夜明けが綺麗だった~~~

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久しぶりに見た夜明け。綺麗だった~~~。

冬だから乾燥していて雲ひとつ無く、遠くまで澄んでいてゴールドコーストらしい景色。空気も美味しい。

この静けさの中で夜明けを見ているとやっぱり感傷的になりますね。

オーストラリアを祖国とは思わないし、日本ほど愛することはないんだけれど、でも我々家族を受け入れてくれて幸せに過ごすことが出来たし、子どもたちも立派な大人に育ててくれた。本当に心から有難うって思う。

でも私達はここを去ることに決めた。ハァ・・・・・・・ため息が出てきます。どうしてこんなことになっちゃったのか。オーストラリアが嫌い、悪いわけでもなんでもないし、私の力が及ばなかっただけ。オーストラリアに対しても申し訳ないと思う。

マレーシアってどんな国でどういう生活が待っているか頭で想像するのは簡単なんだけれど、心がどういう反応をするかはわからない。マレーシアの夜明けを見て何を感じるんだろう。オーストラリアを思い出して何を思うんだろう。オーストラリアに帰りたいなんて思うのだろうか。

私がこんなことを感じるぐらいだから、オーストラリアで育ち、日本の思い出なんか皆無に等しくてこのゴールドコーストを故郷だという長男は今、何を思っているんだろう。彼が思う故郷と私が思うそれってもし同じものだとしたら、この地を去るのは心が痛むはず。それともまだ若いから前しか見ていないかな?

息子も我々と一緒にマレーシアに居続けるとオーストラリアの永住権もいつか消滅して、自分が故郷だと思う場所に観光ビザで来るしか無くなってしまう。これってもし私自身がどれだけ日本を愛しても日本には住み続けることが出来なくなるのと全く同じで、故郷に帰るときには観光客として短期間の滞在しか出来ないとしたら、何かとんでもない道を選んでしまったと絶対に思うはず。でも私はそれを長男に強要した。こんなひどい親って他にいるんだろうか。そもそも何のためにオーストラリアに連れてきたの?って私なら親に言う。でも彼はそんなことを匂わせたことさえ無い。

ヨメさんはゴールドコーストに一生住みたいという。日本よりも良いという。そんなヨメさんをもマレーシアに連れて行ってしまう夫。ヨメさんの心は何を感じているんだろう。「貴方の行くところに着いていきます」なんてのは演歌の世界の話で、ヨメさんがそんなことを思っているはずがない。

でもしょうがないと諦めている様子。ではもし逆の立場だったら、私に諦められることができるのかどうか、そこは疑問。私だったら別居、もしくは離婚なんてことを考えるかもしれない。でもヨメさんはそんな素振りも見せない。

でも私は彼らの本音を聞こうとしない。聞けない。聞いてしまえば計画を変更しなくてはならなくなるような気がするから。今までは頭での話し合いは何度もしたけれど、心での話し合いはしたことがない。

私は?

行きたいのか?

行きたくないのに、行かなければならないと思うだけなのか?

一応皆で話し合って決めたことだけれど、私が言い出したら聞かないのはヨメさんも息子も知っているし、諦めたのか。本当に諦められるのか。そこが私にはわからない。

日本を出た時には、何かあったら日本に帰るという選択肢は残っていた。でも今回は似ているようでそこが違う。オーストラリアに帰ってきたいと思っても時期を逃したら帰ってこれなくなる。では日本は?息子にとっては日本は外国と同じ。我々夫婦にとっての日本は・・・、そこがよくわからない。生まれ育った祖国なのは間違いがないのだけれど、なんだか外国みたいに感じる。

でもやっぱり皆でマレーシアに行こうと思う。いつかこの決断が正しかったねと皆で笑いながら話し合うことができることを祈って・・・・。

 
 
 

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