酔蝦や紹興酔鷄は自分でも作りますが、やっぱりプロの味の足元にも及びませんし、この蝦はオーストラリアで自分で買ってきて作るよりも安く食べられる。そして蝦そのものが違うんでしょう。これ、ほんとうに美味しいと思います。マレーシアって最高。\(^o^)/

このスープも美味しい~。ってのは冗談で、やっぱり指を洗うフィンガーボールを出してくれるのは有難い。

今回はじめて食べたこの蝦もかなり美味しかったです。殻ごとバリバリ食べられる。これも紹興酔蝦と同じで手が掛かった料理ではないけれど、自分でやると難しいんですよね。エビの種類とか季節を考えないと殻が硬くてまるで駄目だったり。

今回はマテ貝を食べてみました。でもこれはイマイチでした。

メインは大好きなグルーパーで味付けはシンプルなジンジャー&エシャロットですが、私はこの調理法が一番好きかな。飽きが来ません。

それと「絶対に美味しいから食べてみろ」と言われた牡蠣。ニンニクがタップリなんですが、ニンニク多すぎでニンニク好きの私でもちょっと無理だと思ったくらい。

その他、毎度の豆苗(エンドウの若菜)炒めとかチャーハンとか食べてお腹一杯。幸せの一時。(笑)

オーストラリアでこんな食事をしたらかなり大変なことになるのですが、マレーシアでは一人3,000円にも満たない。この安さは本当に凄いと思います。オーストラリアで我々が買う原価以下じゃないかなぁ。

しかし旅行だからこんなものばかり食べるのであって、住むことになったら一体何を食べるようになるんでしょうか。最近目覚めた「オヤジの調理実験」にしても、外食で安くなんでも食べられれば自炊なんてしなくなるはずで、でも外で好きな物を食べていたらいくらお金があっても足りないし、外食、家食、どんな風になるのか全く想像もつきません。

 
 
 

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