KLの良いところばかり探し、ゴールドコーストの悪いところばかり探す自分

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久しぶりにサウスポートにある日本食料品店と同じモールにあるすぐ横のウールワースに買い物に行ってきました。

様々な商品を見ながらKLのスーパー、伊勢丹を思い出したのですが、ゴールドコーストってそんなに酷いか?と思いました。日本食料品店も同じで、そんなに伊勢丹に比べて劣るか?と。

まぁ、大きさも違いますしこちらの日本食料品店では寿司も刺し身も売っていませんが、その他のものをじっくり見ていくとそんなに大きな違いはなさそうに思いました。伊勢丹が凄いと言っても特殊なものはやっぱり無いわけで、楽天なり専門店から取り寄せなければならないのは同じこと。

そんなことを考えながらテクテク歩き、車を運転していたのですが、年寄りが歩いていれば道を譲り、重いものを持っていればそれを助け、また横断歩道では絶対に歩行者優先で「早く渡れ!」みたいなことはしないし、車列に入ろうとしている車があれば「入れ、入れ」と譲り、バカみたいに飛ばすアホもいなければみんな安全に譲り合いながら車も走る。

のどかというか、まぁ、これが当たり前なのだろうと。(大都市に行くとぜんぜん違う 笑)

それからあれじゃこれじゃ考えを巡らしていると、やっぱり自分はゴールドコーストの悪いところばかり探し、KLの良い所ばかり探していると感じました。

そうやって、自分がマレーシアに行くことを決定した理由付け、言い訳に使っているんだろうと。

これって非常にうまくなくて、「ちょっと良い女に目が眩み、女房を捨てることを考える」に似ていて(笑)、いつか目が覚めた時に後悔するんだろうと思いました。

自分は冷静に考えていたつもりだけれど、やっぱりそうではない。

でもKL行きを止める、考えなおすということではなくて、オーストラリアとの今後のつきあい方、将来をちゃんと考えようと思ったのです。今のままでは完全にオーストラリアを「捨てる」ことになりますから。

つまり、永住権を捨てる覚悟をしているわけで、そうなれば今後は「観光客」としてしかオーストラリアには来れないことになります。もちろん長期滞在も出来なければ、オーストラリアの手厚い「社会保障」も全て捨てることになる。

ゴールドコーストかKLかではなくて、どうにか行ったり来たりで生活の中心はKLに置くにしても、オーストラリアとは完全に縁を切るようなことはすまいと。

こんなアタリマエのことに気がついたのも、今回KLに行ったからであって、本当に今回の訪馬はいろいろな意味で収穫がありました。

嬉しかったのはある方から今日頂いたメールで、KLでそのご夫婦と会った時には私は(オーストラリア式に)ハグぐらいはさせてもらおうとは思っていたのですが、実際にハグをしたときに私の目から涙がこぼれたのです。相手も同じ。一体その涙は何だったのか自分でもよくわからないのですが、良いオヤジ同士がホテルのロビーで抱き合って涙を流した。(笑)

そして奥様から頂いたそのメールの内容ですが、「二人とも涙していた光景は一生忘れない」と。

世の中いろいろあって争い事も絶えませんが、心を開いて向きあえば解決しないものはないと思った一瞬。

今回、本当にKLに行って良かったです。お世話になった多くの方々には心からお礼を言いたいです。本当にありがとうございました。

また連絡を頂いたのに会うことも出来なかった方々もいらっしゃって、申し訳ない思いでいっぱいです。

でもその内また行くからね~~。首根っこ洗って待っててくれぃ。荒らしに行くぜ~~。(笑)

 
 
 

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