水道の蛇口をひねったら出てくる水を飲むのが普通な日本人にしてみると、海外の水道水ってよくわかりませんよね。
こんなニュースがありました。
「旅人必見!世界の中で【水道水の飲める国】を一覧にまとめてみました」(ここをクリック)
アジアでは六カ国とのことで、
・イスラエル
・韓国
・シンガポール
・日本
・ブルネイ
・香港
ですと。アジアと言っても範囲が広くて「この場合のアジアとは、日本や韓国、北朝鮮、中国などの東アジアから、西はカスピ海、トルコとの国境、アラビア半島まで。北はロシアを除きモンゴルとカザフスタンまでを含んで、南は南アジア、ニューギニア島のパプアニューギニアを除く東南アジア全域を含みます。」とのこと。その他の地域に関してはニュースを見ていただくことにして、アジアでもこれしかないんですねぇ。意外でした。かつてグアムには長年入れ込んでいた私ですが、グアムでは普通に蛇口から水を飲んでいました。石灰分が多い水で、ヤカンの内側はすぐに「歯垢の様に(笑)」真っ白の層が出来るような水でしたが、問題を感じたことは一切なし。
ニュースのリストにはマレーシアが入っていませんし、我が家は水道水を「そのまま飲む」ことはしません。理由は簡単で「不純物が明らかに多いから」です。調べてみますとマレーシアの水道水そのものは決して酷いものではないみたいですが、配管が駄目なんですね。私達が住んでいるコンドは「茶色い水がでない」ので洗濯にはそのままつかっていますが、やっぱりそのまま飲むのは怖い。ホテルでも茶色水が出てきたなんてことは数度ありましたし、お店の前に良く並べてある浄水器の「定期的な洗浄」の話を聞くと、浄水器で濾過してあるにしても怖いと感じます。
我が家ではパナソニックの浄水器を使って、それを通した水道水を私と息子は飲んでいます。料理もこれ。
ただヨメさんは持病の「乾癬」に塩素が良くありませんし、その他の「何か」も気になりますのでヨメさんだけは「ミネラルウォーター」を飲んでいます。(お風呂はビタミンCで塩素を中和させる)
でも料理には浄水器を通した水道水。
マレーシア在住の日本人の中には「浄水器を通した水道水でも【必ず煮沸する】」という方もいらっしゃる。
どうするべきなんですかねぇ。
水が茶色かったり、飲んで変な味がすればそりゃ「飲まない方が良い」と思いますが、ではどの程度の性能かもよくわからない市販の浄水器を通したらそれで大丈夫なのかどうか。
これって実は問題かもしれなくて、多分大丈夫だろうと思って飲んでいるだけ。
もしかしたら「簡易水質検査キット」なるものがあるのかもしれないし、一度それを入手して調べてみますかね。それとも飲水として良いかどうかの検査ってそんな単純なものじゃないのかな?
それと気になるのは外での飲食ですよね。
デサスリハタマスの街を歩いていると店の前の歩道のところに大きな浄水器がおいてあるのを見かけますが、あれで濾過すれば問題ないんだろうか。
また浄水器があってもちゃんと手入れをしているところと、古いものを放置しているところもあるんだろうし、気にしだすとキリがないのはわかるものの「実態はどうなのか」を知りたいと思います。私たちは「お店の誠意、ポリシー」に期待するしかないのだけれど、日本人と彼らと「安全な水」に対する考え方ってかなり違うはずですもんねぇ。
ま、外での飲水は「ミネラルウォーター」に決めるのは良いにしても、料理に使う水はどうなのか。火を通す料理ばかりじゃないわけで、アジアでは「サラダにも気をつけろ」なんて話は昔からあるわけで、私たちは一体どうすればよいのか。
家なら「料理も全てミネラルウォーター」とか「浄水器+煮沸」なんてことまでやる必要があるのかどうか。
「そうするべきだ」なんて人もそれなりにいるんだろうけれど、そうしなかったらどうなるのかが全くわからない。
ジジババは今更・・・って思うし、お腹を下したりしない限り大丈夫なんだろうと思うのだけれど、飲料水のプロはマレーシアの水道水をどう見ているのか、そんなことを知りたいと思いました。
ちょっと調べてみてもその辺のことは見えてこないし、所詮、「思い込みの世界」かな、なんて思ったり。(笑)