「Iketeru(池輝)@ヒルトンホテル」でランチ。高くてぶったまげた~~

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ヒルトンホテルのIleteru(池輝)でランチを食べてきました。

この和食店に行くのを楽しみにしていたんですよ。ここがそこそこ美味して価格がこなれていたらヒルトンホテルのプレミアムクラブに入ろうと思っていたから。いわゆる会員制の「食事が50%引きとかの特典」があるクラブ。ホテルの食事、特に和食は高いですが、半額になれば良いですもんね。

HILTON Premium Club

店に入ってびっくり。客がかなり入っていました。こういうホテル内のレストランがお客で一杯って他のホテルでも見た覚えがありません。

こりゃ、美味しくて値段もこなれていると思うじゃないですか。

我々は6人で個室に入ったのですが・・・。

パッと見は良いですが、畳は汚くてササクレちゃってところどころ破けていた。ホテル内の和食店でこういうのを過去に見た覚えがないです。

メニューを見たら目が点になりました~~。ランチセットで(多分)一番安いのがベジタリアンのセットで98リンギ。あとは138~180リンギクラスが普通。

ビジネスランチというか香港からのお客もいたので、そしてわざわざこのレストランで食べましょうなんて言っちゃった手前、普通のランチってわけには行かないじゃないですか。私もこの店が良ければ先々通いたいとも思っていましたから、どんなレベルのランチなのか上のクラスのランチセットにしたんですよ。

一つはこんなの。これは「特選鉄板焼和牛御膳」。

この和牛は硬くて美味しくないとこれを食べた本人は言っておりました。和牛とメニューには書いてありますが、どこのどういう和牛かは書いていない。部位も書いていない。

これが350リンギです。どう思います?そりゃ「素晴らしい【日本の】和牛」なら妥当なのかもしれませんが・・・。

次は「特選寿司と和牛御膳」。これを食べた我が家の長男は無言のまま。美味しかったかどうかはわからず。でも寿司の写真を見てください。マグロは本マグロで大トロもある。でも実はですね、この寿司の大きさって「おままごと」みたいな大きさなんですよ。長さ5センチぐらいかなぁ。体積では普通のお寿司の3分の1以下。でもま全体の量的にはこれで良いのでしょう。

385リンギです。

私が頼んだのは「特選寿司と天ぷら御膳」。メニューの書き方から考えてもここの牛肉は「怪しい」と思いましたし、牛肉には全く興味がわきませんでした。

あれれ、おかしいでしょ?私が頼んだのは「特選寿司と天ぷら御膳」なのにお寿司がない。そもそもこれだって「お米がなくて蕎麦」っておかしくないか?ということで運んできたウェイトレスにこれは違うよと言いましたところ、「特選天ぷら御膳」ですよね?という返事。誰もそれを頼んでいないと応えたのですが、彼女は「作り直すと30分近くかかります」と言うんですよ。

私は「じゃぁこれで良いです」なんていう優しいジジーじゃありませんから、「ではお寿司がないだけだから、お寿司だけ【フリー】で持ってきてもらうなんてことはできませんか?」と聞いたら、「マネージャーに聞いてみます」と。寿司好きの私は天ぷらが無くても良いけれど、寿司がないってのは受け入れられないのだ(笑)。ましてや今回は「今後を決める」ためのチェックでもあるわけで、寿司無しに何も決められません。

その返事を聞くまで私は手を付けられないじゃないですか、ねぇ。もしダメだなんて言ったら「では私が注文したものを作って、これを替えてください」と言おうと思っていたのですが、待てど暮らせど彼女は戻ってこない。

そもそもですね、我々は6人で注文したランチは4種類だったんですよ。ところがこのウェイトレスって本当にどうかしちゃっている子で、その4種類の注文をちゃんと取れないんですよ。数を何度も間違えるのね。コレとコレは2つずつで、あとは1つずつって何回説明したかな。そしてですね、和牛系が二種類あるでしょ。でも彼女は「焼き方」を一種類のランチしか聞かないんですよ。

こりゃ肉が違うのかな?と思って聞いたら、「どちらも同じ鉄板焼きです」というので、どうしてもう一つの肉の焼き方を聞かないの?と聞いたら、ハッとしたようで、焼き方を聞いてきた。

ま、そういう子でした。

待てど暮らせどマネージャーに聞いてみると出ていったままで、私ももうどうでもいいやと思って食べだしたんですよ。そして半分食べた頃ですかね。「お寿司だけ別途にお持ちします」と言ってきた。

そして皆も食べ終わって一息ついている頃にお寿司だけ来ました。

写真だけ見るとそこそこのお寿司に見えますが、とにかくオモチャみたいに小さいし、全く美味しくもなんともありませんでした。本マグロもトロもそれらしい味もしない。でも、これは無料でもらったものだからしょうがない、文句は言うな?

238リンギです。

私は初めての和食店ではまず「茶碗蒸し」を食べてその店を測るのが習慣化しているんですが、茶碗蒸しは美味しいと思いました。炊合せも大衆店とはかなり違う。そして天ぷらですが、こういう大きな店で美味しい天ぷらを期待するほうが無理なんでしょうね、(多少食べるまでに時間がかかっても大丈夫なように)衣がパリパリで硬い天ぷらでした。でも久しぶりに食べた「生ホタテ」の天ぷらは美味しかった。その他は・・・、なんてことないかな。

ま、お腹だけは一杯になりましたが満足感は無しです。

帰ろうかという雰囲気になったころ、ランチには「デザート」がついているはずだという話になって、ウェイトレスに「デザートは何があるの?」と聞いたんです。いくつか聞いた後に「柚子アイス」と「ゴマアイス+金時」を頼みました。

なんてことはなくて、誰もこのデザートを完食しませんでした。

そしてお勘定。

内容をチェックすると「デザートの料金」が計上されているんですよ。「これ、おかしくない?」と聞いたら、「あなた達はコース以外のデザートを注文した」との答。え?じゃぁ、セットのデザートは?誰も何も食べておらず。orz

まさかこれらのアイスクリームの横についてる場違いのような「フルーツを小さく刻んだ物」がランチセットのデザート?

確かに「デザートは何があるの?」と聞いた私達がわるいのかもしれませんね。彼女はメニューに乗っているデザートを答えただけ。でもねぇ、セットにデザートがついていれば、どんなデザートなのか聞くのが普通じゃないですかね。で、数種類あれば、あれとこれとって頼むわけで・・・。

そして会計ですが、このなんてことのない高いだけの料理に++が付くわけですよ。税金とサービス料ね。

もう一度、これを見てください。わけのわからない和牛とやらだけのランチ。これが350で税金、サービス料が付いて400超えでっせ。

支払いはCIMBのカードを使いましたので、20%オフになりましたが、6人のランチとしては「値段だけは凄いランチ」となりました。

店を出てからは、香港から来た客に「美味しくもないランチですいませんでした」と謝らなくてはならないし、踏んだり蹴ったり。挙げ句の果ては駐車料金は80リンギですから、ヒルトンホテルは我が家にとっては決して受け入れることのできないホテルとなりました。(笑)

楽しみにしていた「ヒルトンプレミアムクラブ」ですが、もしそれに加入して、二人で来ればこのランチも半額になるわけですが、

「半額でも食べたいとは思わない!!! σ( ̄┰ ̄ ) ベー 」

困りましたねぇ。このヒルトンの中華のチャイナってどうなんでしょうか。10年前にヨメさんと二人で来た時には良い店だね~~、また来ようね~なんて言っていたのですが・・・。他の店はどうなのかなぁ。

でもまだ私は諦めていません。というか決めていません。プラミアムクラブへの入会ですが・・・・・、捨て金になるのかなぁ・・・。

しかし不思議なのは、店に一杯入っていたローカル。一体どんなものを食べていたんでしょうか。どうもこの店の「天ぷらうどん」は美味しいらしくて、確かに茶碗蒸しや炊合せは美味しかったから「出汁」は良いのかもしれませんね。

でも家からわざわざ天ぷらうどんを食べにヒルトンホテルまで来て、クソ高い駐車料金を払うなんて・・・・、ありえない。

 
 
 

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