「酉玉@パブリカ」はやっぱりいいなぁ

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我が家は「どこかに食事に行こう」という話が出てもなかなかすんなりきまりません。

今日じゃなくて明日にしようとか、あの店は行きたくないとか、もう飽きたとか、XXXXXなら良いなとか、3人が言いたいことを言う。

ところが「酉玉へ行きたいなぁ・・・」なんて話が出ると、「うんうん、行こう行こう」とすぐ話が決まる。

3人で行っても「XXXを何本」とか注文することはなくて、それぞれが勝手に別々の客のように注文するようになりました。でもそれじゃ焼き方の古川さんにも悪いので、「そろばんを食べる人~~~」「はーーい」「はーーい」とか一応挙手で注文の取りまとめをするのですが、それは最初だけですぐに勝手にやりだす。

我が家にはB型はいないんだけどなぁ。(笑)

酉玉にもかなり慣れてきて、食べるものもほぼ決まってきました。せせり(首の肉)の一部である「そろばん」は家族全員大好きで必ず頼むし、あとで追加もする。その他、私が好きなのは「皮」「心残り(ハツの血管)」「ちょうちん(キンカン)」「つくね」「モミジ」「ぼんじり」とかその辺。大体が「小さな部位でコリコリ歯ごたえの良いもの」って感じかな。それでいて「かしわ」「ネギマ」「ささみ」「手羽」とかありきたりのものはまず頼まない。

それらを一本ずつ食べながらおチャケをチビチビ飲むのが幸せ。

食べ方も慣れてきて、一本一本の量が少ないですから「お腹を一杯にする」つもりで食べると連続で食べ続けて終わりがないのもわかってきて(笑)、やっぱり「焼き鳥屋は【お酒を飲みながらおしゃべりする場所】」なんだなぁと。

でも前にも書きましたが、やっぱり焼き鳥だけで「食事にはならない」わけで、どうしても最後は〆が欲しい。

ところが酉玉には〆で食べるものが少ないのね。「(柳川みたいな)親子丼」と「酉玉丼(そぼろ丼)」ぐらいしかない。

今回は「酉玉丼」を食べたのですが、そぼろがこれまた私の大好物でそれは嬉しかったのだけれど、上に「正肉の焼き鳥が2本」乗っているんですよ。

これってなんか場違いじゃないか?って思うわけで、焼き鳥を食べ終わって「さぁ、〆よう」と思った時にまた焼鳥が出てくるわけですよ。そしてですね、この丼の上に乗っている2本の焼き鳥は焼き方の古川さんが焼いたものじゃなくて、厨房で焼いたものなのね。

「焼きすぎだっつーーの」

固いってほどじゃないのだけれど、古川さんが焼くような絶妙な火の入り方じゃない。

これ邪魔だなぁ・・・・なんて思いつつ、邪魔だから食べないわけでもなくて(笑)、食べたくもないし(美味しくもない)余計な物を2本追加した形になる。

そしてそぼろ丼にしても親子丼にしても「焼き鳥屋らしい丼」なわけで、本来ならそうだからこそ〆に良いのかもしれないけれど、私にしてみると「焼鳥の延長戦」みたいなもんでうまい具合に「終わり~~。食べた~~」って感激がないのね。焼き鳥がいつまでもダラダラ続く感じしかない。

やっぱり「焼き鳥屋は飲み屋」であって、食事としては完結しないと思う。

じゃぁ〆に何があればよいのかと考えても、昔はどうしていたかなぁと思い出してもよくわからない。俺は何を食べたいのだ?と自問自答しても答えが出てこない。

なんででしょうねぇ。

やっぱり「次の店に行くぞ~~~」ってことなのかもね。

でもこんなジジーになると次の店に行く元気もないし・・・。

息子に聞くと「綺麗な女性」がいる店もあるらしいのだけれど、なんだかいかがわしい店のような感じもする。(笑)

気の利いたスナックでもあればなぁ・・・。

この酉玉って一人で来ている客も多いようで、それはよくわかりますわ。もし私がオフィスでも構えていれば、家に帰る前、あるいはどこかに行く前に「ちょこちょこっと酉玉でつまんでいっぱい飲もう」って思いますもん。で、「食事は家で食べる」か「次の店で飲んだ後にラーメン」か。(笑)

ま、どちらにしても良い店だと思いますわ。

食べ方、飲み方をちゃんと考えれば目が飛び出るような金額にはならないし。(^o^)v

酉玉が気に入ればそれだけに気になるのがスバンジャヤの「炭家」。一度行こうと思ったんですが、予約も取れないほどの繁盛店なのね。

その内・・って思うのだけれど、スバンジャヤってかなり遠いし、お酒も必ず飲むから自動車でってのも気が引ける。Glabを使ってもタクシー代が結構な額になりそう。

なーんてことを言っているといつになっても行けないから、来週にでも行ってみますかね。

 
 
 

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