イポーに行って食事をしてきた

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イポーに行って来ました。はい、イポーサテレストランです。

中華を食べたいねという話になったのですが、どこへ行くか?

前の日記に書きましたが、中華というと行く店はほぼ決まっていました。ところが美味しくなくなったという噂通りになっているのがわかって、またヨメさんともあの店に関して話した所、ヨメさんも味が落ちたと言っている。困りましたねぇ。行く店がない。

じゃぁ、イポーは?ということになりました。

イポーサテレストランって名前の通りマレーシアンチャイニーズなわけで、チャイニーズはチャイニーズでもちょっと違うんですね。我々の中ではあの料理は中華じゃなくてマレーシア料理。うーむ、はっきりした線引きがあるわけじゃありませんが、やっぱりあれを中華というと違うと感じます。自分の中では中華とは広東料理って感じかな。

やっぱりこの店は美味しいわ~~。

今日は中華というかマレーシアチャイニーズらしいものを食べました。

まずはこれ。メインではなくてオントレサイズで頼みましたが、これって本当に美味しいと思います。ローバックロール(Loh Bak Roll)(羅白巻)と読んでいますが、春巻きじゃなくて白巻。豆腐の皮(湯葉)で巻いた豚ミンチ。

そしてこの店に来たらやっぱりこれ。海南チキン。本当に美味しい。どうやったらこんなのが作れるんだろうか。味付けではなくて、まずは茹で方を私は知りたいと思うんですが、私はどうやってもこういうふうにはなりません。低温調理も歯がたたない。海南チキンを置いている店ではたいてい食べますがここのがベスト。また中華料理屋では紹興醉雞(蒸鶏)をほぼ必ず頼みますが、やっぱりここの海南チキンには負ける。不思議だ~~~。蒸鶏系が大好きな私としてはこれを作れるようになりたいのだけど・・・。無理。

そしてヨメさんの大好物のナスと塩魚のクレイポット。これって呼び名がわからなくて、「あのナスの」とか「いつもの」で我々の中では話が通じているのですが、注文するときにはメニューを指差すしかないんですね。あるいはEggplant with salted fish in Clay potなんてメニューに書いてある通りに言うのですが、なんだか気に入りません。でも彼らの呼び方を何度聞いても覚えられない。非常に悔しい思いがします。寿司屋に行って、ネタの名前がわからず指をさすしかないような恥ずかしさを感じます。

これもその類。ヨメさんが必ず頼む料理。Green beans with minced pork。これを食べるといつも思うんですが、使っている肉は豚のミンチ。でも日本人がミンチを使うときって完全にバラバラにしちゃうじゃないですか。ミンチが塊で入っていると違和感を私は感じるんですが、わざとこうやって塊で残すのが美味しさのポイントなんだろうと感心しちゃいます。でもこれが薄切り、あるいは細切り肉だと全く違う感じになるんですよね。

今日は長男が一緒でしたので、あいつが好きなラムを頼みました。私とヨメさんはラムが駄目で、二人だけの時にはまず絶対に頼みません。若い頃はジンギスカンをよく食べたのですが、こちらで恐ろしく臭いラムというかマトンに出会ってから全くダメになりました。

でもこれは全くラムらしくなくて美味しかった。でも味付けが濃いのはやっぱりラムだからのはずで、全くラムらしさがないってのもおかしいんじゃないかと思ったり。(笑)

味付けが濃いものが多かったので、さっぱり目の豆腐も食べようと頼んだのがFried Tofu。これも好きだわ。これって日本料理にあっても良さそうですが無いのね。食べたことがありませんし、厚揚げを炒めてもこうはならない。そしてこれには湯葉をカリカリに揚げたものが混ざってるんですよ。これがマジで美味しいのね。こういう料理って他の店では食べたことがなくて、このイポー出身のオヤジさんって本当に大したもんだと感心しちゃいます。

我が家はいつの頃からか中華に行っても白いご飯を頼まないのが普通になりましたし、私が糖質制限をするようになってからは炒飯、炒麺の類も頼まなくなりました。でも私は福建炒飯、福建ヌードル、あるいはチャークェイティアオは好きなんですが、今日はイポーに2週間里帰りをしていた奥さんと雑談をしながらこれを頼みました。Ipo Ho Fun。

これって今まで食べたことがなくて、麺はチャークェイティアオと同じ平たい米麺。でもチャークエイティアオはドライ系の炒麺ですよね。でもこれはスープ系というより、餡かけ風か。オーナー夫婦はこれが一番好きだそうですが、確かにこれも美味しい~。

こういうのを食べだすとチャークェイティアオも食べたくなるのですが、もう満腹。ということでチャークエイティアオはテイクアウェイに。そしてヨメさんがどうしてこれがそんなに好きなんだと思うのだけれど、今日食べたナスとインゲンのをそれぞれ追加で頼んでお持ち帰り。

これが明日の我が家の朝昼のご飯となります。(笑)

この店は本当に美味しいと思います。マレーシア料理店って結構ありますが、私はここが一番だと思うなぁ。

メニューはこんな。

この店はBYOですから酒は買って行くんですが、今日はなんとなく飲みたい雰囲気で、いつもはビール一本ないし2本なんですが、しっかり飲もうと思いました。

長男がこれは美味しいとお薦めのビールで乾杯。

でもやっぱり私には合わない感じがして、すぐ近くの酒屋に走って私はやっぱりアサヒビール。これが美味しい~~~。

長男とビール談義をしたのですが、面白いことに気が付きました。長男はやっぱりオージー風になっているんですね。ビールに対してはワインと同じような感覚を持っていて、風味じゃなんじゃ色々楽しむものだと言う。でも私にするとクセがありすぎて変な感じがするわけです。でも長男は日本のビールは単調だという。

そこでヨメさん。日本の酒類の基本はどんな料理にでも合うように作ってあって、料理ごとに飲み分ける文化ではない、とのこと。なるほどねぇ。

そういえば私がいつも変だなぁと思うことがあるんですよ。私はワイン好きではないしウンチクは全くわからないのですが、日本の料理って、これには赤ワインだの白ワインだの言いますよね。でも欧米人ってそういう言い方はしないような気がするんですよ。つまり赤でも白でも全く性格が違うグループがそれぞれの中にあって、欧米人はそのグループを言うのね。赤が良い、じゃなくて赤の何が良いのかという。で、凝る人は銘柄、年数を言うんでしょうが、ま、そうなるとソムリエの世界で私にはチンプンカンプン。(笑)

で、長男はビールもそういう風なものに捉えているんですね。それぞれのビールの個性のウンチクを知ってる。私が「ビールは喉越しだ~~」なんていうとバカにした目をする。(笑)

今日はいろいろ頼みましたし、お土産も頼みましたので、マイタンは200ドル超え。もうオーストラリアでは一人50ドルが普通になりましたね。昔は家族4人で100ドルで十分な時代があったのに・・・。私はあの当時の方が稼いでいたので、近年はどこに行っても辛さを感じます。(笑)

ごちそうさま~~。

今日は炭水化物を色々食べましたが、血糖値を計るのはパス。

Ipoh Sate Restaurant


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この店があるショッピングセンターの中にあるブッチャー(肉屋)は、私がいつもここに書いている黒豚を売っているベノワにあるオーガニック専門店の本店です。

 
 
 

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