カイワレ大根があるだけで随分食生活が変わると思っていまして、マレーシアに来たらまずこれを作ろうと思っていました。それと三つ葉。
カイワレ大根の栽培なんてこれほど簡単なものは無いってほど簡単ですので、全く問題なく育てられるだろうと思っていたんですよ。
ところが上手く行きません。
発芽が揃わない。(T_T)
4日目です。
発芽が揃わないとカイワレ大根にならないので、今までは種を一日、水に浸けていました。
ただマレーシアは暑いですし、浸けすぎて腐ることもあると思い、4時間程度浸けました。それを蒔いて4日目が上の写真。
試しに水に浸けないで蒔いたものがこれ。
これが不思議なのは、発芽が揃わないというより、発芽しない種も結構あるということ。
どうしてですかね?
私が考えるに、発芽が揃わないというより、「スタートの早い種がある」みたいな感じもするんですよ。
「よ~~~~~い、スタ~~~~ト!」と発芽するはずなのに、
「よ~い、スタ~~~~~ト!」とフライング気味のやつが多いんじゃないかと。(笑)
発芽率が悪いのももしかしたら暑すぎて腐った可能性もあると思ったのですが、変な匂いもしないし、発芽しない種を指で潰してもベチョっとはならない。
それとですね、気温が高いので「水の蒸発もかなり早い」様子。
私としてはマレーシアの湿気はかなりあるので、水やりに注意する必要はないと思っていたんです。そもそも種まきの時点で十分な水はあるし、ゴールドコーストで作っていたときには「究極の手抜き」を追求していましたので、「水やり回数は極力減らす」方法を取っていました。
つまり、それなりの水を与えておくということ。
ただこれって「腐りやすい」ってことでもあって、マメな人は毎日水を取り替えるぐらい。でも私は「収穫時まで水は取り替えない」のをモットーとしてやっていました。だって、面倒くさくてしょうがないじゃないですか。
とりあえず、腐りはないですが、乾きも早いようなので水をもっと多くやらないとなりませんが、それこそ次は水攻め状態になって、伸びが悪くなる。
「水の量を増やす」のではなくて「少量の水を頻繁にやれば良い」ってことなんでしょうが、どうもそれだけじゃないような気がします。
マレーシアの「暖か過ぎる環境」でどう作るべきかが良くわかりません。
そもそも種の在庫は冷蔵庫に入れておくほうが良さそうですし、水に浸けておく時間も冷蔵庫に入れておいて、十分水分も吸って動き出しそうな時に「外に出す」ってのが良さそうな気はしています。
正直な所、カイワレ大根程度で悩むことになるなんて想像もしていませんでした。
もう一日二日、暗いところに放置して、その後、明るいところに出してあと2日で出来上がるはず。
どうなりますか。
もしかすると、今まではこれがベストだと思っていた、「培地にポリエステルコットンシートを使う」ってのも環境が変われば通用しないのかも知れない。
意外にもっと簡単に「キッチンペーパー」を数枚重ねて湿らせて、朝夕二回の霧吹き程度の方が良さそうな気もします。
手間暇をかければどうにかなりますが、面倒くさいと作るのも嫌になりますから、いかに手を掛けないかを追求したいのですが、マレーシア流はどうすればよいのやら・・・。
何か良い案はないですかね。
希望としては、
○ 水は毎日取り替えるなんてことはしない。
○ 水やりは最初と途中に一、二回だけで、収穫まで(8日後)までもたせる。
○ 発芽を揃える。