ビレッジグローサーでお寿司の盛り合わせを買いました。家族用。
その他、もろもろを持ってレジに行ったわけですが、ここで事故発生。(笑)
レジにいたのはインド人の男性ですが、袋に不定形のものを入れた一番上にその「寿司の盛り合わせ」を入れたんですよ。「危ないなぁ・・」と思った瞬間、ものの見事にそのお寿司は袋の中でひっくり返った。
倒れるにしてもまだ90度までならどうにかなる。でも90度以上倒れると寿司盛りは悲惨なことになるわけです。ネタとシャリはバラバラ、そして軍艦巻きは・・・・。
あーーあ、と思いつつ、彼は悪びれた態度もないので、「キャンセルできる?これじゃ寿司じゃないもの」と控えめに言ってみました。でも彼はちょっとバツの悪そうな顔をして何も言わない。
「オーケー、オーケー、ネバーマイン」と私はすんなりそれを受け取りました。
変われば変わるもんで(笑)、前なら「この、バカ野郎が~~」と切れるところですが、こういうことにも慣れちゃったんですかね。
腹が立つより、「彼は今までも、これからもこれを続けるんだろうな」と思って、なんだか可哀想、哀れみの気持ちが出てきちゃうんですよ。
でもきっとそれも相手を馬鹿にしている感情で、本来なら「君ね、これは別の袋に入れるとか、一番下にいれるとかしないとね」みたいに言うべきなんでしょうが、言っても通じないだろうという別の感情がでてくるんです。そして「こういうことが起きる国」だというのがわかっているのに、放置して彼に任せた自分が馬鹿なんだと思うわけです。「あ、それ、俺が入れるから」と受け取ってしまえば何も起こらなかったはず。
マレーシアって私が知っているありとあらゆる国と違っていて、一体彼らとどうつきあったら良いのかがまだわかりません。
でも問題は家に帰ってからなんですね。
悲惨なことになっている寿司盛りを見て、ヨメさんがなんというか。黙っていることは絶対に有り得なくて
「ったく、あんたって本当に気がきかないわね」ぐらいのことは言うはず。まさか店の人間がこんな風にするとは全く想像していないはず。
でもヨメさんは「どうして取り替えてもらわなかったの?」と権利を主張するタイプでもないのだけれど、その分、私が言われる。(笑)
「冗談じゃないよ。これは店のやつが・・・」と言い訳をするのもなんだか面倒な気がしてくるわけです。
「ああ、ごめん」と言ってしまえばそれで終わる。
なんだかあっちもこっちもわけわからないやつばかりで、一体どうすりゃいいのやら・・・。
リスク管理をしっかり勉強しなくちゃだわ。(笑)
ヨメさんはまだあの寿司を見ていない。何を言うかな~~~。(笑)