やっぱり我らにはモントキアラがあっているのかも

古いエントリーが表示されているかもしれないので、是非、「投稿日」を確認してください

昨日、6日間滞在したパビリオンの上のコンド「Pavilion Residence」をチェックアウトしましたが、移動する時、

ダボ 「もうKLCC、ブキビンタン地区に泊まることはないと思うけれど、思い残すことはない?」

ヨメ・長男 「ない。パパは?」

ダボ 「ない。」

と嘘をつきました。

ヨメさんも長男も「コンドは住む場所」という観点からしか考えていませんが、私にとってコンドのいちばん重要な点は「仕事場としてどうか」ってことなんです。

我々はマレーシアに遊びに来たわけじゃありませんから、何よりも仕事が大事。仕事というより「職人の作業場」って感じでしょうかね。もしそれで問題があるとしたら何しにマレーシアに来たのかわからないわけです。

そういう「職人の仕事場」として、正直なところアベニューKの上にある「K Residence」がベストだと今でも思っています。ただ「住まい」としてはさほど良いとは思わないのですが、大事なのは仕事。

われら職人の仕事は拘束時間が長く、間違いなく「引きこもり生活」になりますが、ここで大事なのは「息抜き」なんです。それも決まった時間帯に休めるわけではなくて、「休めそうなときに休む」わけですが、そんなときにふらっとコンドから出たらお茶も飲める軽食もとれるってのが非常に大事なんです。

それとですね、我が家の買い物は今までずーっと「私の仕事」だったんです。仕事が始まればそんな時間は全くなくて、土日だけとなりますが、もしK Residenceでしたら伊勢丹は近いなんてもんじゃありませんし、階下にはビレッジグローサーもあるんですね。

だからちょこちょこっとした買い物なら簡単にいけますし、当然、今まで買い物は私にまかせていた(笑)ヨメさんもいつでもでかけられるんですね。雨が降ろうが槍が降ろうが関係なし。

このメリットって半端じゃないんです。

でもま、ヨメさんも長男もKLCC、ブキビンタンには未練はないようですし、「やっぱりモントキアラだろうね」なんて言葉を何度も発していますから、私としては「K Residence」を候補に残しておこうということも言えず。

そして車で約1週間ぶりのモントキアラに戻ってきたわけです。

「ホッとするね、ここ」

これがわれら三人の意見。

やっぱりコンクリートジャングルでは「追いかけられているような感覚」があるんだろうと思います。逆を言えば「高揚感」「やる気」が出る場所でもあるのですが、やっぱり我々はゴールドコーストみたいなノンびりしたところに慣れちゃっているんでしょう、「都会に憧れる」なんて言っていましたが、無理なのかも。(笑)

今回止まっているモントキアラのコンドですが、やっぱりAirbnbで、今まで二度利用したことのある部屋。今回で三度目。

この部屋が気に入っているってわけでもなくて、細かい問題はなくはないのだけれど、今まで滞在していて問題の解決方法ももうすでにわかっていて、気が楽なんです。ワンモントキアラも近いし、歩こうと思えば歩ける距離。

今まであちこち泊まってその地区なり、個別のコンドなり経験し、そして我々に必要なのはどういうコンドかというのがかなり具体的にわかってきました。これも実際に泊まってみてわかったことで、「多分、こうだろう」と想像していたこととはかなり違った感覚を今は持っています。

伊勢丹とかB.I.G.、ビレッジグローサー、ショッピングセンターが至近距離にあることが私達の第一条件でしたが、それも「不安がある」からそう思っていただけで、実際にあちこち泊まってみてわかったことは「買い物は必ず車でいくしかない」ってことなんです。

読者の方から「すぐ近くですよ」とか「歩いて15分程度です」「バスに乗ればすぐ」とかそういう情報も多く頂きましたが、そういう皆さんは「日本的な常識」でそれをおっしゃってると感じました。

日本人って「よく歩く民族」なんだと再確認。(笑)

公共の交通網が発達していますから、電車やバスで通学通勤するのは普通。買い物も同じ。そういう生活をしていると徒歩15分なんていうのは問題にならない距離なんでしょう。そして歩くのに慣れていれば買い物もそれなりの量を買ったり、頻繁に行くようにしたり、ま、あの手この手のノウハウも自然に身につくんでしょう。

ところが私たちは「歩く生活」を全くしてきませんでした。実は東京にいる頃からそうで、常に自動車が基本で歩くとか、電車、バスはほとんど利用したことがありません。海外に出てからはそれに拍車がかかって、それこそ100メーター先のコンビニでも車で行く生活。

嘘だろ?って思うかもしれませんが、私が知っている外国は全て同じで、道路を日中にテクテク歩く人なんて皆無なんですね。これはマレーシアでも同じだと私は思っていて、モントキアラでさえも歩いている人は非常に稀。

ましてや我々の買い物は買いだめする習慣がついていますし、例えばある日の伊勢丹がこれ。

昨日のビレッジグローサーはこれ。

「歩いてもすぐですよ」という情報が我々にはピンと来ないのはこういう理由があります。

それでも近いところを探していたわけですが、何度も買い物に行くうちに、Airbnbに泊まってまともな料理もしないのにこれだけの量になるのがわかり、これじゃどんなにスーパーが近くても歩くのは無理だというのがはっきりわかったのです。

車で買い物をするのが大前提となれば、コンドはそれこそどこでもよくなるわけで、それもAirbnbで実際に泊まってみてはっきりわかりました。

そして車で行く買い物はそれなりに時間がかかりますから普段の日はそんな時間はなく、買い物は土日という、そういうパターンになるんだろうと思います。ウィークデイは引きこもりの生活。(笑)

逆に、「ここはちょっと遠すぎるかな?」と思っていたモントキアラの西の端にあるキアラマスアユリアですが、そりゃ歩いたら大変ですが、車に乗れば数分でワンモントキアラに来れるわけで、では同じクルマに乗るならワンモントキアラの隣のPinesも大差はないんですね。

となれば、どこでもよいとなる。(笑)

ただ車に乗って30分1時間が普通ってのは困るわけで、モントキアラならワンモントキアラ、プラザモントキアラ、そしてパブリカにはすぐに行けますから楽勝だと思うようになりました。またちょっと離れたカーブ、ワンウタマ、TTDIも遠いってほどじゃない。

そしてそして、我々が頻繁に行くようになるはずのサウジャナも近くは無いにしろ決して嫌気がするほど遠いわけじゃない。

ではモントキアラの中のどのコンドにするか?

我々に必要な部屋の大きさからして、それだけで候補はかなり絞られて来るのですが、これからは不動産屋さんと一緒にあちこち見て歩いて、長期で借りるコンドを探すステージに入ります。あちこち泊まって様子を見るのはもう終了。

 
 
 

「にほんブログ村」のランキングに参加しております。是非、応援のクリックをお願いします。