あの件をやっぱり書くしかないか・・・

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あの件ですよ、あの件。(笑)

私がおかしくないか?とコメントに書いたことは無視された。そして誹謗中傷はエスカレートするから仕方なく自分のこのブログに書いたわけです。そうしたら反応があった。クレイマーですと。(笑)

自分が絶対に正しいと思っている場合は、他の意見は全てクレームに思うのが普通で、他の意見を吟味してみる姿勢が無ければ何の進展も無し。

私が書く文章は長いというのはよく言われること。でも長いからその中に「いろいろな見方がある」という点を理解できる人もいて、長文読解力がない人にはただただ長いだけになって、要点をつかむことが出来ないのでしょう。でもま、それもしょうがない。

論点が違うと私が何度も書いていることも理解できないようなので、わかりやすいように書いておこうと思います。

○ 証拠をはっきり提示できない時点で、特定の個人を「犯罪者のごとく書き」、「某大陸人の密輸の例を引き合いに出し」「ああいうレベルにはなりたくない」と「多くの人が読むブログに突然それを書いた」。これに関して「その個人の名誉を毀損している」と私が考えているのは何度も書いた通り。

要点はこれのみです。

でもこれじゃ物足りないでしょ?付け加えますね。

今になって「裁判」の様に話を進めている。私が言いたいのは、そもそもこういうことを平気でやるってのはおかしくないか?ってことなんですよ。

でも自分は正しい、悪者を断罪するのは正義だと信じていると、相手をどれだけ傷つけているかがわからないのだろうと思います。悪いやつは悪いと決めつけている。そしてですね、今になっていろいろ証拠集めをしてるでしょ。これもおかしくないですか?そういう証拠があるのなら、それを一番最初に出して、「こうこうこういう理由でこの人は犯罪を犯しているに違いない」と言うべき。

でもこういう考え方もわからないのだろうと思います。とにかく怪しいやつを皆の前に引きずり出して断罪しようという考えがあるのが見えます。そしてお前には釈明する責任があると。ここが私が一番凄い!って思うところで、自分が最初にケチを付けておいて相手に釈明する責任があるという。検察官にでもなったつもりなんでしょうか。でも多分、そんな感じなんでしょう。でもそうだとしたら、そのブログに「お尋ねしたいことがあります」とまずは書くべきじゃないですかね。自分のブログで突然、公にするって一体何を考えているんだ?と私にはそれが理解できないわけです。話をすすめる順序がおかしくありませんか?ってことです。でも私が彼のブログにコメントを書いても無視する人ですから、他人のブログにコメントを書いても無視されると思ったのかもしれませんね。

もし私に反論があるなら遠慮無くこのブログのコメント欄に書いてください。そうすれば関係のない人、興味のない人の目に触れずに話は進みますから。でもこういうことは多くの人に知ってもらうべきという考え方があるようで、どうも話を大きくしたいように見えます。私もコメントにブログ友人から「炎上させるな」みたいなコメントも頂きましたし、こんなことを大っぴらにやりたくないのですが、コメントに書くと無視されるのでブログに書くしか無いことをお許し下さい。

つまりですね、肉や魚をマレーシアに持ち込むのが良いとか悪いとか言う前に、普通にブログを書いている人に対し、突然、犯罪者のごとく書いて、蔑んで(本人はそのつもりはないみたいだけど)、そして勝手に裁判みたいにどんどん進行させる。そのことが問題なんですよ。

だから検疫がどうじゃ通関がどうじゃというのは私にとっては二の次の話なわけ。

でも一応その話をしておきますと、彼が証拠と出しているものは証拠にならないんですよ。

○ 日本側からの証拠を出している。

これって国際間はどういう関係なのか全くわかっていないってことですよね。日本では牛肉の輸出検査の義務が課されている。これは間違いがない。でもこれは「日本の都合」であって、海外は関係ない。またもし、日本の当局が「マレーシアでは禁制品です」とか「許認可が必要です」と言いますかね。私が担当官なら、相手国に直接お確かめくださいと言います。でも一つの目安として「こういうふうになっているようです」ということは言うかもしれない。でもこれは証拠には採用できないんですね。

大事なのは「マレーシアの当局がどういう判断をしているか」。それも「誰でも確認が出来るソースである」ことが大事なんですね。こういうふうに言っていたとか、こう聞いたってのは駄目で、文書で出してもらうなり、メールなり、それが明記してある担当部署のサイトを提示するのならOK。

でもここでもおかしいと思うでしょ?

他のブログ主を断罪した時点ではその証拠を持っていなかったってことじゃないですか。今になって有罪の証拠集めをやってる。

今じゃ裁判の様に話を進めているけれど、事の発端に「推定無罪」ではなくて「推定有罪」「疑わしきは罰する」考え方があるのがわかるわけです。だから一番最初に戻ります。「何の証拠も提示せず、断罪するのはおかしいのではないか?」と。

でも確かに彼の言うことに一理あるんですね。

○ 日本では輸出検査が必要だけれど、それをしたのかどうかは疑わしい。

○ マレーシアでは「輸入」する場合は認可、免許が必要。

ただし、元のブログ主はその件に関しては「何も書いていない」。ということはどういうこと?【どうしたのかはわからない】ってことじゃないですかね。つまりその時点で断罪することは不可能だということ。怪しいと思うのは勝手ですよ。警察だって検察だってそこがスタートなんでしょうから。でも「容疑者」として断罪するには「証拠を全て揃えてから」が道理でしょ?と私は言いたいわけ。今ごろ一生懸命証拠集めしてどうすんのよ。

でもま、今回のことがキッカケで私もしっかり調べてみてわかったことがいろいろありました。それは前の日記に書いた通り。

そしてどの国にも特例があるように、「輸入と個人使用範囲」の場合は扱いが違うんですね。マレーシアにおいてそれがハッキリしたのは「医薬品」に関してで、それが公式サイトに書いてあった。またこういうことは日本も同じで、問題になっている「牛肉」に関しても「輸入とお土産」は手続きが全く違うのがわかる。オーストラリアも同様。

ところがマレーシアの場合は、やっぱりその辺がいい加減で、「誰にでも確認できるような文書、サイト」が存在しないってこと。これは私が見つけられないだけかもしれないけれど、明文化したものはないにしても現場でどのような「慣例」があるのかもわからず。これは過去の事例を見れば良いとは思うのだけれど、それをネットで探しても何の証拠にもならない。ちなみに「破棄することになった」という個人の経験談は見つけられず、問題なかったよというのは非常に多い。でもそれが「お土産で牛肉を持ち込んでもOK」の証拠にはならない。

ここで一つ言えることは、そのような明文化されたものがないから「大丈夫なのだ」とは言えないってことなんですね。「個人使用枠の特例」がないのだとすれば「輸入時の規制」が掛かると考えるのが妥当でしょう。でも「慣例」として、個人使用枠の場合は認めるということが起きているのかもしれない。その一例が何度も書いている医薬品。

で、ここからは私の想像。無視してもらって結構です。

こういう動きが広がりつつあるのが今の段階で、まだ全体として整備されていないと考えるのは妥当だと思います。特に医薬品の場合は急を要するので、「個人使用枠ならOK」という結論を早く出し、それを告知する必要があるはず。

でも肉に関して、魚に関して、植物由来の商品に関してと細かいものを作るまでには至っていないのでしょう。ましてや肉と一口に言っても先進国ではかなり細かい分類がされていて、その分類によって規制が違うわけで、今のマレーシアの現状を考えるとそのように細かく分類し規制をかけるのはかなり先になるんじゃないですかね。ましてや「個人使用枠」なんて国から見ればどうでも良いって言っちゃ悪いけれど、何よりも先に決めないとならないのは「輸出入」のことであって、それでさえも先進国のような細かい規定をネット上で見つけることさえ出来ないのは、30年以上は日本に遅れていると考えても良いくらい。

さて、そういう現状の中で我々は何を指針とするべきなのか。

これに関しては私はMM2Hのビザ関連から想像するに、「現場の担当官次第」という答えが出てきます。現場で「OK」なり「NO」なりの判断を担当官がしても、「それの根拠になるものを見せてくれ」というのは当然の権利だけれど、それは言えない雰囲気があるのをMM2Hのビザ関連で感じました。つまり正面突破を試みるより、担当官とネゴをし、サインを貰えば良い、みたいな発展途上国そのものの一面がまだマレーシアにあるのだろうと思っています。

こういう世界で法律じゃ規則じゃと騒いでも現実は見えてこないわけで、でも法律は法律に間違いがなくそれに反することをやってくれとは現場に頼むことは出来ない。でも法律に明文化したものがなくて「担当官に任せる」という現場の権限を大きくして処理することってよくあるわけで、マレーシアの通関の現場がどういうふうになっているのかの実態を知らずして理屈を並べても意味が無いと思っています。

そういう意味では、この食品輸入の「個人使用枠の特例」に関しては「正解はない」と言って良いのではないかと思っています。でもどこかに明文化したものがあるのかもしれませんね。医薬品の様に。どうにかそれを見てみたいもんです。

ただし、「個人利用枠」ではなくて「輸入」として調べればそれは経済の根幹ですから様々な法律や規制の文書も出てくるだろうし、通関業者に聞けば、今世の中はどういうふうに動いているのか、彼らは何を基準にして動いているのかもわかるはず。でも輸入は輸入であって、個人枠とはまた別だから参考にはならない。

ま、私としては「大事なところはわからない」ことがわかったみたいなもんで、推測で結論を出すのはやめようと思っています。

自分自分の問題としては、気になる物品を持ち込んで「申告あり」に並んで検査してもらえばわかりますね。でもねぇ、これってオーストラリアでもかなーりいい加減なのね。担当官によってぜんぜん違う。ノープロブレムと言ってすんなり行く場合もあれば、隅から隅まで調べてああじゃこうじゃいう担当官もいる。で、大丈夫なものなのに駄目だなんてのもいて(辛子明太子)、数年前に、私は近くに居た別の担当官を呼んで、ちょっとこれを見てくれって頼んだことさえあります。もちろんOKで通りましたが、駄目だと言った担当官はもちろん何も言わず知らん顔。オーストラリアでこれですから、マレーシアって一体現場ではどんな対応なんでしょうかね。

オーストラリアでさえこれですから、それを体験した人はああじゃこうじゃ言うわけですよ。でも私が「これは絶対に通る」と思った理由は「経験」なんです。いくら細かいオーストラリアのデータベースでも「明太子」なんて無いんですね。でもFish Roeってのはあるわけです。魚卵ね。でも魚卵でもまたいろいろあってイクラは駄目じゃのなんじゃといろいろある。でも明太子を通す時には「これは生ではない」というのがポイント。明太子って生じゃないの?って言う人は料理の世界を知らない人で、例えば塩漬け、酢漬け。これは調理済みの部類に入るわけです。つまり明太子は「塩漬けの(調理済み)魚卵」だと説明しないと駄目なんですね。でも担当官が意地を張って、「これは生じゃないか。孵化したらオーストラリアの生態系を壊す」なんて言い出したらどうにもならない。その場合は破棄するか、悔しいからその場で全部食べちゃうか。二者一択。(笑)

例えばこの例をもってしても、「明太子は持ち込み可能なのか?」で大荒れするのがお分かりになると思います。この手の話は簡単に杓子定規で結論を出せないってこと。

だから今マレーシアの件で話題にでている「牛肉」でも、それがどういう牛肉なのかで対応は違うはずなんですね。大きな枝肉を背負って持って入る人はいないにしても(笑)、ブロックなのかスライスなのか、火が通っているのか、フレーク状なのか、ジャーキーなのか、あるいは牛肉から取ったスープを凝縮したものなのか、それも1キロなのか20キロなのか、それらもろもろによって考え方は違うはずで、今の時点で「牛肉」なんて大きなくくりで結論を出そうと思ってもわたしは【出ない】と断言したいです。

結局今回の日記も長くなったけれど・・・・ (笑)

 
 
 

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