「青じそ」がグングン育っている【家庭菜園】

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しかし皮肉なもんですねぇ。私がどうしても育てたかった「三つ葉」は下手な実験をして全滅の危機。ところが「無くてもいいや」と思っていながらヨメさんの「育ててよ」の一声で育てだした「青じそ」は順調に育っています。

かなりの勢いで、毎日見ていても育っているのがわかります。

背丈も大きくなってきた。

今日は3月27日ですが、1月30日はこんなおチビちゃん達でした。

2ヶ月でこのぐらいにしか育たないのかって思います?実は私はそう思っていて、途中で大きくならないのでおかしいなぁと思っていたんですよ。でも「全滅覚悟」でゴールドコーストで水耕栽培をしていた時の「2倍の液肥」を与えたんです。肥料って多けりゃ良いわけじゃなくて下手すりゃ発育障害を起こすし結果的に死んでしまうこともある。

ところがですね、3日後から目に見えるようにグングン育ちました。\(^o^)/

肥料の効きが悪いのは高温多湿のせいもあるんじゃないかと思いますし、実は私は水耕栽培は結構経験していますが、普通にこのように「土を使う栽培」ってのは全く知識がないんです。だから肥料にしても土で育てるならこのぐらいの量が必要なのかどうかもわからない。でも少なくともその液体肥料に書いてある「分量」から考えても多すぎる。不思議だ~~。

でもま、教科書は教科書で現実は現実ですから、この線で行けば良いのでしょう。

ここまで育てば十分かというと全然駄目で、人間で言うと中学を卒業する辺りですかね。これからが本番。大人の仲間入り。

青じそでも花でも「大きな株」にするには必ず「摘心」をしますよね。いわゆる天辺の「成長点」を切り取ってしまう。するともう上には育たなくなって横に枝を出すようになる。これを2回ぐらいするだけで横にも広くこんもりと大きく育つ。今のところは真っすぐ伸びているだけで、全体的にこんもり見えるのは「株数が多い」ってだけの話。

ですからそろそろ摘心をしようかと思っています。

そしてですね、赤道に近く日が短いマレーシアではこのぐらいになると「花芽」を出してもおかしくない大きさなんですね。青じそも「子孫を残すためだけ」に生きているわけで、(日が短いと秋になると大葉は思うわけで)どうにか花を咲かせて子孫を残そうとする。

それが自然の流れですが、青じその葉を摘んで食べる私達にとっては都合が悪い。花を咲かせて実がなればそれはその株としてのしごとは終わりですから、あとは死を待つのみ。葉も食べられなくなる。

だから花芽は摘まなければならないし、花芽を出さないように「人工光」を使って「まだ時期じゃないよ~~」と騙さなければならない。

それがこれからの時期だということ。

今のところは花芽を出していませんが、花芽が一つでも出てきた時にはとうぜんそれを摘みますが、このポットそのものをベランダから移動させて「人工光の下」で育てようと思います。今の場所のままで夜は人工光を当てられればそれが一番なのですが、ベランダに電気スタンドを持ち出すのも気が引けますから、完全に室内に入れて人工光だけで育てるつもり。

その時には一日18時間程度人工光を当てようと思います。これなら「短日植物」の青じそが「日が短くなって秋になるからそろそろ花を咲かそう」と思わなくなるんですね。「まだ夏真っ盛り」だと勘違いする。

これをやらないと日本でも長く育てられませんし、四季がはっきりしていれば「夏至」を過ぎたら多くが花芽を出して「終わりに向かって邁進」してしまうことになる。

マレーシアは赤道に近く、「常に日が短い(日本の夏に較べて)」わけですから、青じそは早く花芽を出さないと大変なことになると思っちゃうんですね。「ここは一年中夏だから慌てなくても大丈夫だよ~~」なんて言い聞かせても駄目。(笑)

人工光をあてなければ、ある早い時期に「必ず花芽を出す」ようになるはずですが、かと言って一般的には「人工光を当てる」なんてことはしないでしょう。でも「出て来る花芽は全て摘む」ことをすれば結構長く育つのかもしれない。あるいはこのままでもあと1ヶ月程度は葉を食べるのに全く問題がないとすれば、ある程度の大きさまででOKと割り切ってしまう方法もあるんでしょう。

その代わり、2,3ヶ月に一度は「新たに種まき」をすることになる。

青じそは「挿し木」でも育てられますから、種をまかずに挿し木で増やす方法もあるんでしょう。ただ私はそれをやった経験もありませんし、基本的に青じそは「新しい種から育てる」のが「美味しい青じそを得る基本」ですから、挿し木、挿し木で何代も命を延ばした場合「どういう味の変化」が出るのか全く想像がつかず。

でももし親株と変わりがないとすれば挿し木で増やせば面倒なことはないと思います。苗を大きくする過程で必ず「摘心」あるいは「切り戻し」で横に伸びるようにしないとなりませんし、その時に切り取った芽を挿し木とすれば良いのかもしれない。

この辺は未経験ですので、摘心する時に切り取ったものを挿し木して増やそうと思っています。きっと今年の7月頃にはその挿し木の挿し木である親から数えると孫株も出来るでしょうし、その時にはかなりのことがわかるようになるはず。でも今の時点では何もわからず。

今まで青じそ作りに真剣になれなかったのは、ゴールドコーストでも周年栽培に成功していたものの「美味しくなかった」からにほかなりません。観葉植物じゃありませんから、美味しくなかったら意味がないですもんね。

そんな話をヨメさんとしていたところ、「そんなことないわよ。これなら十分美味しいし、使える」とのこと。\(^o^)/

私は味が薄いなぁと思うのですが、家庭菜園ではこのレベルなら及第点はとれるのかもしれない。

ただ美味しい大葉を作るには「日を多くあてないこと」以外に「虐めて育てること」「肥料を控えること」が分かってきましたので、それなりにやってみようと思っています。

 
 
 

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