KLに上陸したのが９月の１０日。それからAirbnbであちこちの地域、コンドを経験してきましたが、良い経験になりました。
想像していたことと現実にはかなり大きなギャップがあったし、良さそうに思っていた地域やコンドが我々には合わないのもわかった。逆にノーマークだったコンドに合うものがあるのもわかった。
そして面白いもんで、毎日毎日、自分たちが変化しているのがわかるんです。毎日ってのは大げさですが、１週間経つと全く違うことを考える自分が居る。これはヨメさんも長男も同じ。
自分たちが必要な広さ、部屋数、レイアウトもはっきりしてきましたが、それと同時に「どこでもどうにでもなる」という感覚も出てきました。
「これはないよな」なんて思っていたことでも、「問題ないね」と思うようになって来たのが面白いです。
ま、基本的には私も長男も仕事場さえちゃんと確保できればどこでも良いと考えていて、場所が～～とか、レベルが～～なんてことも思うことは思うけれど、固執するほどでもない。
とにかくヨメさんさえ気に入ってくれればどこでも良いと思っています。
で、それってコンドそのものも大切だけれど、そのユニットにオーナーがどれほど入れ込んでいるかの方が大事で、「空いているからとりあえず貸せるようにしよう」的なユニットはコンドそのものが良くても駄目なのもよくわかったし、今宿泊しているPelangiみたいに古いコンドでもマネージメントがしっかりしていたり、オーナーがきっちりリノベーションして手をかけたところは「かなり居心地が良い」と感じています。
どこに決まるのかなぁ？
特定のコンドを何箇所か決めて、広さやレイアウトも調べてどの部屋が良いのか不動産屋さんに伝えてありますが、そのユニットがレント市場に出ているのかいないのかもわからず、ましてや家具、調度品がアウトならだめなわけで、どうなるのかは全くわからず。絵に描いた餅で終わるかもしれない。となればまた振り出しに戻ってしまいますが、そんなことを繰り返しながら「出会い」を待つしかないんでしょう。
また不動産屋さんも紹介して頂いた不動産屋さんですが、かなり詳しく膨大な知識量にびっくりしました。たとえば「XXXのコンド」の話題になった時、そのコンドには広さがXXXXX,XXXX,XXXXの３タイプがあって向きが良いのはどういう部屋で、XXXXは止めたほうが良いとか、個別の部屋の情報まで持っていた。まるで資料を見ながら話している様。
その彼女に「XXXXのXXXXに良いのがある」なんて言われると、全くノーマークだったところでも見てみたくなります。
そしてネットのレント情報を見るとかなりの物件数があるコンドでも、良い部屋はかなり少ないのもわかってきた。また我々の気になるコンドは「パーシャルファーニッシュト」が多いとのこと。冷蔵庫じゃクーラーじゃ洗濯機などは入っているけれど、家具類はないってタイプ。
広さとしては２５００sf以上の部屋になりますし、そこに家具を入れたらどれほどお金がかかるのかもわかりませんし、家具はユニットに合わせて選ぶわけで、もし自前で揃えたら次に引っ越しをするときにどうなるんだろう、なんて気になったり。家具のレンタル市場も見る必要があるのかもしれません。
家具に関しては私や長男はあまり気にしていませんし、前にも書いたように「イケヤレベル」の家具でも問題なし。ところがさすがマレーシアでイケアレベル以下の家具を入れているユニットも多くあるようす（高いレントの部屋でも）。で、一番ヨメさんが気にするのはコーディネートです。そして壁が赤い部屋、緑の部屋が混在するようなところ、水玉模様のカーテン、壁紙があったらそれだけでヨメさんは「ダメ出し」をしますから、どうなることやら。
家具を買わないで済んで、そこそこシンプルでアーバンスタイルのユニットがあれば良いんですが・・・。
こういうのも良いなと思うのが、両親や姉が借りているコンドでの住み方。そこそこ気に入っていて７年間住み続けていますが、部屋は元々はフルファーニッシュトで全ての家具がついているユニットだったものの、気に入らないものはどんどん買って入れ替えています。
結果的に、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、乾燥機、ソファーみたいな主要なものも自費で入れ替えた。もちろん掃除機じゃ扇風機だの小物も入れ替えた。でもダイニングテーブルとか各部屋のベッド、調度品はそのままみたいな。
自分の好みとぴったり合うユニットがあるはずもなく、でも「絶対に妥協したくないもの」もあるわけで、そういうのを入れ替えるだけで快適に住めるユニットであれば上出来だと思うようにしています。
楽しみ、楽しみ。