涙がでるほど感激した~~~

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ネットでいつものようにニュースを見ていたのですが、こんなのが目に止まりました。「サラリーマンが自転車で南極点に到達した」というニュース。冒険家でもなんでも無くて「自分がどこまで出来るのか試したかった」と。南極点ですよ、あの南極大陸の。

ま、それはそれで凄いんですが、このニュースを見ていたら胸がジーンとしてきたんですよ。涙まで出てきた。自分でも「どうしたんだ?俺」みたいな。

ニュースはこれ。

神戸の会社員 自転車で「南極点」到達し無事帰国 (THE PAGE) – Yahoo!ニュース

気が付きました。私はこのニュースに感動したのではなくて、このBGMに感動したのだと。

あらためて目を閉じてこの曲だけ聞いていたら泣けてきました。今の俺は本当の俺じゃないと。

「このままでは、終われない。まだ夢の途中、諦めない」と・・・・・・。

自分の人生って生きるのに忙しくて、そして結婚して子供が出来て、いつかオーストラリアに渡りその子どもたちもちゃんと成人して、フト気がついたらとんでもないジジーになっていた。そして60を過ぎて自分の人生の終わりも見えてきて、退職者としてどう生きるかとか、最後はどうするのかとか、世間を見渡して「自分の年齢にあった生き方」を探すようになっていました。そしてそれが「当たり前」だと。

でもこの曲を聞いた時に頭を思いっきり叩かれたような気がしたんです。これが俺が夢見た人生か?と。

私の人生の転機って18才、大学1年の時でした。それまでは「息苦しい日本で、他人の目を気にして、言いたいことも言わず、本音と建前をうまく使い分けて生きる」こと、それが人生だと思っていたんですよ。ところがひょんなキッカケでグアムに語学短期留学をした時にグアム人と触れ合い彼らの生活の中に入りました。そもそもそれが初めての外国だったわけですが、私が受けた衝撃は半端じゃありませんでした。「全然、日本と違うじゃん」って。(笑)

それからグアムに入り浸るようになり、「日本人的な生き方を放棄する」「自分の夢は絶対に実現させる」と心に誓ったんです。

でもま、生きるのは大変で、あの当時持っていた「爆発するような夢」と「怖くなるほどの将来の不安」の葛藤の中でいつしか夢も忘れ、また不安を消すために頑張ってきたわけですが、気がつけば「あの当時の自分はいなくなっていた」のは間違いがない。

この歌がそれを気づかせてくれました。「このままでは、終われない。まだ夢の途中、諦めない」と。

いつの頃からか、歳をとったら普通に、こぢんまりと生きること、そして静かに消えていくのが当たり前だと思っていた。そんなはずじゃなかったのに。

でもまだ救いはあると思いました。そもそもオーストラリアからマレーシアに拠点を変えることを思い立ったということ自体、何か自分の奥底にくすぶるものがあったからだろうと。

私達がマレーシア行きを決めたのは「経済難民だから」と何度もこのブログに書いてきました。でももちろんそれは「経費節減」でもなければ「ご褒美人生」として好きなことをしたいわけでもなくて、「復活」を狙ったからであって、その復活を自分の子供、子孫に繋げたいからであるのは間違いがない。

もう経済難民だみたなバカな言い方はやめようと思います。

マレーシアに行くのはあの若き日に心に誓った夢を実現するためだと、自分の中ではっきりさせるべきだと思いました。

このままでは、終われない まだ夢の途中、諦めない

掴めそうで掴めない苛立ちに襲われて

見えもしない未来ばかり 眺めてた

フト頭に浮かんだ 共に涙したあの日が

忘れかけてた 悔しさを溢れ出させる

言葉に出来なくて ただ泣き崩れてた

だけど今なら自分に負けない 何度でも歩みだそう

夢に敗れたその痛みが いつか強さに変わるから

今の涙を忘れないで 胸の奥に大切にしまっておこう

あれから何年経つかのかわからないけれど

想像もできなかった未来に今向かっている

・・・・・・・・・

これから自分の歳を聞かれたら18歳と言おうと思うし、自分でもそう思おうと思います。実際に鏡に写る自分は年寄りだけれど中身は子供みたいだし。(笑)

頭もボケて身体も思うように動かなくなってきたけれど、それはそういう病気にでも掛かったのだと思うべきで、障害を持ちながら一生懸命生きる人たちは多い。私もその仲間に入れてもらおうかと。

「このままでは、終われない。まだ夢の途中、諦めない」

今日から18歳。まだまさ先は長い。時間もたっぷりある。頑張るぞ~~~~~!!夢の中で夢を追いかけてどんどん先に進む自分を現実の私が追いかけないと~~。絶対に捕まえてやる。待ってろよ~、18歳の俺。(笑)

ところでこの歌の詳細がわからないんですよ。歌っているのはLikalife(リカライフ)というグループらしいのだけれど、曲名もわからない。どなたかご存じないですか?

 
 
 

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