「炉端や@パブリカ」は良い店だと思う

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パブリカに居酒屋が何件かありますが、ヨメさんと二人で「鮮家」に行こうと思ってパブリカに行きました。

鮮家って私が一目置いているゴールドコーストに一号店を作ってからオーストラリア中、そしてマレーシアに「天」「華家」「鮨家」などを展開している「スシトレイングループ」の一つ。あのグループのポリシーってのは昔からよく知っていて妥協の嫌いなY社長の仕事ぶりもわかっているつもり。商売が非常に上手い人。

でもパブリカの鮮家でランチタイムにいろいろ食べたら美味しくなくてびっくりしたことがあります。エビチリなんて我が人生で一番まずかったくらい。レバニラとか居酒屋の定番も塩加減が頼むものによって違ったり、どうにもならないな、と。

ただ最近、ランチタイムにランチを食べたり、それなりのシェフやスタッフしかいないときに食べたものでその店を判断するのは間違えかもしれないと思うようになりまして、鮮家もあんなひどいはずがないと夜に行って確かめてみようと嫁さんと話していたのでありました。

ところが~~~

パブリカの鮮家の並びに「炉端や」なる店がありまして、ヨメさんがそこに行ってみようとうるさいうるさい。

店を見た感じは「日本の店のマレーシア支店」には見えない、つまり、「なんちゃって和食店」に見えるんです。

やめようぜ~~~、行こうよ~~~、と話になれば勝つのは誰だか決まっているわけで、とりあえずちょっと頼んで美味しくなかったらすぐに当初の予定の鮮家に行こうと思っていたんです。

でも、期待は良い方に裏切られました。結構美味しい。

私は居酒屋は「枝豆」でその店を判断するのがくせになっているのですが(和食店は「茶碗蒸し」)、これが結構まともでした。

次に来たのが居酒屋の定番で、あれば食べたくなる「レバニラ」。

これが美味しくて、もしかしたらマレーシアで食べたレバニラの中でこれが一番かもしれません。

最初はビールを飲むのがいつものパターンですので、ビールに合う「ゲソの唐揚げ」も頼みました。

見るからに「揚げ過ぎじゃない?」と思いましたが、まさに揚げ過ぎでヨメさんは固くて食べられないと。でもしっかり縄文人のDNAを受け継いでいる私にしてみると「ビールのつまみにはこれが良い」と思ったくらい。水分が飛んじゃってますので、チンタラ食べても問題がなくて、それこそ「乾き物」のつもりで食べれば良いだけのこと。(笑)

飲み物を焼酎に変えようと思ったのですが、この店にはチューハイがない。しょうがないのでボトルキープできるということなので焼酎をボトルで頼んで水、氷、レモンも注文。

牛タンの塩焼き。これもそこそこ美味しいと思いました。決して美味しい~~ってわけじゃありませんが、牛タンの「そこそこの部位」を使っていて、安酒場の硬い牛タンみたいなことは一切なし。

餃子も美味しい。というかいわゆる日本の昔ながらの駅前中華の餃子。ヨメさんは私の作る方が美味しいというけれど、私が作りたいのはこういう昔からの日本の普通の餃子。(笑)

ま、その他、何品か頼みましたがハズレはないし、合格でした。またメニューを見るとなんでもありの店でコンロをテーブルまで持ってきて食べる「鍋物」もあれば、店の名前の炉端やらしく鮮魚もある。寿司、天ぷら、焼き鳥、何でもあり。

でもスタッフに聞いたところオーナーはローカルチャイニーズで日本人シェフはいないとのことなので「刺し身系」「鮮魚系」はこの日はパスしました。

でもねぇ、スタッフもみんなちゃんとしているんですよ。ダラダラしていないし「日本的なサービス」をするのね。丁寧だし。

店を見ていると「中年の黒服を着た女性」がいて、彼女が目を光らせているのがわかる。いわゆるよくある「中華料理屋」の雰囲気。

スタッフの気の効き方も結構やるじゃんと思うくらいで、サービス満点。こちらが何かお願いする前にパッと気がついてすぐに動く。これってマレーシアでは珍しいどころか、下手すりゃ今の日本でも負ける店はいくらでもあるんじゃないかと思いました。

良いわ~~、この店。きっとこの店のオーナーってこちらでちゃんとした中華料理屋をやっているローカルチャイニーズじゃないかなぁ。コンセプトがしっかりしているのを感じました。店の見た目はお金がかかっているようには見えないけれど、炉端焼き屋、居酒屋としては十分なわけで、見えないところにきっちりお金をかけている店かもしれないと思いました。板場があるのですが、奥にも調理場があって、そこをちょっと覗いたら「うるさそうな中年の中国人」がああじゃこうじゃ指示をだしてやっていました。

客もかなり入っていて繁盛店。6時ぐらいなら大丈夫だけれど、ちょっと遅い時間は予約がないと無理かも。

金曜土曜の夜には「日本人の生バンド演奏」があるらしい。

この店はリピート大アリです。今度息子を誘って行ってみよう。

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