「上海蟹」の季節になりましたね~~

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気がついたらもう上海蟹の季節。

あちこちのホテルやレストランで上海蟹のプロモーションが始まっている。

さて、どうしましょうかね。

去年は「マレーシアで初めて」の上海蟹でしたので楽しみにしていました。ドラゴンアイでプロモーションをやっているのをネットで見つけ(今年も10月15日から)で行ってみたところ、まぁ本当に小さくて可愛い上海蟹しかなくて、諦めたことがあります。で、その時に北京ダックを食べたらかなり美味しくて「瓢箪から駒だね」なんて話になりましたっけ。その時から北京ダックはドラゴンアイに決めています(パビリオン店など数店舗が北京ダックをウリにしている)。

でも上海蟹を食べたいという欲望は抑えきれず、クチャイラマにある「茶王之家」へ行くことに。でもここでも比較的大きいのは在庫になくて、一番大きいのを選びましたが、結局は小さいのを食べましたっけ。3人で、オスメス一匹ずつ。

昔、日本にいる頃にはたまに食べた上海蟹ですが、時代の流れなんでしょうか、あの当時の大きさの上海蟹はいないのか、高価すぎるのか、どこにもない様子。香港で食べた時もあんな小さな上海蟹じゃなかった(今みたいに高価でもなかった)。でもオーストラリアに渡って25年、上海蟹の存在さえも忘れていました。オーストラリアに上海蟹はなかったのか?う~~む、聞いた覚えはないなぁ。シドニーやメルボルン、あるいは高級中華店にはあったのでしょうが、ゴールドコーストの田舎者には上海蟹との縁はありませんでした。

それこそ何十年ぶりに食べたマレーシアはクチャイラマ「茶王之家」の上海蟹ですが、美味しかったことは美味しかったけれど・・・・、なんだかイマイチの感じがなきにしもあらず。

でも年に一度の上海蟹ってお祭りみたいなもんだからあれで良いのだろうと思ったり。

で、今年も上海蟹の季節が来た。

どうしますかね。

きっと今年はパスだろうな。上海蟹を食べたいとは思うけれど、去年と同じだろうと思うとワクワク感がない。

ヨメさんが上海蟹の季節だと気が付かないことを願うばかりなり。(笑)

ああ、それと去年ですが、中国での上海蟹の汚染で大騒ぎになったんですよね。何百キロという上海蟹が回収されたり、上海で有名な大手の業者二社からの上海蟹に輸入販売禁止措置が取られた(日本での話)。その二社で香港の上海蟹の8割を供給しているという大手。そのうちの一社は「太湖」という養殖業者で、な、な、なんと私達が食べた「茶王之家」の上海蟹は「太湖」のものでした。(@_@)

でもま、ジジババになって発がん性物質が怖いわけでもなくて、美味しいなら良いと開き直ってみたり。(笑)

とはいうものの、食べた後に発がん性物質が入っていたとか、その供給元が販売禁止措置になったとか聞くのはしょうがないにしても、食べる前にそれを知ったら「やめようぜ」ってなるのは多分間違い無し。

さて、今年の上海蟹はどうなんでしょうか。去年のような危ない情報は今のところは一切見つからず。

しかし上海蟹って高すぎると思うのは私だけかなぁ。年に一度の食べ物と思えば、正月料理みたいなもので細かいことは考えないってのもあるんでしょうが、私としては「価格と美味しさ」がマッチしていないと思います。豊かになった中国人が「ご祝儀相場」で買い上がっているんじゃないかと思ったり。中国の正月の時期になるととんでもない値段になる「シナマナガツオ」と同じで、日本男児の私としては面白くない。

そういうのに乗らされることそのものが私としては気に入らないわけで、でも美味しい上海蟹は食べたいし・・・・。

そんな時にふと思うのは、日本の「モクズガニ」を食べたいってこと。日本なら楽天で簡単に手に入るし、中には四万十川のモクズガニなんてのもあったっけ。ちなみに上海蟹は「チュウゴクモクズガニ」。

日本ではモクズガニなんて田舎に行けばいくらでもいて、子供たちのおやつみたいな時代もあったんですよね。東京育ちの私でも若い頃に何度か食べた覚えがあります。でも当時は「上海蟹」なんて存在は知らなかった。上海蟹を生まれて初めて食べたのはどこだか忘れましたが、これってモクズガニじゃんって思ったっけ。九州の田舎育ちのヨメさんはモクズガニは良く食べたそう。バケツ一杯100円とか。(笑)

日本のモクズガニは上海蟹と季節が違うという話を聞いた覚えがあるんですが、ちょっと調べてみました。8月から解禁になる地方もあるようす。また上海の上海蟹ですが1年中流通しているようで、美味しいのがこの時期ってことなんでしょうね。特にメス。内子を抱える時期。

日本のモクズガニですが場所によって違うのでしょうが、楽天ではオスでもメスでも「活」の大型で一匹1500円ぐらい。いいなぁこういうの。でも重さは130-170グラムですと。うーむ、これが特大ですかぁ。5-10匹のセット1キロで3000円から5000円ぐらい。大きいのが入っているセットは高い。冷凍モノもあって一年中売っている様子。

私はこういうのを買って家で茹で上げて、年に一度の「食べ放題じゃ~~~」って方が嬉しいなぁ。ヨメさんに聞くと、モクズガニは潰して「味噌汁の具」にして食べることが多かったと。やっぱり小さいのが多かったのかな。でもそれも美味しそう。食べてみたい。

う~~む、上海蟹かぁ・・・・・。私としては美味しいズワイガニ(松葉ガニの必要はない)とかやっぱり毛ガニが良いなぁ~~~~。

SS15にある寿楽では「いつでも言ってくれれば日本から取り寄せますよ~~」ですと。寿楽は価格がこなれているし、寿楽で毛ガニなんてのが実は一番賢かったりするかも。

そういえばユニークシーフードっていう中華料理屋がありますよね。我が家は中華で活魚というと安くて美味しいチッタモールにあるユニークシーフード(奇怪海鮮酒家)(ペタリンジャヤよりチッタモール店の方が良いと思う)なんですが、あの会社が卸もしているのね。SS15の寿楽はその仕入れルートもあるようで、アワビでもロブスターでもミル貝でも、あるいはどんな活魚でも手に入るので、和食として調理してもらえる。グルーパづくしもオススメなんて言ってましたっけ。

ちなみに私もユニークシーフードで、「魚だけ買えるのか?」と聞いたことがあるんですが「OKです」と。でも料金はあそこに提示してある料金。あれって調理込の料金だからそれじゃ面白くないとケチな私は思ったり。(笑)

う~~む、それはそれ、上海蟹は上海蟹かな?

上海蟹を食べるべきか食べざるべきか、それが問題だ。

寝ずに考えてみます。(笑)

 
 
 

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