ソフトバンクの社債は見送ることにしました

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先日紹介したソフトバンクの高利回りの社債ですが、今回は見送ることにしました。全力投球ではなくて軽く行ってみるのも良いかと思っていましたが、それもやめることに。

理由ですが、やっぱりリスクです。私が取れるリスクを上回っています。

簡単に説明しますと

◯ 永久劣後債である

◯ ハイブリッド型で、ソフトバンクの「都合や変化」で利払いが止まったり、6年、10年と言われている償還が伸びたり、株式に変換されることもあり得る

◯ これは昨今ソフトバンクがサウジアラビアと一緒に始めた「10兆円ファンド」の為の資金であること。そしてそのファンドの「進み具合」で上に書いた変化が起こり得る。つまりソフトバンクが自社のリスクを「投資家に振った」ってこと

正確にいうと違うところがあると思いますが、調べている途中で「こりゃ無理だ」と思いましたが大雑把な考え方は上の通りで、通常の債券とは「全く違う債券である」というのが私が見送った最大の理由です。

この手の債券は「ハイブリッド債」「COCO債」などで検索するとどんな債券なのか見えてくると思います。

これは昨今の「金融機関」が多く出しているようですが、一般の事業体の場合は金融機関とは全く違うので素人の私にはリスクが全く読めないんですね。また前に書いた通り、ソフトバンクはかつて(今のSBI)の北尾氏と組んで「錬金術」で大きくなってきた会社ですから、かなり「危なっかしい」ように見えるわけです。ソフトバンクが今までに大きくなるまでには「裏」でいろいろ噂されたり、(ネット上への)内部告発もあったり、「よく見えるように飾る(粉飾という意味ではない)」のがうまい会社でそんなことも私が及び腰になる理由でもあります。

ただ、随分前にここに紹介したソフトバンクの債券は普通の債券(当時の利回りは6%)ですので、【もしそれと同じなら】、多少「増やしてみる」ことも良いと思っていました。

でもそれとは全く性格の違う債券で、私には「判断は不可能」という結論です。

でも市場では人気がある様子。

 
 
 

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